校長日誌
校長日誌 OECDの18歳意識調査について
9月26日(月)
昨日、全国高等学校校長会の教育課程部会という会議に出席してきました。その中の基調講演「主体的に学習に取り組む態度を育む授業づくりと学習評価について考える」の中で、講師の後藤顕一先生(東洋大学教職センター長、元文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部総括研究官)から出た衝撃的なことがありました。
それが、2019年にOECDが行った18歳の意識調査の「第20回-社会や国に対する意識調査-」の中で、「自分は国や社会を変えられると思う」という質問について、9か国(日本、インド、インドネシア、韓国、ベトナム、中国、イギリス、アメリカ、ドイツ)で最下位の18.3%というものでした。一番高い国は83.4%、8位の国でも39.6%で日本の倍以上でした。
バブルが崩壊してから30年間、先進国と言われる国の中で、ほとんど経済成長をしてこなかったこの国の中で、18歳というこれから大学等で勉強して社会にでて、我が国の未来を支えていく人材像の一端なのかもしれません。また、講演の中では、日本人は「5を10に変えたり、10を20や30に変えることは得意である。しかし、0を1にすることは苦手である。」と。これは、今の日本人には、創造力がないということを言われているのであると思いました。大変厳しい言葉であると思いました。
では、これをどうやって変えていくのか、それが大切なことであると思いました。授業で、単に知識を伝えて理解させるだけでいいのか。それだけでは足りないと思います。現在の2年生までが関係している新しい学習指導要領の中でよく出てくる「探究」というキーワードがあります。
「探究」と聞くと「総合的な探究の時間」と思い浮かぶかもしれませんが、それだけではありません。普段の授業の中で「探究」的な要素を取り入れた授業を展開していく必要があるということです。
これから、こうした話題にも触れていこうと思いますので、興味を持った人は読んでみてください。
校長日誌 第1回学校見学会・Web学校説明の申込みありがとうございました
9月22日(金)
昨日、Webでの申し込みを受け付けさせていただいた「第1回学校見学会・Web学校説明の申込み」ですが、10月28日(土)の分につきましては、午前午後それぞれ、2部編成で各組150組300名の募集をさせていただきましたが、昨晩でいっぱいとなってしまったため、今回は計600組1200名で締め切らせていただきました。
今後、キャンセル連絡等があった場合、追加の募集をいたしますので、本校HPでご確認ください。ありがとうございました。
校長日誌 明日は二十四節気の「秋分」です
9月22日(金)
明日は二十四節気の「秋分」です。期間でいうと今年は9月23日から10月7日までとなります。また、祝日の「秋分の日」は前年の2月1日に国立天文台が官報で発表する「秋分日」を基準にして決められます。
地球の赤道を延長した天の赤道と太陽の通り道の黄道がちょうど交差したところが黄径0度となり、秋分とは、太陽が黄径180度(秋分点)を通過するときのことです。「秋分」は「春分」と同じく、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
極楽浄土があるという真西に太陽が沈むことから、亡くなった人をしのぶ日とされています。そこで、春分・秋分の3日前から7日間をそれぞれ「春の彼岸」、「秋の彼岸」といいます。また、春分・秋分は「彼岸の中日」といいます。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、通常はこの日を境に寒さが増してきます。しかし、今年は連日異常な暑さが続いていますので、熱中症などに注意しつつ、体調管理を万全にしていきましょう。
校長日誌 学校見学会へお越しください
9月21日(木)
本日から今年度の「学校見学会」の申し込み受付が始まりました。「中学生の皆さんへ」のページからお申し込みください。
本校では、通常の学校説明会を「Web学校説明」と「学校見学会」との併用で行っています。
「学校見学会」にお申込みいただくと、折り返しWeb学校説明と学校紹介ビデオのYouTubeのURLが送信されますので、事前に「Web学校説明」を御視聴して、「学校見学会」に御参加ください。Web学校説明ビデオをご覧いただくと、学力検査や、学校の特色、生徒の様子等についてご理解いただけるようになっています。
学校見学会当日は、全体説明会は行わず、①校内施設見学 ②生徒会による相談会 ③個別相談 を行います。同時に部活動見学も実施していますので、当日の活動予定表をご覧ください。
「Web学校説明」のみの申込みの方には、折り返しWeb学校説明と学校紹介ビデオのYouTubeのURLを送信します。
是非、ご活用ください。
第1回 10月28日(土)午前の部10:00~12:00 午後の部13:30~15:30
第2回 11月18日(土)午前の部10:00~12:00 午後の部13:30~15:30
混雑回避のため、午前・午後はさらに2組に分かれて各150組(300人)までとし、1日600組(1200人)ています。
校長日誌 もうすぐ彼岸ですが異常な暑さが続いています
9月19日(火)
シルバーウイークはゆっくり過ごせましたか。さいたま市は昨日今日とぎりぎり猛暑日とはなっていないようですが、私の住む熊谷市付近は連日の猛暑日を記録しています。
日本列島が太平洋高気圧に広く覆われ、北側の冷たい空気が上空に入ってこないとこの暑さは続きます。天気予報では、明後日9月21日くらいから雨模様となって、少しですが暑さが和らぐようです。
先人が「暑さ寒さも彼岸まで」と言いましたが、今年の彼岸の入りは9月20日で、彼岸は9月26日までの7日間です。まさに、その通りですが、ここまで暑い日が続くとは思いませんでした。我々が住む埼玉県より最高気温が少し低い東京都でも昨日の敬老の日で30℃以上の真夏日の最多日数を更新し、合計で86日となり、今日も真夏日となっていますので87日連続です。一人ひとりが熱中症に注意しながら、生活をするようにお願いします。
校長日誌 藤華祭の会計報告を行っています
9月15日(金)
放課後15時50分から会議室を使って、藤華祭に参加した各クラス、部活動等の会計報告を行っています。
