ワンダーフォーゲル部 日誌

ワンダーフォーゲル

ワンゲル部 夏山合宿 日光・男体山 7/30(火)~8/1(木)

 コース概略:7/30 大宮⇒東武日光=(バス)⇒湯元温泉→湯元キャンプ場
       7/31 (バス移動) 二荒山神社前より男体山往復
       8/1 (バス移動)竜頭の滝→戦場ヶ原→湯滝→湯元キャンプ場 (往路を戻る)
                            [参加 部員12(2年2,1年10) 顧問2 計14名]

 昨年の白根山に続き,日光の名山・男体山(2486m)を目指しました。初日は,湯元キャンプ場への移動です。テント設営後,温泉・夕食,テント泊が初めての1年生もゆったりとキャンプ生活を楽しみました。

 2日目はバスで二荒山神社へ,入山料一人1000円を納め,安全登山を祈願して出発しました。樹林帯の緩やかな道から,岩混じりの急登となる6~7合目辺りがこのコースの核心部です。要所に避難小屋があり,小まめに休憩を入れて,水分・行動食を取りながら登りました。8合目を過ぎると緩やかになり,森林限界になって頂上へ。ここで昼食の大休止,足下に中禅寺湖と戦場ヶ原が広がり,白根山,太郎山,女峰山など日光の山々の展望を楽しみました。往路を下山してキャンプ場へ,温泉で汗を流し,夕食はキャンプ定番のカレーです。ご飯もうまく炊けて,おいしくいただきました。夜も天気が良く,埼玉では見られない星空を眺めることができました。

 3日目は竜頭の滝から戦場ヶ原への散策です。高山植物を愛で,昨日登った男体山を眺めながら歩きました。湯滝に出ると登山者よりは観光客です。雄大な流れに歓声があがります。少し登ってキャンプ場に戻りました。

 今回は,天候に恵まれて,山だけでなく,いろいろな+αの楽しみがありました。この経験を今後の活動に活かしていきたいと思います。

 

    男体山山頂で               湯ノ湖より男体山

  

 湯元キャンプ場で           2日目夕食・カレー      戦場ヶ原で

 

ワンゲル部 7月山行 武甲山(浦山口~横瀬) 7/13(土)

 コース概略:(秩父鉄道)浦山口駅→長者屋敷頭→武甲山→シラジクボ→一ノ鳥居→横瀬駅

                 [参加 部員:2年2,1年11 顧問:2 計15名]

 7月の訓練山行は,秩父の名山・武甲山(1304m)です。梅雨の合間の曇り空,湿度が高く,汗をかかされました。あいにくのガスで頂上からの展望は得られず,冷たい風も吹いてきたので早めの下山。シラジクボから寺跡コースはよく踏まれていて,歩きやすい道でした。一ノ鳥居でおやつのラーメンタイムの後,長い車道歩きで西武線・横瀬駅に下山しました。次回はいよいよ夏山合宿です。

 武甲山山頂で

 武甲山北面

 今回の山グルメはラーメン

ワンゲル部 訓練山行 丸山~虚空蔵峠~正丸峠 6/22(土)

コース概略:西武線・芦ヶ久保駅→丸山(960m)→大野峠→虚空蔵峠→正丸峠→正丸駅

        [参加 部員:3年2,2年2,1年12 顧問:2 計18名]

 現部員全員が参加して,訓練山行を実施しました。西武線・芦ヶ久保駅から丸山(960m)に登り,細かいアップダウンを経て正丸峠,正丸駅に下山しました。関東は梅雨入りしたようですが,天気は良く木陰は爽やかでした。丸山頂上では,材料持ち寄りでデザートのフルーツポンチを楽しみました。1年生は,新しい登山靴での靴擦れがあった者もいましたが,皆,よく歩き通して夏山合宿に向けてよいトレーニングになりました。

  

  丸山山頂で”山”ポーズ              大野峠から虚空蔵峠へ

 丸山頂上でフルーツポンチ

 

ワンゲル部 3年生送別山行 笠山~堂平山 3/16(土)

 コース概略:小川町駅=バス⇒白石車庫→笠山→堂平山→白石峠→白石車庫

            [参加:3年2名,2年2名,1年3名,顧問2名 計9名]

 卒業した3年生の送別山行を外秩父の笠山(837m)~堂平山(875m)で行いました。東上線・小川町駅からバスで終点の白石車庫へ,ここから最短のコースで笠山に登りました。穏やかな晴天のハイキング日和となりましたが,花粉症には厳しい日となりました。北面には所々に残雪がありましたが,登山道にはなく,歩くのに支障はありません。

