校長日誌

校長日誌

校長日誌 定期考査Ⅰが始まりました

5月21日(火)

 本日から、2・3年生の定期考査Ⅰが始まりました。

 1年生は科目数の関係で、本日は午前4時間授業を行っています。

 明日からは3学年揃っての定期考査になります。

校長日誌 令和6年度教育実習直前ガイダンス

5月20日(月)

 今年度の教育実習が5月27日(月)から始まります。

 そのため、今年度教育実習を行う9名の本校卒業生を対象に会議室で直前ガイダンスを実施しています。

 はじめに、私から現在の教育についてや埼玉県の採用試験の状況、そして、教育実習に臨む上での注意点を話させてもらいました。次に教頭先生から教育実習をする上での注意点などを説明し、最後に担当者から諸注意をしていく予定です。

校長日誌 日中の正門等の開け閉めについて

5月17日(金)

 本校の正門につきましては、一方の門扉についている戸車が壊れていたため夜間のみ閉めさせていただいていましたが、壊れていた部分の修理が終わりましたので、生徒の安全確保のため、日中も正門を閉めさせていただいています。

 本校へ来校の際は、お手数ですが正門の開け閉めをお願いします。

校長日誌 スタサポ教員研修会

5月15日(水)

 本日は7時間授業でしたので、16時30分からベネッセコーポレーションから2名の担当者の方々に来校していただき、先日実施した1年生のスタディ―サポートの結果分析研修会を行いました。

 スタディ―サポートは多くの学校で実施していて、結果共有会というのは多くの学校で行っていると思います。スタディ-サポートというのは、各学年における生徒の基礎学力の定着度合いなどを客観的に分析できるので、実施後に分析結果を先生方がどのように受け止め、今後の指導方針をどのようにしていくかがとても重要です。

 スタディーサポートを定期的に実施しているだけでは、生徒の学力向上につながることはありません。経年変化との比較や分野ごとの得手不得手などを客観的に分析して、どんなアプローチをしていくのかが重要です。

 ある教科の先生に話を聞くと、今回の結果を受けて教科担当者で集まり、今後の授業の中で重点的に行う部分や7月の模擬試験に向けての準備など既に話し合いが終わっているということでした。

 また、6月になると三者面談も予定されていますので、中間考査の結果に加えて今回のスタディーサポートの結果などについても担任から説明があると思います。

校長日誌 進学補講の連絡

5月14日(火)

 1階の渡り廊下を通りかかると今年度に入ってから実施している進学補習の案内がホワイトボードに記入してありましたので紹介しておきます。

 現在、16講座の案内がありました。生徒の皆さんは積極的に参加をしてください。

校長日誌 エルニーニョ現象

5月13日(月)

 今日は朝からの雨で気温も上がらず、ここ数日の中では比較的気温が低くなっています。しかし、週末は最高気温が28℃前後になるという予報が出ています。

 毎年、夏が近づいてくると今年の夏の暑さが気になるところです。その時関係するのが「エルニーニョ現象」です。エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。

 気象庁は5月10日(金)に最新のエルニーニョ監視速報を発表しています。現在、エルニーニョ現象は急速に解消へ向かっており、春の間には終息して、平常の状態になる見通しです。その後、夏から秋にかけてラニーニャ現象が発生する可能性が次第に高まる見込みですとのことです。

校長日誌 「1円玉天気」

5月10日(金)

 「1円玉天気」というのは、天気が崩れる心配がなく晴れて安定した天気のことを表す「気象予報士」が使う業界用語です。1円玉は最小単位の硬貨なので、もうこれ以上崩れない(両替できない)状態を天気に例えてこう言うそうです。ということで、「1円玉天気」は洗濯日和の天気のことでもあるということです。

 本当に本日は雲一つない快晴です。

「写真は、第一グラウンドからの様子です」

 

校長日誌 遠足

5月9日(木)

 本日は3学年とも遠足です。3年生ディズニーシーへ、2年生横浜方面へ現地集合で向かっています。

 1年生はバスで、伊香保森林公園及び伊香保グリーン牧場へ行くため、8時に学校集合で、8時15分に予定通り出発しました。心配された天気も徐々に良くなるようですから、楽しい思い出を作ってきて欲しいと思います。