生徒会のスタッフのところに各団体の会計担当者が、収支報告書や補助金の残金などを提出しています。後日、生徒会のスタッフが内容を精査して確認ができてから、各団体で生徒に返金をすることになります。
校長日誌 本日から食堂も通常営業になりました
9月12日(火)
先週実施した「藤華祭」の影響で、9月5日(火)から9日(土)までの5日間の学校閉鎖も終わり、多くの生徒が登校してきました。一時休業していただいた食堂も本日から通常営業に戻り、私たちもおいしく日替わり弁当をいただくことができました。ありがとうございます。
最近いただいた日替わり弁当を下記に掲載しておきます。
校長日誌 二十四節気「白露」です
9月8日(金)
本日は二十四節気の「白露(はくろ)」です。期間でいうと今年は9月8日(金)から9月22日(金)までとなります。「白露」は、草花に朝露が付き、白く輝いて見え始める頃という意味があります。日中はまだ残暑が続きますが朝晩は冷えるようになり、夜中に冷えた大気が朝露になって草花に付くためです。
台風13号(YUN-YEUNG(インニョン))は気象庁の発表では、本日午前6時現在、潮岬の東南東約150kmにあり、時速15kmで北へ進んでいます。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は20m、最大瞬間風速は30mとなっています。本日午後には東日本にかなり接近し、上陸する見込みですので注意をしてください。
また、本校は9月2日(土)から3日(日)で、4年ぶりに入場制限なしで「藤華祭」を実施しました。事前に新型コロナウイルスへの感染の注意と「学校閉鎖」にならないようにしようという注意喚起は行っていましたが、残念ながら陽性者及び体調不良者が多く出たため、県教育委員会と協議をしたうえで「学校閉鎖」という措置をとることになりました。期間は、9月5日(火)から9月9日(土)となります。本日は昨日に引き続き、リモートで出席確認・体調確認後、6限まで授業を行います。
校長日誌 「藤華祭」片付け 閉会式を行いました
9月5日(月)
本日は全員で片付けを行いました。分別したごみを搬出した後、教壇、椅子・窓枠、教卓・机の順で自分たちの教室へ移動させました。
片付けがすべて終わった12時からリモートで閉会式を行いました。
閉会式では、結果発表を行った後、当初は閉会セレモニーで流す予定であった生徒会が作成した動画を皆で見ました。
その次に表彰を行い、次いで生徒会長、校長の順に「藤華祭」を振り返っての感想等を話して、終了となりました。
私の話の概要は以下のとおりです。
生徒の皆さんはお疲れ様でした。第47回「藤華祭」のテーマ「どうか最高の花笑みを」のテーマに沿って各クラス、各団体は二日間よくやったと思います。特に文化祭は文化部、同好会の日頃の活動、成果を披露する場でもあります。いろいろ見させていただきましたが、本校の文化部、同好会も運動部同様「文武両道」、よくがんばっていると感じました。
一般来場者は1日目が2,679名、2日目が3,122名でしたので、合計5,801名の大勢のお客様が来校しました。私は開会セレモニーで、4年ぶりの一般公開をする「藤華祭」が成功したかどうかを判断するのに3つのポイントがあると思うと言いました。覚えていますか。
一つ目は来ていただいたお客様が満足していただけたか。
二つ目はおもてなしをする皆さんが納得できるような取り組みができたのか。
そして、最後の三つめが「藤華祭」が終わった後「学校閉鎖」にならないか。この3点をみなさんにお願いしました。
川越南高校の文化祭に来てよかった。休日に川南でとっても素敵な時間をすごすことができてよかった。そう思っていただける「藤華祭」ができたのかどうか。また、お客様のことを考えて十分に「おもてなしの心」が発揮できたのかどうか。
最後の3つ目は、この後の2日間の代休を終えてみなくてはわかりませんが、そうならないことを祈っています。そして、ぜひみなさんで検証して来年はさらに一歩前に出る文化祭を目指してください。
私は、物事にはメリハリをつけることが大切だと思っています。「よく学び、よく遊ぶ」という言葉もあります。「藤華祭」のような学校行事にも最大限の力を注ぐところは川南生のよさだと思います。これからは「よく学ぶ」の番です。スイッチを切り替えてしっかり勉強してください。
最後に、企画や準備、当日の運営など、さまざまな場面でこの文化祭を支えてくれた「文化祭実行委員」、「生徒会本部役員」のみなさんに改めて生徒の皆さんから大きな拍手をお願いします。以上です。
校長日誌 「藤華祭」2日目 一般公開を始めました
9月3日(日)
「藤華祭」2日目の一般公開を9時30分から開始しました。
昨日は、たいへん暑い中、約2,700人の方が一般公開に足を運んでいただき、ありがとうございました。特に人気アトラクションやお化け屋敷などでは、長い時間お待ちいただき、ありがとうございました。
藤華祭の様子については、「生徒会・藤華祭のページ」をご覧ください。
残り一日、皆さんのお越しをお待ちしています。お気をつけてお越しください。
また、校内に駐輪スペースは用意してありますが、駐車スぺースはありませんので、自転車または公共交通機関でお越しいただきますようお願いいたします。
校長日誌 「藤華祭」1日目 始まりました
9月2日(土)
「藤華祭」1日目が始まりました。
気温がかなり高くなることを考慮して、開会セレモニーも当初の予定より、大幅に時間を短縮して行いました。
また、私から藤華祭が成功したかどうかを判断するポイントが3つあると思いますと話をしました。
①来場していただいたお客様たちが満足していただけたかどうか。
②おもてなしをする側の生徒の皆さんが納得できる対応ができたかどうか。
③藤華祭終了後に「学校閉鎖」にならないこと。
一般公開は予定通り10時30分から行っています。
校長日誌 いよいよ明日は「藤華祭」です
9月1日(金)
いよいよ「藤華祭」前日になりました。4年ぶりに一般のお客様をお迎えするために、皆で一生懸命準備をしています。
各会場では最終の飾りつけをクラス全員で行っています。体育館では、完成したステージを使って、発表団体が入念にリハーサルを行っています。
遅れていた会場入り口のアーチも急ピッチで作業をしています。