 堂平山に移動して,なだらかな山頂の芝生で大休止。1.2年生がカレーライスをつくって3年生にふるまいました。少し霞んでいましたが,奥秩父の山々はもちろん,雪を頂いた八ヶ岳,浅間山,上越国境の山々を望むことができました。下山は白石峠を経て白石車庫へ。バスを待つ時間は,3学年そろっての歓談を楽しみました。

 

 笠山西峰で                  堂平山山頂で

 

 堂平山山頂で カレーライス

ワンゲル部 2月山行 皆野アルプス・破風山 2/3(土)

コース概略:秩父鉄道・皆野駅→大渕登山口→猿岩→破風山→桜ケ谷→椋神社→皆野駅

                                                                   [参加:2年2名,1年2名,顧問2名 計6名]

 今年最初の山は,皆野の破風山(はっぷさん:626m)です。標高は低いですが,皆野アルプスはアップダウンが多く,意外に歩きがいがありました。ほぼ樹林帯の登山道でしたが,山頂は南面が開け,百名山の両神山・甲武信岳や秩父の名山・武甲山の展望を楽しみました。北面も男体山などの日光連山,この夏に登った日光白根山も望まれました。ゆっくり昼食を取った後,日当たりの良い南面の桜ケ谷経由の道で,皆野駅に下山しました。

   

 山頂で                    山頂より秩父の山々

   

 皆野アルプスを行く             椋神社

 

ワンゲル部 12月山行 景信山~高尾山 12/16(土)

 コース概略:高尾駅=(バス)⇒小仏→景信山→城山→高尾山ー(1号路)→金毘羅台(夜景観賞)→高尾山口駅
             [参加:2年2名,1年2名,顧問2名 計6名]

 夜間行動訓練&夜景観賞のため,ゆっくりの出発です。12月としては雲が多いものの暖かい日になりました。景信山(727m)には,お昼時の到着,多くの人でにぎわっています。我々も空いているテーブルを見つけ,今回の山グルメは“キムチ鍋”。山での炊事も回数を重ねて上達してきました。野菜・豚肉たっぷりで,相模湖や関東平野を眺めながら舌鼓を打ちました。

 食後は,城山を越えて高尾山(599m)へ。頂上ビジターセンターの展示を見学してお勉強,あいにくの曇りで日の入は見られませんでした。下山は1号路,暗くなってきて所々展望が開けた場所で関東平野の夜景を見ながら下ります。金毘羅台は高尾山の夜景スポットのひとつ,ここでゆっくりと夜景を観賞しました。山・キムチ鍋・夜景と楽しみの多い山行でした。

 

 景信山(727m)                                                            高尾山(599m)

  

 景信山山頂でキムチ鍋                金毘羅台からの夜景

11月山行 奥多摩・本仁田山(1224m)11/11(土)

  コース概略: 奥多摩駅→安寺沢→大休場尾根→本仁田山→大根ノ山ノ神→鳩ノ巣駅

           [参加:2年2名,1年1名,顧問2名 計5名]

 奥多摩三大急登の一つ,大休場尾根から本仁田山(ほにたやま)を目指しました。8月山行以来の1000m越えです。このところ11月とは思えない暖かい日が続きましたが,この日は寒気が入り,曇りの寒い日になりました。安寺沢までは1時間弱の舗装道路歩きで,山道に入るといきなり急登になります。尾根上で一息入れて,少し緩やかになりましたが,所々に急登が現れます。「あそこが頂上か?」とだまされること3回ほどで,1224mの山頂に着きました。樹林に囲まれた山頂ですが,東面が開けていて,関東平野が望まれました。

 今回の山グルメはクリームシチュー,寒さの中でのシチューは最高の味でした。下山は順調で,大根ノ山ノ神を経て,鳩ノ巣駅に出ました。

     

 大休場尾根               山頂で                クリームシチュー

ワンゲル部 月例山(?)行 三浦海岸・岩礁のみち~三崎港 10/21(土)

 コース概略: 京急三浦海岸駅-バス→松輪→剣崎灯台→江崎湾→毘沙門洞窟→盗人狩→宮川町-バス→三崎港-バス→三崎口駅  [参加:2年2名,1年2名,顧問2名 計6名]