 遠足の様子については、各学年の先生に託したいと思います。

校長日誌 新型コロナウイルス移行1年

5月8日(水)

 新型コロナウイルスが感染法上2類から5類へ移行して1年となりました。季節性のインフルエンザと同じ扱いになったということです。

 日常生活においては、以前のような規制もなく生活ができるようにはなってきているのだと思います。厚生労働省が4月に発表している最新の人口動態統計(概数)によると、昨年5月から11月の半年間での新型コロナウイルス感染による死亡者が16,043人いることがわかりました。同じ5類の季節性インフルエンザは、2,019年の年間死者数が3,575人で、同じ感染症の死者数としては新型コロナによるものが圧倒的に多いということです。

 やはり、これからも人込みなどではマスクをするなどして、感染症対策をとることも必要なのだと再認識することができました。高齢者や基礎疾患を持った人に対する配慮も必要なのだと強く感じました。

校長日誌 二十四節気の「立夏」を過ぎて

5月7日(火)

 今年度もゴールデンウィークが終わりました。空前の円安も手伝いインバウンドで海外から多くの方が来日して観光地はとんでもない賑わいをみせていたようです。

 週末の5月5日(日)は二十四節気の「立夏(りっか)」でした。暦の上での夏の始まりをあらわしています。期間でいうと今年は5月5日(日)から19日(日)までとなります。

 「立夏」とは、夏の兆しが見え始める頃夏の始まりという意味です。「立」は「立案」「立法」などにも使われるように、「つくる」「新たに始める」という意味があり、二十四節気では「立春」「立夏」「立秋」「立冬」を指して「四立」と呼び、それぞれ「季節のはじまり」を表しています。この「立夏」から「立秋」の前日(今年は8月6日)までが暦の上での夏となります。

 また、数日前から日本列島上空に寒気が流れ込んでいて、昨日は西日本から不安定な天気になっていて、関東地方でも昨晩から雨になっています。そのため、今週の前半は雨模様で木曜日の最高気温は20℃以下が予測されていますが、週末は27℃以上の夏日の予報にもなっています。

 

 

校長日誌 大東ふれあいまつり2日目(E:いい地域連携を活用して学校の教育力を発信する)

5月4日(土)

 昨日から始まった大東ふれあいまつりの2日目になります。

 本日は、場所を「大東グラウンド ソフトボールエリア」に移して行われています。

 9時から、女子ソフトボールのエキシビジョンマッチとして、川越南高等学校と所沢西高校の試合を行いました。

 開会行事では、川越市の副市長様の始球式等も行われて、試合が始まりました。今回はエキシビションマッチということで5回までの試合となりました。所沢西高校の先行で始まり、点の取り合いとなり、最終的には1回裏に取った大量得点の6点が大きく影響して、7対12で勝利しました。

 その後、高校生の混合チームと大東南台シニアクラブとの試合も行いましたが、パワーの差がいかんともしがたく、本校の1年生2人が交代でピッチャーをしましたが、10点以上の大差で負けてしまいました。それでも、両行の選手が協力して試合に臨めたこともよかったのではないかと思います。

 

 

校長日誌 吹奏楽部第60回定期演奏会

5月3日(金)

 本時午後2時から狭山市市民会館大ホールを会場に、川越南高等学校吹奏楽部第60回定期講演会を開催しました。

 今回の演奏会の10日前に何者かの非人道的な行為で大量の楽器が盗まれるというとんでもないアクシデントに見舞われましたが、近隣の高校やOBの方々から盗まれた分の楽器を提供していただき、何とか実施することができました。本当にありがとうございました。顧問の先生によると生徒一人一人が凄まじい集中力を発揮してくれて、準備をしてくれたとも聞きました。それでも、犯人だけは絶対に許せないことには変わりありません。

 演奏会は、三部編成で行われ、第一部では「フロンティアスピリット」「風がきらめくとき」「メルヘン」「ノートルダムの鐘より」の4曲を演奏し、第二部では「古都-四季の彩り」「さくらのうた」「マードックからの最後の手紙(2021年版)」の3曲を演奏しました。第三部では、「KMWO SHOW!!!」として、寸劇も交えて楽しい演奏をしてくれました。