校長日誌 除草作業を行いました
8月31日(木)
本日は午前中40分4時間授業を行った後、12時15分から30分間、全校生徒で除草作業を行いました。
9月2日(土)から始まる「藤華祭」で、外部の方々を向かい入れるための準備として、毎年行っている恒例行事です。お客様を迎えるうえでのおもてなしの心の表現の一つですね。
校長日誌 シェイクアウト訓練を行いました
8月30日(水)
本日朝のSHR時に「シェイクアウト訓練」を実施しました。
シェイクアウトとは、地震の際の安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を身につけるための地震防災訓練のことを言います。
本日は放送を使い、専用の音源を流して、約1分間生徒たちは机の下に入って、頭を守るための訓練を行いました。
自分の身を守る「安全確保行動1-2-3」は以下のとおりです。
安全行動1 姿勢を低くする 姿勢を低くする (DROP)
・地震の揺れに伴う転倒を防止し、その場から動かされないようにするため、姿勢を低くする。
安全行動2 体や頭を守る (COVER)
・頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難する。
・机など隠れる場所がない場合は、手や腕、カバンや本など、身近なもので頭を守る。
安全行動3 揺れが収まるまで動かない 揺れが収まるまで動かない (HOLD ON)
・揺れている間に動くのは危険なので、揺れが収まるまで、1 分くらいその場に留まり、動かないようにする。
校長日誌 「藤華祭」4日前になりました
8月29日(火)
第47回「藤華祭」も4日後となりました。本日から3日間は午前4時間授業を行い、午後文化祭準備となっています。複数の台風の接近等もあり、「藤華祭」当日はたいへんな暑さが予想されます。4年ぶりのお客様をお迎えする準備を皆で協力していきましょう。
校長日誌 「藤華祭」に向けて
8月28日(月)
9月2日(土)及び3日(日)で開催する「第47回 藤華祭」に向けて、15時50分から会議室を使って、文化祭実行委員の装飾班と宣伝広報班の生徒が集まり、当日の受付の分担を決めていました。
4年ぶりの「藤華祭」で、在校生は誰も経験したことがない、一般来場者向けの受付を如何にスムーズに行うことができるか腕の見せ所です。合わせて、新型コロナウイス巣感染症への備えも必要になると思いますので、十分な準備をしていきましょう。
校長日誌 トリプル台風の影響
8月28日(月)
本日、マリアナ諸島で台風11号(HAIKUI(ハイクイ))が発生し、発達しながら西よりに進み、9月1日(金)には暴風域をともなって沖縄の南に達する見込みということです。
また、非常に強い台風9号(SAOLA(サオラー))は、フィリピンの東にあって、時速10kmで北東へ進んでいます。この台風は今後も北よりのち西よりに進み、8月30日(水)には沖縄の南を通って台湾付近を中国方面へに向かう見込みということです。
さらに、台風10号(DAMREY(ダムレイ))は、宮古市の東約230kmにあって、時速30kmで北北東へ進んでいて、今後、日本の東を東よりに進み日本列島から離れていく見込みということです。
これら3つの台風が日本列島付近にある関係で、暑い湿った空気が流れ込むことで、熱中症が危ぶまれるような高温になり、さらに、急な雨などを伴う不安定な天気が予想されています。
今日は、平常授業で明日から、文化祭3日間午前4時間時間後、文化祭準備を行い、9月1日(金)は終日準備を行い、皆さんを向かい入れる準備をする予定です。是非、多くの方にお越しいただければと思います。
校長日誌 「藤華祭」ガイダンス
8月25日(金)
15時50分から視聴覚室で、9月2日(土)及び3日(日)で開催する「藤華祭」に向けて、事前諸注意を行いました。文化祭クラス企画委員2名、有志及び文化部代表が集まって、文化祭準備から当日、片付けまでの全日程での諸注意を行いました。4年ぶりの一般公開になりますので、いろいろな点に注意しながら、皆で準備を進めています。是非、多くの方に来場していただき、川越南高校の雰囲気を味わって欲しいと思います。
校長日誌 本日より平常日課
8月25日(金)
夏季休業も終わり、初日の昨日は半日日課でしたが、今日から6時間の平常日課になりました。
1・2年生は、ベネッセコーポレーションのスタディサポートを行っています。3年生は、月曜日の時間割で6時間授業を行っています。
校長日誌 8月の全校集会
8月24日(木)
2学期制である本校は今日から授業が始まりました。
初めに全校集会をリモートで行い、その後、1・2年生は課題テストを行い、3年生は英語テストを行った後、2時間授業を行います。
全校集会はリモートで行い、校長講話の後に、生徒指導部講話、進路指導部講話を行いました。生徒指導部講話では、生徒指導主任の上田先生から、自転車の安全運転についてと藤華祭に向けての生活態度等について話してもらいました。進路指導部講話では、進路指導主事の越後先生から、主に7月の模擬試験の分析とこれからどのようなことに気を付けて勉強すべきかを話してもらいました。
校長講話の概要は以下のとおりです。
おはようございます。校長の石川です。昨日で夏季休業が終わりました。32日間の夏季休業を有効に活用できましたか。
夏季休業の前日の全校集会で、部活動や夏季進学補習などに積極的に参加して、規則正しい生活を心がけてください。いつも通りの時間に起床して、規則正しく食事をとり、やるべきことをやって、規則正しい時間に就寝してください。と言いましたがそうすることができましたか。
また、9月2日・3日は、いよいよ「藤華祭」です。夏季休業に入る前にも言いましたが、6月に文化祭を実施した県立高校2校が文化祭後に学校閉鎖という措置をとることになりました。これは、不特定多数の来校者に対して、無防備な接触を繰り返したために、誰かが新型コロナウイルスに感染し、更に、次々と感染者を増やしていったためではないでしょうか。本校として、これらの学校と同じ轍を踏まないように、皆で知恵を出し合って、思い出に残るような「藤華祭」を作り上げていきましょう。
そして、もう一つお話をしておきます。
今アメリカ大リーグで、「二刀流」というベーブルース以来の記録を塗り替え、大活躍をしている大谷翔平選手についてです。