 定期考査直後の今回は趣向を変えて,神奈川県・三浦海岸のシーサイドハイクです。松輪バス停から宮川町バス停まで,いくつかの漁港,岩畳,奇岩,砂浜を巡る道は,道標も整備されています。剣崎灯台に上がると,房総の山々や,伊豆大島,伊豆半島の山々が意外な近さで望むことができました。潮位が高く,一部迂回路をとりましたが,普段は見ることのない海の景観を楽しみながら歩きました。特に盗人狩(ぬすっとがり)の岩場は迫力がありました。最後は三崎港へ出て,名物マグロの海鮮丼を堪能するオマケ付き,天候にも恵まれて,楽しい一日でした。

 

  

 ↑剣崎付近で    ↓岩礁のみち        ↑剣崎灯台   ↓盗人狩 

 

  

 

ワンゲル部 月例山行 日和田山~天覧山~多峯主山 9/23(土)

 コース概略: 高麗駅→日和田山→巾着田→高麗峠→天覧山→多峯主山→吾妻峡→飯能駅

                  [参加:2年2名,1年2名,顧問2名 計6名]

 ようやく猛暑が去りましたが,秋雨前線で,湿気の多い曇り空の日となりました。日高の名山・日和田山(305m),飯能の名山・天覧山(195m),多峯主山(とうのすやま271m)と低山ですが,三山をつなげて充実した1日になりました。途中の巾着田では「曼珠沙華まつり」(入場¥500)が開催されており,いっぱいの彼岸花と屋台のグルメを楽しみました。高麗峠を越えた,ほほえみの丘で昼食,皆でつくったインスタントラーメンも,外で食べるとよりおいしく感じました。最後は吾妻峡(入間川)へ出て飯能駅へ。いろいろな楽しみの多い山行でした。

 

↑ 日和田山 山頂で              ↑ 巾着田で

 

 ↑ 曼珠沙華                ↑ 吾妻峡に下る

 

 

 

ワンゲル部 夏山合宿 日光白根山(2578m) 8/2(水)~4(金)

コース概略:8/2 大宮⇒東武日光=(バス)⇒湯元温泉→湯元キャンプ場

 8/3 湯元キャンプ場→前白根山→日光白根山→五色沼→五色山→湯元キャンプ場

 8/4 (往路を戻る)       [参加 部員7(2年2,1年5) 顧問2 計9名]

 今年の夏は,2泊3日で深田久弥の『日本百名山』のひとつ,日光白根山(2578m)を目指しました。通勤時間をずらして大宮駅集合,「まるごと日光東武フリーパス」は湯元温泉までのバス代も含まれているのでお得です。初日は,湯元キャンプ場まで,冬はスキー場になる開けた草原の気持ちのよいキャンプ場です。トイレが少し離れていますが,炊事場は屋根付きでしっかりしています。

 2日目は朝5時半スタートで日光白根山へ。スキー場を抜けると標高差500mの急登です。尾根に上がると緩やかになり,前白根山(2373m)で森林限界です。展望も開けて後方に中禅寺湖と男体山,前方には五色沼の上に堂々と日光白根山(2578m)がそびえています。足元には所々,高山植物の女王と呼ばれるコマクサが咲いていました。避難小屋まで少し下って最後の急登で頂上へ,群馬側からの登山者でにぎわっています。少し雲が出てきましたが,尾瀬から日光の山々の展望を楽しみました。下山は弥陀ヶ池を経て五色沼へ,ここから五色山に登り返します。五色山を越えるあたりから雨が降り出して,次第に猛烈な雨となって雷も鳴り出してしまいました。早く標高を下げようと,豪雨の中を慎重に歩きますが,登山道を濁流が流れている箇所もあって苦労しました。雨は一時間程でやみましたが,ぬかるんだ登山道と濡れた木の根は滑りやすく,疲労もあって午後4時近くにキャンプ場に着きました。

 2000m越えの登山が初めての1年生は生きた心地がしなかったようですが,よく頑張って,事故・ケガなく無事に下山することができました。一休みして温泉へ,厳しい地獄のような下山だっただけに,白濁した気持ちのよい温泉は天国のようでした。夕食はキャンプ定番のカレー,デザートのフルーツポンチもおいしくいただきました。自然の猛威と恩恵を体験する夏山合宿でした。

   

 前白根から日光白根へ       日光白根山への登り 後方は中禅寺湖

  

 コマクサ             五色沼で日光白根山をバックに

 

  

 湯元キャンプ場                  デザートのフルーツポンチ

 

ワンゲル部 月例山行 伊豆ヶ岳~子ノ権現 7/22(土)