校長日誌 大東ふれあいまつり(E:いい地域連携を活用して学校の教育力を発信する)

5月3日(金)

 本校第2グラウンドに隣接している「大東市民センター」の開設10周年を記念して、「大東ふれあいまつり」が5月3日・4日に大東市民センター・公民館・大東グラウンドで開催されています。私も9時から実施された開会行事に参加してきました。

 大東市民センターの1階音楽室には、本校美術部の作品が展示してあります。作品展示は、5月3日から5月17日まで行われています。

 また、明日5月4日は9時から大東グラウンドのソフトボールエリアで、本校ソフトボール部が所沢西高校とのエキシビジョンマッチを実施する予定です。

校長日誌 体育祭で編成する団の顔合わせ

5月2日(木)

 本日6限のLHRの時間を活用して6月6日(木)に予定されてる体育祭で編成するの顔合わせを行っています。

 本校の体育祭では、全校を各学年1クラスずつからなる団を編成しています。3学年が協力して行う応援合戦では、3年生のリーダーシップのもと、各団で創意工夫された演技を披露したりします。また、最終順位もこの9つの団で決まりますので、皆で協力して取り組む姿が見られると思います。

 朝までの影響があるため、グラウンドで一堂に会するのではなく、今回は体育館、卓球場、柔道場、剣道場に分かれて顔合わせをしました。

校長日誌 衣替えに向けて

5月1日(水)

 週末最高気温が30℃を超えるところもあった中、本日は朝から降り出した雨の影響もあり、気温的には過ごしやすい日となっています。

 4月22日の39メールでお知らせしたように、本校では6月1日から9月30日の期間は夏服となっています。しかし、昨今の気温上昇傾向もあり、更衣日の前後1か月は移行期間として、5月1日から6月30日の期間は夏服、冬服ともに着用できるようになっています。

校長日誌 今年の藤棚

4月30日(火)

 本校の校章にも使われている藤の木が第一通用門前の体育館と三養館(挌技場)の間にあります。

 昨年までは藤棚に三本の藤の木が植えてあり、その枝が伸び放題になっていて、隣接する通路の屋根を覆い、体育館の二階の窓が閉まらなくなるほどでしたので、造園業者の方とも相談をして、一番若くて勢いのある藤の木を残すことにしました。

 その結果、まだ藤棚全体を覆うまでには枝が伸びていませんが、藤の花は咲きました。今年度中に枝を十分に伸ばして来年の春には立派な藤の花を咲かせてくれることを願っています。

校長日誌 離任式を行いました

4月26日(金)

 本日、40分6限授業を行った後、体育館で離任式を行いました。

 お忙しい中、地歴公民の吉村先生と音楽の川北先生が参加してくださり、川越南高校での思い出などを色々お話してくださいました。

 全校生徒で校歌斉唱をした後、代表生徒から花束贈呈を行いました。

 最後に全校生徒の拍手に送られて退場していただきました。

校長日誌 身体測定を行います

4月25日(木)

 本日は午前4時間授業を行って、午後は全学年で身体測定を行う予定です。木曜日に実施すると部活動の大会等に当たる可能性が低いため、全校生徒の測定を一度に終えることができるので、本校では例年この日程で実施しています。

校長日誌 大東中学校の学校行事への協力

4月24日(水)

 本日はお隣の川越市立大東中学校の1年生が校外学習でバス5台を使用するため、本校のロータリ付近をお貸ししています。朝7時から7時30分くらいと夕方17時から17時30分くらいの間、バスの出入りがありますので、本校へお越しの方はご注意ください。

校長日誌 1年生部活動本入部

4月22日(月)

 先週お知らせしたように、本日が1年生の入部届提出になっています。

 皆さんはどの部活動等への入部を決めたのでしょうか。普通は高校での部活動が最後になります。大学ではサークル活動として、大学へ届けられたグループでの活動がありますが、学校の代表として活動するものは極めて限定的になります。

 本校では開校以来「文武両道」の精神を大切にして教育活動を行っています。多くの学校で昭和の時代は、勝利史上主義に走るような部活動もあったようですが、令和の時代では、勉強・部活動・学校行事をいかに共有させていくのかが、生徒の成長に大きく影響していると感じます。