大谷選手は、今年も甲子園に出場していた岩手県にある私立の花巻東高校の出身です。大谷選手は、現在、メジャーリーグのブルージェイズで活躍する菊池雄星投手にあこがれて進学したそうです。
大谷選手は高校時代にプロでも珍しい球速160キロを投げ、ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。プロ6年目の2018年からはメジャーリーグに挑戦し、投手として9勝、打者としてメジャー4年目で46本塁打の活躍でMVPを受賞しました。さらに今年のシーズン終了後には、FAの資格を得て5億ドル(700億円)以上の契約になるとも言われています。
ここで、皆さんに見てもらいたいものがあります。それは、大谷選手が高校1年生の時に書いた「目標達成シート」です。大谷選手は、このシートを高校3年間で16枚も書いたそうです。
目標達成シートは9×9のマスで構成されており、「これは叶えたい!」という強い目標を中央に書き、周囲のマスに細分化した目標を書いています。
当時、大谷選手が中央に書いたのは「8球団からのドラフト1位指名」でした。
目標達成シートは「マンダラチャート」とも呼ばれており、アイデアを整理したりイメージを膨らませたり、思考を深めたり、さまざまな場面や用途に活用できます。
では、実際に高校1年の大谷選手はどのように作ったのかを見ると「8球団からのドラフト1位指名」を達成するために必要な要素を8つ書き出しました。
それが、「体づくり」「人間性」「メンタル」「コントロール」「キレ」「スピード160キロ」「変化球」「運」の8つです。
そこから、この8つの項目を満たすために必要な要素をさらに8つずつ記入しました。
たとえば、「運」を満たすためには何をすればいいか。当時の大谷選手は、「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「道具を大切に使う」「審判さんへの態度」「プラス思考」「応援される人間になる」「本を読む」の8つをあげています。高校1年生で、肉体的そして精神的な成長以外にも「運」の大切さまであげています。
「ゴミ拾い」というのは、テレビ中継でグラウンドに落ちている小さなごみをさっと拾って、ポケットに入れる様子が時々映し出されていました。こうしたことを、今も実践しているということです。
大谷選手が語っていたのが、目標達成シートはなるべく具体的に、少し高い目標を記入しているそうです。中央に書いた「8球団からのドラフト1位指名」という目標は、一見すると現実離れした目標とも捉えられますが、その目標を達成するために必要な要素を分解して、現実的な道のりを作っています。もちろん、一気にこれらを達成するのは厳しいですが、より具体的にして現実的な手段に落とし込むことで目標を見失わず目標に近づくことができるのです。
今回「目標達成シート」を紹介したのは、皆さんがこの川越南高校へ入学して、それぞれが3年間の高校生活を始めました。この3年間の先に持っている「目標」「目的」を明確にして、その実現に向けて、自分自身は何をするのかを考えて欲しいのです。
3年生は、多くの生徒が目指す大学入試が目の前に迫っています。残りの時間をどう活用するかでもいいです。あるいは、進学後の新生活でもいいのです。一人ひとりが自分の将来を改めて考えて欲しいと思っています。
1・2年生は、残りの高校生活をどのように活用するかを是非考える一つのきっかけにしてもらえたらなと思っています。
私からは以上です。
校長日誌 本日は二十四節気の「処暑」です
8月23日(水)
本日は二十四節気の「処暑(しょしょ)」です。期間でいうと今年は8月23日(水)から9月7日(木)までとなります。
「処暑」の「処」という文字には「とめる」「とまる」などといった意味があり、この時期から次第に暑さが収まってくるとされています。そこで、「処暑」は、厳しい暑さの峠を越した頃という意味があるのです。朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。暑さが和らぎ、穀物が実り始めますが、同時に台風の季節の到来でもあります。
また、二十四節気は1年を24に分けていますから、秋の区分は6つになります。その6つが以下のものです。
立秋( 8月 8日ころ)…暦の上ではこの日から秋で、これ以降は、残暑といわれる
処暑( 8月23日ころ)…暑さが止む、おさまるという意味
白露( 9月 8日ころ)…朝晩の寒暖差が大きくなり、野の草花に朝露が宿るころ
秋分( 9月23日ころ)…春分とおなじく、昼と夜の長さがほぼ同じになる日
寒露(10月 9日ころ)…秋がだんだんと深まり、野の草花に冷たい露がつくという意味
霜降(10月24日ころ)…秋がぐっと深まり、霜が降りはじめるという意味
本校は明日から授業が始まります。2学期制をとっていますので、始業式ではなく全校集会を行う予定です。
校長日誌 夏季休業 残り3日となりました
8月21日(月)
残暑(?)が収まりません。台風7号が関西方面を通過して、降雨等により大きな被害を受けました。関東地方は、台風がそれたため、大きな被害は受けませんでしたが、その分、まとまった雨が降りませんでした。東京・埼玉をはじめとする関東地方の水源である利根川水系の八木沢ダムでは、貯水率36%となっていて、利根川水系の9ダム全体でも66%となっています。天気予報でも、しばらくの間はまとまった雨の予報は出ていません。
埼玉県も昨日に続いて猛暑日の予報が出ていますので、熱中症には十分に注意していきましょう。また、本日も夏季進学補習では6講座が実施されています。文武両道の実現を目指すため、一人ひとりが時間を有効に使って頑張りましょう。
校長日誌 夏季進学補習も残り少しです
8月18日(金)
夏季進学補習もサマーリフレッシュウイークを終えた昨日から再開され、今日も3年生向け3講座と2年生向け2講座が実施されています。
先ほど3年生対象の数学「データの分析」をのぞいてみると、確率統計の分野について、生徒が問題に取り組んでいて、これから担当の先生からの解説が始まるところでした。
校長日誌 夏季休業 残り1週間
8月17日(木)
8月11日(木)から8月16日(水)までサマーリフレッシュウイークということで閉庁日扱いにさせていただき、多くの皆様にご迷惑をおかけしたと思いますが、本日から通常日課に戻りました。
