校長日誌
校長日誌 第1回学校見学会の追加申し込みについて
9月27日(水)
本日、トップページに「第1回学校見学会について追加申込みの日程をお知らせいたします」という案内を掲載しました。第1回学校見学会の申し込みは即日、午前午後各2回について、1回あたり上限の150組300名の合計600組1200名に達してしまったため、締め切らせていただきました。
しかし、例年学校見学会の当日が近づくまでの間に、ご都合が悪くなりキャンセルをする方が見られます。そこで、10月28日の10日前の10月19日(木)の8時30分から、キャンセルによる空席分に対して追加申し込みを受け付ける次第です。そのため、キャンセル分が少ないとすぐに申し込みが停止となることがありますので、ご了承ください。
校長日誌 OECDの18歳意識調査について
9月26日(月)
昨日、全国高等学校校長会の教育課程部会という会議に出席してきました。その中の基調講演「主体的に学習に取り組む態度を育む授業づくりと学習評価について考える」の中で、講師の後藤顕一先生(東洋大学教職センター長、元文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部総括研究官)から出た衝撃的なことがありました。
それが、2019年にOECDが行った18歳の意識調査の「第20回-社会や国に対する意識調査-」の中で、「自分は国や社会を変えられると思う」という質問について、9か国(日本、インド、インドネシア、韓国、ベトナム、中国、イギリス、アメリカ、ドイツ)で最下位の18.3%というものでした。一番高い国は83.4%、8位の国でも39.6%で日本の倍以上でした。
バブルが崩壊してから30年間、先進国と言われる国の中で、ほとんど経済成長をしてこなかったこの国の中で、18歳というこれから大学等で勉強して社会にでて、我が国の未来を支えていく人材像の一端なのかもしれません。また、講演の中では、日本人は「5を10に変えたり、10を20や30に変えることは得意である。しかし、0を1にすることは苦手である。」と。これは、今の日本人には、創造力がないということを言われているのであると思いました。大変厳しい言葉であると思いました。
では、これをどうやって変えていくのか、それが大切なことであると思いました。授業で、単に知識を伝えて理解させるだけでいいのか。それだけでは足りないと思います。現在の2年生までが関係している新しい学習指導要領の中でよく出てくる「探究」というキーワードがあります。
「探究」と聞くと「総合的な探究の時間」と思い浮かぶかもしれませんが、それだけではありません。普段の授業の中で「探究」的な要素を取り入れた授業を展開していく必要があるということです。
これから、こうした話題にも触れていこうと思いますので、興味を持った人は読んでみてください。
校長日誌 第1回学校見学会・Web学校説明の申込みありがとうございました
9月22日(金)
昨日、Webでの申し込みを受け付けさせていただいた「第1回学校見学会・Web学校説明の申込み」ですが、10月28日(土)の分につきましては、午前午後それぞれ、2部編成で各組150組300名の募集をさせていただきましたが、昨晩でいっぱいとなってしまったため、今回は計600組1200名で締め切らせていただきました。
今後、キャンセル連絡等があった場合、追加の募集をいたしますので、本校HPでご確認ください。ありがとうございました。
校長日誌 明日は二十四節気の「秋分」です
9月22日(金)
明日は二十四節気の「秋分」です。期間でいうと今年は9月23日から10月7日までとなります。また、祝日の「秋分の日」は前年の2月1日に国立天文台が官報で発表する「秋分日」を基準にして決められます。
地球の赤道を延長した天の赤道と太陽の通り道の黄道がちょうど交差したところが黄径0度となり、秋分とは、太陽が黄径180度(秋分点)を通過するときのことです。「秋分」は「春分」と同じく、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
極楽浄土があるという真西に太陽が沈むことから、亡くなった人をしのぶ日とされています。そこで、春分・秋分の3日前から7日間をそれぞれ「春の彼岸」、「秋の彼岸」といいます。また、春分・秋分は「彼岸の中日」といいます。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、通常はこの日を境に寒さが増してきます。しかし、今年は連日異常な暑さが続いていますので、熱中症などに注意しつつ、体調管理を万全にしていきましょう。
校長日誌 学校見学会へお越しください
9月21日(木)
本日から今年度の「学校見学会」の申し込み受付が始まりました。「中学生の皆さんへ」のページからお申し込みください。
本校では、通常の学校説明会を「Web学校説明」と「学校見学会」との併用で行っています。
「学校見学会」にお申込みいただくと、折り返しWeb学校説明と学校紹介ビデオのYouTubeのURLが送信されますので、事前に「Web学校説明」を御視聴して、「学校見学会」に御参加ください。Web学校説明ビデオをご覧いただくと、学力検査や、学校の特色、生徒の様子等についてご理解いただけるようになっています。
学校見学会当日は、全体説明会は行わず、①校内施設見学 ②生徒会による相談会 ③個別相談 を行います。同時に部活動見学も実施していますので、当日の活動予定表をご覧ください。
「Web学校説明」のみの申込みの方には、折り返しWeb学校説明と学校紹介ビデオのYouTubeのURLを送信します。
是非、ご活用ください。
第1回 10月28日(土)午前の部10:00~12:00 午後の部13:30~15:30
第2回 11月18日(土)午前の部10:00~12:00 午後の部13:30~15:30