 性格を異にする3つの事にそれぞれしっかりと取り組む事で、将来必要とされる事を身につけていくことができると思います。単に進路実績を伸ばすためだけに勉強だけをさせるとか、学校の知名度?を高めるために部活動のみに力を入れるとかでは、バランスを欠いた人が生まれるのではないかと危惧をするばかりです。

 中学校時代に力を入れてきた部活動でさらに自分自身を高めるのもいいと思います。また、高校にしか無い部活動に入部して新たにチャレンジすることもいいと思います。さらに、他の中学校にはあったが出身中学校には無かった部活動にあえてチャレンジをして、大きなハンディキャップを乗り越えて自分を高めるのもいいのではないでしょうか。

 いずれにせよ授業を終えた後の時間をどのように活用していくのか、一人一人に課された課題であると思います。部活動は異年齢の生徒が集まって取り組むもので、学年が進行するにつれて立場も変わり、ここでしか体験できないことが得られます。将来、社会に出れば必ず異年齢のコミュニティに所属することになり、そうした時に必ず役に立つと思います。

 将来、高校3年間でやって良かったと思えるような取り組みにして欲しいと思います。

 

 

校長日誌 PTA・後援会新旧合同理事会

4月20日(土)

 本日13時30分から視聴覚室で「令和6年度 PTA・後援会新旧合同理事会」を開催しました。

 会に先立ち、13時から新旧理事会の打ち合わせの役員会も行いました。

 PTA・後援会新旧合同理事会では、9つの議案について慎重に審議をしていただき、全て了承していただきましたので、今後実施するPTA総会にて提案させていただきたいと思います。

 また、合同理事会の終わりには、退任理事・役員の方々への感謝状を贈らせていただき、一言ずつお言葉をいただきました。

校長日誌 二十四節気「穀雨」です

4月19日(金)

 本日は二十四節気の「穀雨(こくう)」です。期間でいうと今年は4月19日(金)から5月4日(土)までとなっています。

 「穀雨」は春の最後の二十四節気にあたるので、晩春にあたる時季を意味してます。「穀雨」のあとには、夏の始めである「立夏(りっか)」が続きます。また、「穀雨」とは「春雨が降って百穀(ひゃっこく)を潤す」の意で、百穀はいろいろな穀物のことをいいます。つまり、この時季に降る雨はさまざまな穀物を育ててくれる恵みの雨なのです。

 

 また、先週4月12日(金)から実施している二者面談週間本日が最終日となっています。

校長日誌 1年生仮入部期間です

4月18日(木)

 1年生が入学して2週間が経とうとしています。部活動の本入部は4月19日(金)となっていましたが、4月22日(月)に変更しました。今年度は二者面談週間を4月12日(金)から4月19日(金)までとしているため、19日(金)では、担任を持っている先生が対応できないために変更しました。

 本校は開校以来「文武両道」の精神を大切にしてきており、進路指導主事の越後先生から進路講話などで使われる「全教科学習」「長期記憶化」「7時間睡眠」も浸透してきていて、ここ数年間で進路実績も飛躍的に向上しています。

 こうした中で、生徒の皆さんには、勉強・部活動・学校行事のうちの一つである「部活動」も是非大切にして欲しいと思います。決して、易きに流れるのではなく、3年間を充実したものにするために、後悔しない部活動選びをして欲しなと思います。3年間の部活動を通して身に付けられるものは数知れません。「集中力」「継続力」「あきらめない心」「時間の有効活用力」「協調性」などなど、挙げたらきりがありません。自分自身の可能性を高めるために、頑張っていきましょう。

校長日誌 春の日の中で

4月17日(水)

 本日も二者面談週間で、1・2年生は40分6時間授業です。3年生は朝から記述模試を行っています。選択科目によっては午後5時ころまでの長丁場になる生徒もいます。

 また、お昼休みの中庭をのぞいてみると何組かの生徒がベンチを使って昼食をとっていました。今が一番いい時期かもしれませんね。これも、きっと川南らしい風景かもしれません。

校長日誌 地学基礎(エラトステネスの方法で地球の大きさを求めてみよう)

4月16日(火)