本校は夏季休業が他校より少し短く8月24日(木)から平常授業に戻ります。8月24日は、全校集会と課題テストを予定しています。夏休みの課題は既にほとんどの生徒は終わっていると思いますが、もし、まだ残っている生がいましたら、速やかに終わらせてください。
また、台風7号が日本列島を通過して数日となりますが、いまだに南方向から湿った空気が流入してくるため、ここしばらくは雷雨など不安定な天候が予想されています。さらに、これから1週間以上は再び猛暑日の予報が出されていますので、くれぐれも熱中症には注意してください。今朝も隣接するさいたま市で8時19分に30.1℃を記録しています。
校長日誌 台風7号の余波に注意
8月15日(火)
現在、台風7号(LAN(ラン))は、午前5時前に和歌山県潮岬付近に上陸し、近畿地方を北上して大阪方面へと進路をとっています。2018年の台風21号の時のような被害が出なければと願うばかりです。
台風は低気圧と同じように反時計回りに空気が流れ込んでいきます。そのため、台風の東側に当たる関東地方にも湿った南風が吹き込んできています。そのため、昨日の午後から、急に雨が降ったり止んだりという非常に不安定な天候になっています。
また、今後数日間は、上流で振った雨の影響で河川の流量が増すことが考えられますので、くれぐれも河川等に近づかないようにしてください。
上の写真は左が第1グラウンド、右が第2グラウンドの様子です。ほぼ、水浸しの状態です。
校長日誌 第2通用門の改修が始まりました
8月10日(木)
去る5月12日に門扉を支える支柱が根元から折れてしまった第2通用門の改修工事が始まりました。
新しくなる第2通用門は、隣にある第1通用門と同じようなしっかりしたものになります。生徒の安心安全を第一に考え、外部からの不審者の侵入などを防ぐために、今後は閉庁時等にはしっかり閉めていくようにします。
校長日誌 ダブル台風の影響
8月9日(水)
先週から沖縄付近を迷走していた台風6号(KHANUN(カーヌン))は、現在、鹿児島県の枕崎市の西南西約120kmにあって、時速10kmで北北西へ進んでいます。今後は九州の西の海上を北上して、朝鮮半島の方向へ進む見込みということです。関東地方からは遠い位置に駆る台風ですが、この台風の影響で、日本列島に南側から湿った空気が入ってくるため、不安定な天候になっています。
また、台風7号(LAN(ラン))は、現在、小笠原近海にあって、ゆっくりと西へ進んでいます。この台風は、10日(木)から12日(土)頃にかけて暴風域を伴いながら北上し、小笠原諸島に接近する見込みです。さらに、その後進路を北西に変えて、14日(月)頃関東地方や東海地方に接近してくる見込みです。
11時30分頃の本校上空の雲の様子です。この後、強い雨が一時降りました。
校長日誌 二十四節気「立秋」
8月8日(火)
本日は二十四節気の「立秋」です。期間でいうと今年は今日から8月22日までとなります。
「立秋」は秋の始まりを意味しています。夏の暑さが極まり、秋に向け季節が移り変わり始める日という意味でもあります。つまり、暦のうえでは「立秋」が夏の暑さのピークであるとされ、立秋の翌日からの暑さは「残暑」と呼ばれます。
しかし、暦上では秋の始まりといっても、実際にはまだまだ暑さの厳しい日は続きます。現在の日本列島付近には台風6号と7号が接近していて、とても暑く不安定な天候が続いています。
こうした中で、部活動を行う生徒は十分に熱中症に注意をしてください。先日、生徒に水筒の中身を聞くと「麦茶」という生徒が多かったという記憶があります。しかし、「麦茶」はミネラルも含んでいて身体に良いのですが、熱中症になるとスポーツドリンクや経口補水液でなくては、十分に水分補給がなされません。こうしたことも、注意して活動するようにしてください。
校長日誌 部活動見学に多くの中学生が来校しています
8月7日(月)
迷走する台風6号の影響で、関東地方も不安定な天候になっていますが、朝から多くの中学生と保護者の皆さんが来校しています。本日は11の部活動が見学を設定しています。
体育館に行ってみると、女子バレーボール部で多くの中学生が体験入部をしている姿が見受けられました。一人でも多くの皆さんが将来の川南生となり、戻ってくることを期待しています。
3階の美術室では見学に来ている中学生と保護者の方に、油絵の手法などを先生が説明していました。
また、夏季進学補習も今日は11講座が予定されています。夏季進学補習は、サマーリフレッシュウイーク(8/11~8/16)の間は実施しませんが、8/17~8/23の間は多くの講座が予定されています。
なお、本校は8/24(木)から授業が始まり、初日は全校集会と課題テストが予定されています。
校長日誌 夏季進学補習と部活動
8月4日(金)
今日も朝から気温がぐんぐんと上がり、隣のさいたま市では11時10分に35.2℃を記録しています。当然のことですが今日も「猛暑日」です。
本日も10講座の夏季進学補習が行われています。また、1・2年生は部活動に取り組んでいます。活動の様子を見てみると、水分補給と小休憩を取りながら、活動していることがわかりました。それでも、熱中症には十分注意してほしいと思います。
体育館横から第1グラウンドを見ると、手前ではソフトボール部とハンドボール部男子が練習していて、奥では野球部が練習をしています。
また、現在オーストラリアで行われている交換ホームステイの様子はHPの「川南通信」からご覧ください。
校長日誌 再び猛暑日へ
8月3日(木)
8月1日(火)に雷雨のため一時的な降水もあり、何日ぶりか猛暑日を回避することができました。しかし、昨日から再び猛暑日となり、また、しばらくの間猛暑日が続く予報が気象庁から出されています。
大型で非常に強い台風6号(KHANUN(カーヌン))は、現在、宮古島の北約210kmにあって、ゆっくりと西北西へ進んでいます。明日4日(金)以降は強い勢力を維持したまま東に進む見込みです。これは、これまで日本列島に猛暑をもたらす原因となっていた太平洋高気圧が弱くなり、台風の進路が東側にとれるようになってきたためです。
それでも、まだ、日本列島上空には太平洋高気圧があるため、台風6号はゆっくりと進むものと思われます。さらに、台風ン接近に伴い、暑い空気と湿って空気も日本列島上空に入ってくるため、来週に入ると雨模様の日が続くようです。