コース概略:西武線・正丸駅→正丸峠→伊豆ヶ岳→天目指峠→子ノ権現→吾野駅

 1・2年部員7名,顧問2名で実施,夏休み初日,関東では梅雨明け初日となりました。木陰の山道は快適でしたが,前の晩に雨が降ったようで,濡れた木の根や岩が滑りやすく,神経を使います。伊豆ヶ岳,古御岳と快調に進み,高畑山で昼食。デザートには,皆で持ち寄ったフルーツ缶でつくったフルーツポンチをおいしくいただき,後半へのパワーを充電しました。山行2回目の1年生には,天目指峠から子ノ権現へのアップダウンがきつかったようですが,頑張って歩いて,無事に吾野駅に到着,ちょうどやってきた電車に乗って帰宅しました。8月の夏山合宿に向けて,よいトレーニングになりました。

  

  伊豆ヶ岳(851m)              高畑山頂上でフルーツポンチ

 

  

  子ノ権現へ                子ノ権現・大ワラジ前で

 

4月・新入生歓迎山行 長瀞アルプス~宝登山 4/29(土)

 コース概略:秩父鉄道・野上駅→長瀞アルプス→宝登山→県立自然の博物館→岩畳→長瀞駅

  2023年度,第1回の登山は,1年生5名を迎え,秩父の宝登山(497m)に登りました。すでに新緑を過ぎ,青葉が濃くなりつつある長瀞アルプスを,部員15,顧問2の総勢17名が長い列をつくって進みます。宝登山の頂上では,2,3年生が具材を持ち寄り,文字通りの「寄せ鍋」を新入生にご馳走しました。奥宮参道を下山,県立自然の博物館に立ち寄って,「自然を学ぶ」のもワンゲル部です。帰りは岩畳で水遊びの後,長瀞駅に向かいました。天候に恵まれ,登山だけでなく,いろいろな+αの楽しみがある新入生歓迎登山でした。

 

 長瀞アルプスを行く                宝登山山頂で 497m

 

 

 寄せ鍋                    長瀞・岩畳で             

2月山行 奥多摩・高水三山 2/4(土)

 コース概略:軍畑駅→高水山(759m)→岩茸石山(793m)[昼食]→惣岳山(756m)→御嶽駅

 2年5名,1年4名の部員が参加,奥多摩・縦走入門コースの高水三山に登りました。今日は立春,天候良く日向はポカポカ,でも日陰で吹く風は冷たく,場所により気温差がありました。1年間,山行とトレーニングを重ねてきた成果で,体力にも時間にも余裕をもって早春の山を楽しむことができました。岩茸石山では炊事練習を兼ねて食材・用具を持ち上げ,“豚汁”を作りました。これまでに登ってきた山々を眺めながらの豚汁の味は格別です。今回は1年生が先頭を勤めてパーティー全体をリード,次回そして来年度へ向けて,さらにレベルアップしていきたいと思います。

   

 高水山・常福院にお参り             岩茸石山(793m)を目指して

   

 “豚汁”作成中                  高水三山最高峰・岩茸石山(793m)で

1月山行 鐘撞堂山(329m)~陣見山(531m) 1/15(日)

コース概略:寄居駅-(桜沢経由)→鐘撞堂山→円良田湖→波久礼駅→→樋口駅

 2年3名,1年4名の部員が参加,今回はちょっと渋めの寄居町~長瀞町の低山歩きでした。

 寄居駅より鐘撞堂山へ,通常は大正池経由のようですが,桜沢経由で早めに尾根に上がりました。午後から雨の予報の曇天でしたが,頂上からは榛名山や雪を頂いた草津方面の山々を望むことができ,蝋梅も見られました。

 波久礼駅に下るころから小雨となり,駅の待合室で早めの昼食を兼ねて様子見。小止みになったので陣見山に向かいました。細かいアップダウンが多く,冬休み明けの鈍った身体にはきつく感じる行程でした。陣見山山頂はテレビアンテナの建物があり,樹林に囲まれて展望はありません。小休止して樋口駅に下山しました。

 当初は,さらに雨乞山を越えて,出牛峠から野上駅の予定でしたが,雨と意外に時間がかかったことから途中下山としました。体力向上とコンディション作りをしっかり行って,次回の山行に備えたいと思います。

 鐘撞堂山で鐘を撞く   榛名山を望む

 蝋梅         陣見山の頂上で

12月山行 官ノ倉山(344m) 12/17(土)