 「地学基礎」の授業でエラトステネスの方法で地球の大きさを求めるということを野外で行っていました。

 はじめに、決められた距離の2点間を歩測をして、自分の1歩の歩幅を把握させました。次に実際に歩測をする場所に移動して、その2点間の距離を自分の歩幅で計測します。実際のエラトステネスは、夏至の日の太陽の南中高度の違いを使って、地球の大きさを求めましたが、授業ではスマートフォンのGPS機能を使い、南北に離れた2点間の緯度の違いを利用して、地球の大きさを求めていました。

【参考】紀元前230年頃、ギリシャのエラトステネスは、初めて地球の大きさを求めました。エラトステネスは、シエネという町では夏至の日の正午に深い井戸の底まで太陽の光が差し込むことを知りました。さらに、シエネの北にあるアレキサンドリアで夏至の日の正午に太陽の位置と天頂のなす角度が、7.2°であることを知り、シエネとアレキサンドリア間の距離(5,000スタジオン(約925km))から求めました。

校長日誌 二者面談週間

4月15日(月)

 本校では、きめ細やかな指導を徹底するため、年間予定の中に面談週間を設定しています。先週の金曜日から1学期の二者面談が始まりました。授業を40分授業として、放課後の時間帯を使って二者面談を実施しています。新しいクラスがスタートし、担任の先生と生徒が一対一で対話を行い、信頼関係を築いていきます。

 4月の二者面談では、特に1年生は高校での学習のこと、生活リズムや新しい環境についてなど丁寧なやり取りを行っています。進路ガイダンスでも言われていた「全教科学習」「長期記憶化」「7時間睡眠」など、ただ漠然と取り組んでいては、できないことが多くなってしまうかもしれません。生徒の皆さん、心配なこと、不安なことがあれば遠慮せずに先生に相談してください。

 第2グラウンドの桜も週末の暖かい日の連続で、葉桜になりつつあります。

校長日誌 本日夕方テレビ放映の予定

4月12日(金)

 本日、1年生はスタディサポートを実施して、放課後は二者面談を予定しています。

 2・3年生は、40分6時間授業を行い、放課後は二者面談が予定されています。

 また、本日テレビ埼玉の取材が予定されていて、「テレ玉くん天気予報 ハイスクール編」に放送部の生徒を中心に出演予定です。

 放映時間は、本日の16時30分頃17時25分頃の2回予定されています。時間の都合のつく方は是非ご覧ください。

校長日誌 新入生歓迎会

4月11日(木)

 1年生は、1限に英語課題テスト、2限に数学課題テスト、3限に進路適性検査を行いました。

 昼食後、体育館で「新入生歓迎会」を実施しています。

 初めに主催者の生徒会の生徒から、生徒会主催の行事等の説明を行い、その後、各部活動からの出し物が続きます。

 1年生の皆さんには、是非楽しんでもらいたいと思います。

 この後の「新入生歓迎会」の様子は、生徒会のページをご覧ください。

校長日誌 花散らしの風雨が去り

4月10日(水)

 昨日は夜遅くまで風が強く吹き、日中の雨も相まって、本校の第2グラウンド周辺の桜も満開前でしたが、かなりの花が散ってしまいました。

 今日は、1年生は午前中、写真撮影(個人及びクラス集合)、Googleアカウント登録、委員会登録などいろいろなことが予定されています。午後には、体育館で学年集会、スマホ安全教室、自転車安全教育があり、その後、進路講話を行う予定です。

 2年生は、英数国の課題テスト後、普通授業になります。

 3年生は、英課題テスト後、普通授業になります。

校長日誌 オリエンテーション等を実施

4月9日(火)

 本日から全校生徒1,058人がそろっての日課が始まりました。

 1年生は、オリエンテーションと心電図・X線検査、芸術教科書販売など盛りだくさんでした。

 2・3年生については、3年生が1・2時間目を使って体育館で学年集会と進路ガイダンスを行い、その後、HR教室で年間のLHR計画や各種役員決め、調査等を行いました。

 2年生は、3年生の逆パターンで、先にHR教室で年間のLHR計画や各種役員決め、調査等を行い、3・4限に体育館で学年集会と進路ガイダンスを行いました。

 進路ガイダンスでは、進路指導主事の越後先生から、ここ数年間での進路実績の飛躍的な向上について、生徒一人一人が、いつも言われているやるべきことをやって、こういう結果になってきた旨を説明してくださいました。