第一グラウンドでは、野球部と女子ソフトテニス部が、そして、第二グラウンドでは女子サッカー部と女子テニス部、陸上競技部がそれぞれ活動しています。
校長日誌 教職員健康診断
8月2日(水)
本日は教職員の健康診断になっているため、朝早くからロータリー付近にレントゲン撮影用の車と胃検診用の車が入っています。
本校の教職員(人間ドック受診者等は除く)と他校の教職員の方が受診します。
校長日誌 不安定な天気
8月1日(火)
本日は本校上空も雲に覆われ、昨日までとは違い、風もあったので何とか部活動もできるような状況でした。
しかし、先ほどから雷鳴が聞こえてきましたので、外の部活動はすべて停止するよう指示を出しましたので、どの部も片付けて校舎内に戻ってきています。
校舎のそばでは、引き揚げてきたハンドボール部男子の生徒たちが、先生の指示を受けていました。
校長日誌 7月最後ですが、「猛暑日」が続きます
7月31日(月)
連日の「猛暑日」で、部活動に参加している生徒が「熱中症」にならないか、毎日心配でなりません。昨日の山形県での中学生の痛ましい事故など、本当に心配です。
埼玉県の昨日の最高気温は、鳩山町で39.6℃でした。40℃まであと少しです。とうに人間の体温を超えていますから、適切な休憩と水分補給を欠かさず、活動してもらっています。
暦の上でも8月8日(火)の「立秋」を迎えるまでは、「大暑」ですから、1年で一番暑い時期です。
さて、埼玉県内の気温や降水量の測定はどこで行われているのか。熊谷気象台が発表しているので、当然熊谷気象台の敷地内には測定用の機器が設置されている場所があります。あとはどこかというと「アメダス」が設置してある場所で、気温と降水量を測定しています。埼玉県内では、寄居、久喜、秩父、鳩山、さいたま、越谷、所沢にあります。合計8か所の地点で常に計測されているのです。
本校では、今日も進学補習が8講座予定されていています。部活動も第1グラウンドでは野球部が芝浦工大付属高校を招いて練習試合を行っています。野球部は、先日の大会では24年ぶりに4回戦まで勝ち進み、中心で活躍した3年生が引退した新チームで活動しています。
まったく雲がないわけではないですが、雨は降りそうにありません。
グラウンドと逆の空を見ると秋のような雲が見えますが、ただ暑いです。
校長日誌 夏季進学補習(C:チャレンジする生徒を応援できる学校)
7月28日(金)
今日も朝から気温も高く、猛暑日が予想されています。熱中症には十分気を付けましょう。
また、本日も多くの進学補習が予定されていて、8:30から17:00までの中に15講座があります。
そのような中、先ほど校内を巡回してみると3年生対象の「共通テストTrial&GMARCHの英語」という講座で20数名の生徒が、解答した問題の解説を熱心に聞いている姿が見られました。英語は文系・理系を問わず重要ですから、しっかりと理解を深めていきましょう。
校長日誌 夏季進学補習(C:チャレンジする生徒を応援できる学校)
7月27日(木)
夏季休業に入り、毎日多くの生徒が登校してきています。1・2年生は新チームになった部活動に取り組んでいます。
3年生の多くは部活動は引退しているため、夏季進学補習に取り組んでいます。本日は、3年生を中心に11の講座が開かれていて、自分の進路実現に必要な科目を選んで参加しています。
先ほど、3年生のフロアーを周ってみたところ、「やる気の生物」という講座に真剣に取り組んでいる生徒たち約25名の姿が見えましたので、ちょっと覗いてきました。このときは、慶應義塾大学の入試問題について、先生の説明を聞き、その後問題の解法に取り組んでいました。頑張れ、受験生!頑張れ、川南生!
校長日誌 夏季進学補習(C:チャレンジする生徒を応援できる学校)
7月26日(水)
本校は、昨年度現役進学率94.6%で、ほとんどの生徒が四年制大学へ進学しています。
そうした生徒がチャレンジできるように普段からの放課後補習はもちろんですが、夏季休業中も進学補習を実施しています。より多くの生徒が受講できるように進路指導部が時間割を調整しています。また、3年生だけでなく、1・2年生向けの講座も展開しています。
さらに、昨日出発した交換ホームステイに引率している2名の先生は、定期考査Ⅱの終了後から進学補習を始めて7月21日まで行ってから出張に行っています。ありがとうございます。
今日も8時30分から3年生向け「古典演習」を行っていましたので、見学に行ったところ46名の生徒が真剣に取り組んでいたので、窓越しに様子を見てきました。
校長日誌 学習補助ボランティア(E:いい地域連携を活用して学校の教育力を発信する)
7月25日(火)
昨日から本校生徒がお隣の川越市立大東中学校の図書館において、学習支援ボランティアを行っています。
本日は、本校から4名の生徒が参加して、8名の中学3年生の学習の補助をしています。どの中学生も高校入試に向けた問題演習を行っていて、問題の解き方のコツを教えていました。
校長日誌 救急法講習会を実施しました
7月24日(月)
本日9時から、合宿所2階で「救急法講習会」を実施しました。川越消防署大東分署から3名の職員の方にお越しいただき、約90分間の「救命入門コース」を実施していただき、教職員21名が参加しました。
初めにDVDで、心肺蘇生とAEDまでの一次救命処置の流れを確認して、その後、3グループに分かれて、AEDトレナーを使って、胸骨圧迫のやり方を確認したり、AEDを使用する手順を確認したりして、救命処置の仕方を練習しました。
我々教職員は、校内や学校行事の際に生徒や教職員にAEDを使わなくてはならないことが起きないとは限りません。もし、そうした機会があった時に、すこしでも速やかに対応できるようにするため、毎年、校内で救命法講習会を行っています。
校長日誌 二十四節気「大暑」を過ぎて
7月24日(月)
昨日7月23日は、二十四節気の「大暑」です。期間でいうと7月23日から8月7日までとなります。
「大暑」とは、「大いに暑い」の文字通り、暑さが厳しくなる頃です。日中は太陽が照り付け、大地に陽炎が揺らめきます。7月下旬のこの時期は、例年夏の暑さのピークではないようにも思いますが、暑さに体が慣れていない状況で猛暑日が続くのは肉体的にも精神的にも厳しいものがあります。