混雑回避のため、午前・午後はさらに2組に分かれて各150組(300人)までとし、1日600組(1200人)ています。
校長日誌 もうすぐ彼岸ですが異常な暑さが続いています
9月19日(火)
シルバーウイークはゆっくり過ごせましたか。さいたま市は昨日今日とぎりぎり猛暑日とはなっていないようですが、私の住む熊谷市付近は連日の猛暑日を記録しています。
日本列島が太平洋高気圧に広く覆われ、北側の冷たい空気が上空に入ってこないとこの暑さは続きます。天気予報では、明後日9月21日くらいから雨模様となって、少しですが暑さが和らぐようです。
先人が「暑さ寒さも彼岸まで」と言いましたが、今年の彼岸の入りは9月20日で、彼岸は9月26日までの7日間です。まさに、その通りですが、ここまで暑い日が続くとは思いませんでした。我々が住む埼玉県より最高気温が少し低い東京都でも昨日の敬老の日で30℃以上の真夏日の最多日数を更新し、合計で86日となり、今日も真夏日となっていますので87日連続です。一人ひとりが熱中症に注意しながら、生活をするようにお願いします。
校長日誌 藤華祭の会計報告を行っています
9月15日(金)
放課後15時50分から会議室を使って、藤華祭に参加した各クラス、部活動等の会計報告を行っています。
生徒会のスタッフのところに各団体の会計担当者が、収支報告書や補助金の残金などを提出しています。後日、生徒会のスタッフが内容を精査して確認ができてから、各団体で生徒に返金をすることになります。
校長日誌 本日から食堂も通常営業になりました
9月12日(火)
先週実施した「藤華祭」の影響で、9月5日(火)から9日(土)までの5日間の学校閉鎖も終わり、多くの生徒が登校してきました。一時休業していただいた食堂も本日から通常営業に戻り、私たちもおいしく日替わり弁当をいただくことができました。ありがとうございます。
最近いただいた日替わり弁当を下記に掲載しておきます。
校長日誌 二十四節気「白露」です
9月8日(金)
本日は二十四節気の「白露(はくろ)」です。期間でいうと今年は9月8日(金)から9月22日(金)までとなります。「白露」は、草花に朝露が付き、白く輝いて見え始める頃という意味があります。日中はまだ残暑が続きますが朝晩は冷えるようになり、夜中に冷えた大気が朝露になって草花に付くためです。
台風13号(YUN-YEUNG(インニョン))は気象庁の発表では、本日午前6時現在、潮岬の東南東約150kmにあり、時速15kmで北へ進んでいます。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は20m、最大瞬間風速は30mとなっています。本日午後には東日本にかなり接近し、上陸する見込みですので注意をしてください。
また、本校は9月2日(土)から3日(日)で、4年ぶりに入場制限なしで「藤華祭」を実施しました。事前に新型コロナウイルスへの感染の注意と「学校閉鎖」にならないようにしようという注意喚起は行っていましたが、残念ながら陽性者及び体調不良者が多く出たため、県教育委員会と協議をしたうえで「学校閉鎖」という措置をとることになりました。期間は、9月5日(火)から9月9日(土)となります。本日は昨日に引き続き、リモートで出席確認・体調確認後、6限まで授業を行います。
校長日誌 「藤華祭」片付け 閉会式を行いました
9月5日(月)
本日は全員で片付けを行いました。分別したごみを搬出した後、教壇、椅子・窓枠、教卓・机の順で自分たちの教室へ移動させました。
片付けがすべて終わった12時からリモートで閉会式を行いました。
閉会式では、結果発表を行った後、当初は閉会セレモニーで流す予定であった生徒会が作成した動画を皆で見ました。
その次に表彰を行い、次いで生徒会長、校長の順に「藤華祭」を振り返っての感想等を話して、終了となりました。
私の話の概要は以下のとおりです。
生徒の皆さんはお疲れ様でした。第47回「藤華祭」のテーマ「どうか最高の花笑みを」のテーマに沿って各クラス、各団体は二日間よくやったと思います。特に文化祭は文化部、同好会の日頃の活動、成果を披露する場でもあります。いろいろ見させていただきましたが、本校の文化部、同好会も運動部同様「文武両道」、よくがんばっていると感じました。
一般来場者は1日目が2,679名、2日目が3,122名でしたので、合計5,801名の大勢のお客様が来校しました。私は開会セレモニーで、4年ぶりの一般公開をする「藤華祭」が成功したかどうかを判断するのに3つのポイントがあると思うと言いました。覚えていますか。
一つ目は来ていただいたお客様が満足していただけたか。
二つ目はおもてなしをする皆さんが納得できるような取り組みができたのか。
そして、最後の三つめが「藤華祭」が終わった後「学校閉鎖」にならないか。この3点をみなさんにお願いしました。
川越南高校の文化祭に来てよかった。休日に川南でとっても素敵な時間をすごすことができてよかった。そう思っていただける「藤華祭」ができたのかどうか。また、お客様のことを考えて十分に「おもてなしの心」が発揮できたのかどうか。
最後の3つ目は、この後の2日間の代休を終えてみなくてはわかりませんが、そうならないことを祈っています。そして、ぜひみなさんで検証して来年はさらに一歩前に出る文化祭を目指してください。
私は、物事にはメリハリをつけることが大切だと思っています。「よく学び、よく遊ぶ」という言葉もあります。「藤華祭」のような学校行事にも最大限の力を注ぐところは川南生のよさだと思います。これからは「よく学ぶ」の番です。スイッチを切り替えてしっかり勉強してください。
最後に、企画や準備、当日の運営など、さまざまな場面でこの文化祭を支えてくれた「文化祭実行委員」、「生徒会本部役員」のみなさんに改めて生徒の皆さんから大きな拍手をお願いします。以上です。