 

校長日誌 第50回入学式

4月8日(月)

 本日13時30分から体育館を会場に、第50回入学式を挙行し、358名の新1年生の入学を許可いたしました。

 当初、降雨の予報も出ていましたが、天気も持ってくれて、無事式典も終えることができました。

 式辞の概要は以下のとおりです。

      式辞

 春爛漫、若葉が芽吹き、すがすがしく和らいだ春の日差しの中、若い命が躍動する希望あふれる季節がめぐってまいりました。

 この佳き日に、夢と希望に胸を膨らませた新入生を迎え、保護者の皆様やPTA会長の御臨席を賜り、入学式を挙行できますことは本校にとりましてもこの上ない喜びと深く感謝申し上げます。

 本日、ここに入学を許可いたしました、三百五十八名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。教職員を代表して、皆さんの入学を心から歓迎いたします。

 これまでお子様の成長を暖かく支えてこられた保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりのお祝いを申し上げます。

 本校は昭和五十年にこの地に開校して以来、今年度で開校五十周年を迎える学校であり、これまでに一万七千九百人を超える有為な人材を世に送り出してまいりました。特にこの数年間における進学実績の飛躍的な向上や在校生の部活動での成果など、各方面から注目と期待をいただいております。今後は伝統校としての新たな基礎を固め、教育成果を継続・発展させていく使命があると感じています。

 皆さんは、ここに至るために厳しい関門を突破してきており、本日から川越南高校の生徒として誇りと自信をもって学校生活を始めていただきたいと思います。本校で学ぶにあたり皆さんは将来に向かって大きな夢を持っていると思います。その夢の実現のための第一歩が今日から始まるのだという意気込みをもって本校の学校生活を始めてください。

 さて、入学式にあたって皆さんに是非とも心掛けて欲しいことを、お話しさせていただきます。

 それは、「大きな夢と志を抱き、それを叶えるために努力してほしい」ということです。

 夢を叶える秘訣は、4つの「C」に集約される。それは、「好奇心Curiosity」「自信Confidence」「勇気Courage」そして「継続Constancy」である。」これは、ミッキーマウスを始めとするキャラクターの生みの親であり、ディズニーリゾートの創立者であるウォルト・ディズニーの言葉です。

 「好奇心Curiosity」とは、物事を探求しようとする気持ちであり、未知の物事に興味を持つ心のことです。好奇心を持つことで、常に新しいやり方にアンテナを張ったり模索したり、さらに失敗からも学ぼうとする姿勢に繋がります。

 「自信Confidence」とは、自分の価値や能力を信じることです。自分でアクションを起こして、経験したからこそ学べることがあります。たとえ失敗をしても、そのことを受け止め、振り返ることで新たな発見や学びを得ることができます。自分はきっと夢を叶えることができるんだと思えるからこそ、日々の困難にも耐えることができるのです。

 「勇気Courage」とは、困難や危険を恐れない心、ものごとに立ち向かう気持ちのことです。夢を叶えるためにはその過程でいくつもの困難に出合うことが考えられます。それらを乗り越えなければ夢を叶えることはできません。勇気がなくて困難を避けてばかりでは、夢を叶えることはできないからです。

 「継続Constancy」とは、続けるということです。「継続は力なり」という言葉があるように、夢を叶えるには地道な努力を継続していかなければ到達することはできないのです。

 大きな夢や大志を抱くことは若い皆さんにとって、とても大切なことです。これからの高校生活を、なりたい自分を実現するための三年間と捉え、自分の夢や志の「種」を探し、育て、美しく咲かせてほしいのです。

 この川越南高校で、大きな夢(大志)を持ち、将来に向けて自己を磨き、常に昨日の自分を超えていくように努力してください。そのためにも、一緒に苦楽をともにでき、お互いを高めあえる「一生の友」を見つけるとともに「良き師」を見つけてください。そして、今後、学校の内外で提供される様々なチャンスをしっかりと自分の手でつかみ取り、勉強・部活動・学校行事にバランスよく本気で取り組んでください。諦めず、粘り強く挑戦する気持ちを忘れずに、様々なことに積極的に取り組んでほしいと思います。