気象庁の発表では、川越市周辺は今日から土曜日まで猛暑日(最高気温35℃以上)が続く予報が出ています。熱中症には十分注意していきましょう。
また、この暑さの原因は台風5号(DOKSURI(トクスリ))が熱い空気を伴って北上してくることや太平洋高気圧が日本列島上空に張り出し、更にその上空をチベット高気圧が覆いかぶさってくるからだと思われます。
上空には雲一つ見えない快晴です。
校長日誌 陸上競技部、美術部、放送部の激励会を行いました
7月21日(金)
全校集会後に、リモート形式で陸上競技部、美術部、放送部の激励会を行いました。
陸上競技部から、400mHで佐藤さんが、5000mで矢部さんが、8月18日(金)から20日(日)に川崎市等々力陸上競技場で開催される第96回関東陸上競技選手権大会に出場します。この大会は高校生以外の年齢層の選手が出場しますので、是非、全力を出し切って、頑張ってきてください。
美術部の中村さんは、7月29日(土)から8月4日(金)に鹿児島県で開催される第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)に埼玉県代表として「君の幸」という作品を出品します。是非、全国から集まってくる素晴らしい作品に触れて、一層、ご自身の感性を磨いてきてください。
放送部の皆さんは、7月25日(火)から7月27日(木)に国立オリンピック記念青少年総合センターおよびNHKホールで開催される第70回NHK杯全国高校放送コンテストに6部門あるうちのラジオドキュメント部門とテレビドキュメント部門に出場します。是非上位を狙って頑張ってきてください。
最後に生徒会長から激励の言葉と激励費を渡しました。
校長日誌 全校集会
7月21日(金)
本日は夏季休業の前日ということで全校集会をリモートで行いました。
校長講話の後、生徒指導主任から夏季休業中の過ごし方について話があり、次に進路指導主事から、夏季休業をどように有効活用すべきかということについて話がありました。
校長講話の概要のは以下のとおりです。
おはようございます。校長の石川です。このあと壮行会がありますが、今年も運動部、文化部問わず多くの部活動ががんばりました。特に各部とも3年生がよくやりましたね。すでに引退した3年生が多いと思いますが、勝利を目標にここまで頑張ってきたわけですから、勝つことは大切なことですが、それよりもやめないで最後までやり通したことの方が勝つことよりもずっと尊いのです。仲間と最後までやり遂げたという事実はお金では買えない、君たちの人生にとってとても大きな財産となります。お疲れ様でした。1,2年生はいよいよ主役です。がんばってくださいね。
さて、明日から夏季休業が始まります。今年は8月23日までですので、32日間の夏季休業をどう過ごすかで、皆さんの高校生活が大きく変わってくると思います。部活動や夏季進学補習などに積極的に参加して、規則正しい生活を心がけてください。いつも通りの時間に起床して、規則正しく食事をとり、やるべきことをやって、規則正しい時間に就寝してください。
また、新型コロナウイルス感染症について、埼玉県が19日発表した新型コロナの感染状況によりますと、新型コロナウイルスの新たな感染者の数は1医療機関あたり9.54人で、7週連続で増加していて、県は「第9波に入った可能性がある」として感染対策を呼びかけています。埼玉県衛生研究所は「緩やかな増加傾向が続いていて第9波に入った可能性がある。感染対策を徹底してほしい」としています。
本校では9月2日・3日に入場制限をかけない状況での「藤華祭」を予定しています。6月に文化祭を実施した県立高校2校が文化祭後に学校閉鎖という措置をとることになりました。本校として、これらの学校と同じ轍を踏まないように、皆で知恵を出し合って、思い出に残るような「藤華祭」を作り上げていきましょう。
そして、もう一つお話をしておきます。
京セラやKDDI(現在のau)の創始者である稲盛和夫氏は次のように言っています。
人生を歩んでいく途上では、至る所で決断や判断を下さなくてはならない場面がでてきます。仕事や家庭、就職や結婚に至るあらゆる局面において私たちは絶えず、さまざまな選択や決断を強いられることになります。生きることは、そういった判断の集積であり、決断の連続であるといってもいい。すなわち、そのような判断を積み重ねた結果がいまの人生であり、これからどのような判断をして行くかが今後の人生を決めていくのです。したがって、その判断や選択の基準となる原理原則を持っているかどうか。それが私たちの人生の様相をまったく異なったものにしてしまうのです。
また、稲森氏は「人生の方程式」というものを示しています。「人生・仕事の結果=考え方✕熱意✕能力」という方程式で表せる法則です。つまり、人生や仕事の成果は、これら3つの要素の”掛け算“によって得られるものであり、けっして”足し算“ではないのです。
まず、「能力」とは才能や知能といいかえてもいいのですが、多分に先天的な資質を意味します。また、「熱意」とは事を為そうとする情熱や努力する心のことで、これは自分の意思でコントロールできる後天的な要素で、どちらも0点から100点まで点数がつけられます。
掛け算ですから、能力があっても熱意に乏しければいい結果は出ません。逆に能力がなくても、そのことを自覚して、人生や仕事に燃えるような情熱であたれば、先天的な能力に恵まれた人よりはるかにいい結果を得られます。
そして、最初の「考え方」。3つの要素の中ではもっとも大事なものでこの考え方次第で人生は決まってしまうと言っても過言ではありません。この「考え方」が大事なのは、これにはマイナスポイントがあるからです。つまり、+100点から-100点までと点数の幅が広いのです。したがって、能力と熱意に恵まれながらも考え方の方向が間違っていると、それだけでネガティブな成果を招いてしまう。考え方がマイナスなら掛け算をすればマイナスにしかならないからです。
「プラス方向」の考え方とは、常に前向きで建設的であること。感謝の気持ちを持ち、皆と一緒に歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことなどです。
このように良い心がけを忘れず、もてる能力を発揮し、常に情熱を傾けていく。それが人生に大きな果実をもたらす秘訣であり、人生を成功に導く王道だというのです。