コース概略:東武竹沢駅→金勝山南登山口→吉田家住宅→官ノ倉山→石尊山→八幡神社→小川町駅

2年5名,1年5名の全部員が参加し,小川町の低山歩きを楽しんできました。

 当初予定していた金勝山は,工事で3月末まで入山禁止となっていたため割愛し,直接,吉田家住宅を訪れました。享保6(1721)年建築の吉田家住宅は,県内最古の民家で,国の重要文化財になっています。内部は売店や喫茶室になっていました。囲炉裏の火を囲んで,ご主人の田舎暮らしや環境保全の大切さのお話を伺いながら,自分で焼く醤油団子と暖かいお茶をいただきました。

 その後,官ノ倉山から石尊山に登って昼食を取り,小川町駅までは山里の風景を楽しみながら,のんびりと歩くことができました。登山としては物足りない面もありましたが,+αの楽しみがある山行でした。

   吉田家住宅 

           

   囲炉裏を囲んで,ご主人からのお話を伺う   自分で焼く醤油団子

   官ノ倉山(344m)山頂で

    

 

11月山行 高尾山・小仏城山 11/12(土)

コース概略:(京王線)高尾山口駅⇒(稲荷山コース)⇒高尾山⇒一丁平⇒小仏城山⇒高尾山⇒(1号路)⇒

      金毘羅台⇒高尾山口駅

  2年4名,1年3名の部員が参加し,高尾山(599m)・小仏城山(670m)に行ってきました。日没後の下山を計画し,ヘッドランプ行動の練習を兼ねる山行としました。

 JRトラブルでの遅れ,高尾山の大混雑等のマイナス要素もありましたが,時間に余裕があり,紅葉を愛でながら歩くことができました。高尾山頂で富士山を眺めながらの日の入,下山途中の金毘羅台での夜景も楽みました。穏やかな晴天に恵まれて,夜間歩行の練習もでき,テント泊山行に向けての良い訓練になりました。

  

                              一丁平 紅葉の下で昼食休憩

 

  高尾山頂 夕焼けの富士山             金毘羅平からの夜景

10月山行 武甲山(1304m)10/2(日)

コース概略:(秩父鉄道)浦山口駅⇒(橋立ルート)⇒長者屋敷頭⇒武甲山⇒(表参道)⇒横瀬駅

  10月山行は,2年5名,1年6名の全部員が参加し,秩父の名山・武甲山1304mを目指しました。下界は真夏日の予報でしたが,山では日向は暑いものの,空気が乾き,木陰は爽やかでした。

 登路の橋立からの道では,秩父らしい渓谷美やカラマツの自然林を楽しみ,下山の表参道は杉林の歩きやすい道で歴史を感じました。最後の車道歩きが長かったですが,北面の石灰岩採掘で削られた山肌を見ながら横瀬駅に向かいました。1年生も山行経験を重ね,余裕をもって初秋の山を楽しむことができました。

    山頂で

   

 長者屋敷登り口で秩父の渓谷美を楽しむ

   武甲山北面を望みながら横瀬駅へ

 

9月山行 棒ノ峰(969m)9/10(土)

コース概略:飯能駅-バス→さわらびの湯⇒白谷沢⇒岩茸石⇒棒ノ峰(棒ノ折山)⇒岩茸石⇒滝ノ平尾根⇒さわらびの湯-バス→飯能駅

 9月の月例山行は,埼玉県と東京都の境にある棒ノ峰(ぼうのみね)〔別名:棒ノ折山(ぼうのおれやま)〕969mです。2年4名,1年5名,顧問2名の計11名参加しました。早朝の雨で,濡れた木の根や岩が滑りやすく慎重に足を運びます。白谷沢沿いの道は変化に富み,広い山頂でのんびりと過ごしました。蒸し暑い一日でしたが,体力にも時間にも余裕があり,楽しい山行でした。

 名栗湖(有馬ダム)から山へ

 白谷沢で沢登り気分

 ”棒の折れ”ポーズ

ワンゲル部 夏山山行 奥秩父・金峰山 8/3(水)~4(木)

コース概略:8/3(水) →高尾駅→(小海線)信濃川上駅-[バス]→川端下→廻り目平キャンプ場

         (テント設営後,パノラマ遊歩道散策)