こうした考え方を一つの「生き方」として、今後の皆さんの選択や決断の場面での参考にしてもらえたらと思います。
最後に生徒諸君にお願いがあります。川越南高校では1年間の電気代や水道代および冷暖房で使用しているガス代が約1900万円かかっています。生徒一人当たり1万8千円以上です。教室のエアコンや照明等は不在の時にはこまめに消すなど、ぜひ全員で省エネを心がけてください。君たちの省エネ努力で生まれたお金は、できる限りみなさんに還元したいと考えています。無尽蔵に電気や水道があるわけではないのです。一人ひとりが省エネ節約を心がけるようお願いします。
7月25日には、3年ぶりに実施するオーストラリア交換ホームステイに22名の生徒が羽田空港から出発します。夏季進学補講もスタートします。各部活動でも合宿があります。「文武両道」勉強に部活動、学校行事に川南生全員が充実した夏休みをすごすよう期待していいます。それでは元気で8月24日に会いましょう。以上です
校長日誌 夏季休業まで2日となりました
7月20日(木)
3学期制の多くの学校が終業式を行っていると思いますが、本校は2学期制であり、明日全校集会を行って7月22日(土)から夏季休業となります。また、8月24日(木)から授業等が始まりますので、生徒の皆さんは32日間の夏季休業を有効に活用できるようにしてください。
本日は、学年ごとにLHRや進路LHR、学年集会などを行った後、全校で大掃除を行って放課になる予定です。また、3年生には成績表も配布されますので、内容に間違いがないかを確認してください。
校長日誌 2年生学年集会
7月19日(水)
2年生が体育館で学年集会を実施しています。本校は7月22日(土)から夏季休業になるので、その前に各担当の先生から諸注意を行っています。また、夏季休業を有効に使って自らの進路関係の準備などもするようにしてほしいと思います。
また、昨日までとは違って雲が多く、体育館でも学年集会が実施できるようになり、少しホッとしています。
気象庁が出している天気図を見ると高気圧の間に低気圧が発生していて、梅雨前線を東西に伸ばして東北地方に接近しています。昨日までの暑さは、梅雨前線が北上し、日本上空に太平洋高気圧が入り、その上にチベット高気圧が重なるように入ってきたため、熱い空気が長く日本列島を覆っていたためと思われます。
校長日誌 卒業アルバム集合写真
7月18日(火)
3年生は中庭で卒業アルバム用の集合写真を撮影していました。
卒業アルバムの写真撮影が進むと「卒業」という言葉が頭をよぎるようになります。その前に、これから始まる夏休みをどのように有効活用して、自分たちの進路実現につなげることが大切ですね。受験は団体戦です。みんなで協力しつつ準備を進めていきましょう。
校長日誌 野球部の応援に行ってきました
7月17日(月)
本日は、第105回全国高校野球選手権記念埼玉大会の3回戦(対 飯能高校)を所沢航空球場で行いましたので、応援に行ってまいりました。本校からは吹奏楽部、ダンス部の皆さん、そして、野球部保護者会の皆さん、有志の生徒の皆さんが200人以上集まって、スタンドから応援してきました。試合は、大接戦となり6対4で勝利することができました。24年ぶりの4回戦進出です。これも、生徒一人ひとりが頑張って普段の練習の成果を出し切ってくれたことと、皆さんの応援があってのことです。ありがとうございました。
次戦は、Bシードの市立川越高校と7月21日(金)に今日と同じ所沢航空球場で9:00プレイボールです。頑張ってください。
校長日誌 記述式模擬試験を実施しています(C:チャレンジする生徒を応援できる学校)
7月14日(金)
本日は、3学年そろって記述式模擬試験に取り組んでいます。
1・2年生は英語(リスニング含)・数学・国語の3教科に取り組んでいます。
3年生は、文系・理系で科目が変わります。英語(リスニング含)は共通ですが、2限は理科と地歴公民の選択、3限は国語と数学の選択となります。また、3限はさらに試験時間の長い数学も選択でき、希望者は数学・理科・地歴公民から1つ選択でき、試験時間が60~120分さらに長くなります。
やはり、定期考査だけではなく、定期的に模擬試験等を実施することで、これまでの学習内容を短期記憶から長期記憶に変えていくことができると思います。生徒一人ひとりが将来の目標に向けて、必要とする学力をしっかりと身につけてほしいと願っています。
定期考査Ⅱの関係で、7月7日(金)から営業再開された食堂ですが、夏休み前は今日までの営業になります。そこで、いつもおいしくいただいているお弁当を以下に掲載しておきます。
校長日誌 1年生 総合的な探究の時間
7月13日(木)
1年生の「総合的な探究の時間」の中で、埼玉県内の諸地域が抱えるSDGsに関する課題を考えて、その課題解決に向けた政策提案のようなものを作り上げ、後日発表して、相互に評価するということを行っています。
この時間は、夏季休業中にグループで手分けをして自分たちが設定した課題について、地域の人たちからインタビューをするための準備作業を行っています。
校長日誌 薬物乱用防止教室を行っています
7月12日(水)
本日は「薬物乱用防止教室」を実施しています。生徒はHR教室でリモート配信される映像等を見てから、感想等を提出することになります。本日は「真っ白の闇」というDVDを見ています。
最近も有名な芸能人が逮捕されるなど、薬物に関する犯罪は絶えません。一人ひとりが正しい知識を持って、正しい判断ができるようになってほしいと願います。
校長日誌 1年生 進路ガイダンス(C:チャレンジする生徒を応援できる学校)
7月11日(火)
1年生は、午前中の授業1コマを使って「進路ガイダンス」を実施しました。
偶数・奇数のクラスに分けて、一方は「職業適性ワークシート」を完成させるため、厚生労働省の「職業適性テスト(Gテスト)」を受けて、その結果から自分の興味のある職業についてまとめていました。
もう一方は、進路指導主事の越後先生から、学部・学科ガイダンスとして、各学部・学科の特徴や、ある職業に就くためには特定の学部を卒業しないと資格が取れないなど、様々な説明をしてもらい、自分が興味を持った学部・学科を見つけるという作業をしていました。
これらを前半後半に分けて全員が取り組み、夏休みに進路指導部から出される「大学調べ」と「職業調べ」の準備学習にあてていました。