  8/4(木) 廻り目平キャンプ場→八丁平分岐→金峰山小屋→金峰山→千代ノ吹上→金峰山小屋→

     八丁平分岐→廻り目平キャンプ場→川端下-[バス]→信濃川上駅→高尾駅→

 2年6名,1年4名,顧問2名の総勢12名の夏山山行になりました。1年生はもちろん,2年生にとっても入部後初のテント泊での山行です。部員は全員初めてのテント泊山行ですので,施設が整い,雰囲気も良い廻り目平キャンプ場から,奥秩父の主峰・金峰山(きんぷさん2599m)を目指すことにしました。廻り目平キャンプ場は,水洗トイレ,コインシャワーもあり,金峰山荘では入浴も可能です。標高は1570m,猛暑の関東では味わえない,涼しくて爽やかな別天地です。周辺はフリークライミングやボルダリングのゲレンデとしても知られています。

 8/3(水) 早朝の出発,高尾発7:07,甲府・小淵沢と乗り換えて,小海線の信濃川上駅には10:50到着。すぐに接続するバスで終点の川端下(かわはけ)着は11:40と,午前中はほぼ乗り物移動です。ここから廻り目平までは1時間強の車道歩き,テント等の全装備を背負っての歩行も全員初めてです。天候良く日差しが強いですが,空気は爽やか,レタス畑が広がる中を,前方に屋根岩の岩峰群を眺めながら歩きました。途中から「かもしか遊歩道」に入り,少しだけ全装備で山道の歩行も経験しました。

 廻り目平に到着して,すぐにテント設営,学校で練習していたので戸惑うことなく作業することができました。遅い昼食を取ってパノラマ遊歩道へ,曇ってきて,道はほとんど樹林帯なので名前のようなパノラマは得られませんでしたが,約1時間ほど明日に向けてのよい足慣らしになりました。焚き火用の薪を拾いながらテントに戻り夕食の準備,高体連のコロナ対策ガイドラインに従って,共同は湯沸かしと炊飯のみ,各自好みのレトルトやカップ麺での夕食は,ちょっと味気ない感じがしましたが,仕方ないでしょう。協力して片付けの後は,焚き火を囲んでの団らん,空も晴れてきて北斗七星を眺めることができました。朝早かったので9時前には就寝,明日は3時半起床,5時半出発の予定です。

 8/4(木) 午後から雨が強くなる予報でしたので,濡れないうちにテント撤収,メインザックは1つのフライシートに集めてデポしました。全天,雲が広がって降り出しそうな中を出発,八丁平分岐までは林道歩きです。山道に入って急傾斜となりますが,高度をあげていくとカラマツ,シャクナゲからコメツガ,シラビソが目立つようになり,金峰山小屋からは森林限界です。とうとう雨が降り出して,最後は雨具を付けての登行になりました。

 8:20山頂到着,残念ながらガスの中で期待の大展望は得られませんでしたが,雨は上がり,風も弱く穏やかな天候となりました。行動食を取りながらゆっくりしていると,時折雲が切れて,わずかながら南アルプス・八ヶ岳・瑞牆山方面が望まれて,歓声が上がりました。五丈岩をバックに記念撮影をして,下山は千代ノ吹上経由,少しですが森林限界を超えて高山の雰囲気を感じることができました。北面は見事なハイマツ帯です。金峰山小屋前で小休止の後,林道まで一気に下山,サブザック行動とは言え,標高差1000m以上の上下で疲れました。テント場には12時に帰着,お昼の行動食を取って川端下へ,無事に登山行動を終えました。再び,バス・列車と長い乗り物移動でそれぞれ家路につきました。

 実地でテント生活の基本を学び,金峰山登山では,一時,雨に降られましたが,おおむね天候に恵まれ、無事終了することができました。今回の経験を活かし,さらに技術・体力・知識を向上して,今後も安全で楽しい山登りを続けていきたいと思います。

 

↑ 8/3 川端下から廻り目平へ向かう        ↑ 廻り目平キャンプ場でテント設営

 

 ↑ 夕食                      ↑ 焚き火を囲んで

 ↑ 8/4 金峰山に向けて             ↑ 山頂で

 ↑ ガスが晴れて南アルプス方面が見える      ↑ 五丈岩の前で『山!』

ワンゲル部 7/9(土) ロッククラフト川越・ボルダリング

 7月の月例山行は,クライミングジムのロッククラフト川越でボルダリング練習を行いました。
 2年6名,1年5名が参加,1年生はボルダリング初体験でした。8級の簡単な課題からスタート,徐々にグレードを上げて,5級・4級にもチャレンジ。完登できたときの達成感と登れなかったときのくやしさを味わいました。

 久しぶりの2年生も,後半は腕がパンパン,2時間半程活動して終了しました。体のバランスの取り方,足の使い方等は,実際の登山での岩場通過などでも役立つことでしょう。