 最後になりましたが、保護者の皆様に申し上げます。

 本日より、本校を巣立つその日まで、大切なお子様を責任を持ってお預かりします。

 お子様一人ひとりがもつ、資質・能力・人間性を十分に伸ばせるよう、私たち教職員一同全力を挙げてまいる所存でございます。

 そのため、時には厳しく教え、諭す場面もあると思いますが、ひとえにお子様の成長を促すためとご理解いただけるようお願いいたします。

 お子様一人ひとりの健やかな成長と、夢の実現に向けて、学校と家庭が一致協力して信頼関係を築き、同じ歩調で取り組んでいきたいと存じますので、今後とも変わらぬご支援とご協力をお願いいたします。

 結びに、希望あふれる新入生の皆さんの前途を祝すとともに、これから始まる川越南高校での高校生活が皆さんにとって輝かしいものになることを期待申し上げ、式辞といたします。

 令和六年四月八日   埼玉県立川越南高等学校長     石川 良夫

 

校長日誌 1学期始業式

4月8日(月)

 9時5分から、体育館で着任式を行った後、1学期始業式を行いました。

 始業式では、校長講話、生徒指導主任講話、進路指導主事講話、校歌斉唱を行いました。

 生徒指導主任講話では、交通安全指導を中心に話してもらい、自転車事故の防止について説明してもらいました。

 進路指導主事講話では、最近の進路実績の様子や各学年でこの1年間どのようなことに気を付けて取り組むべきなのかなど説明がありました。

 校歌斉唱では、今年度着任した先生の指揮と生徒のピアノ伴奏で校歌斉唱を行いました。

 本日の校長講話の概要は以下のとおりです。

 おはようございます。令和6年度の1学期が始まりました。今日の午後には、50期生358名が入学してきます。ここにいる皆さんが全員先輩ですね。一人ひとりが先輩として、模範になるような先輩になって欲しいと思っています。

 3年生はあと10ヶ月で大学入学共通テストです。本当に月日の流れるのは早いものです。あとは一人ひとりが時間をどう有効に活用するかです。短期記憶を長期記憶に代えていく工夫が絶対に必要です。定期考査のように狭い範囲なら短時間で詰め込んでも、何とかなるかもしれません。しかし、大学入試で問われる知識の範囲ではそうはいきません。

 中学校時代を思い出してみてください。あの頃は、勉強した内容の難易度もそれほど高くなく、量についても何とか覚えられる量ではなかったでしょうか。しかし、高校に入ってこれまで勉強してきた内容の難易度や量はどうでしょうか。きっと、中学校時代とは比べ物にならないはずです。もしかしたら、高校入試についても、短期間の追い込みで結果が出た人がいたのではないでしょうか。でも、それと同じだとは思わない方が賢明です。自分が得たたくさんの知識を長期記憶化するためには、知識を系統的に整理して、定期的に確認するなど、確実に記憶の中に定着させていかなくてはなりません。

 3月22日の終業式の際に、私は京セラやKDDI(現在のau)の創始者である稲盛和夫さんの話をしました。覚えていますか。更にその中で、「人生の方程式」について説明しました。

 「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という方程式で表せる法則です。つまり、人生や仕事の成果は、これら三つの要素の”掛け算“によって得られるものであり、けっして”足し算“ではないという説明をしました。

 「熱意」と「能力」は0点から100点の正の値ですから高い方がいいわけです。しかし、一番重要である「考え方」は、+100点から-100点までの広い値を取りますから、ネガティブにならない「プラス方向」の考え方をすることが大切でした。

 「プラス方向」の考え方というのは、常に前向きで建設的であること。感謝の気持ちを持ち、皆と一緒に歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことなどでした。このように良い心がけを忘れず、もてる能力を発揮し、常に情熱を傾けていく。それが人生に大きな果実をもたらす秘訣であり、人生を成功に導く王道だという考え方でした。

 この「人生の方程式」という考え方をもう一度振り返って欲しいと思います。

 高校3年間という限られた時間をどう活かすのか、自分の将来にどうつなげるのか。時間だけは、誰にでも平等です。1日は24時間です。その中で、勉強・部活動・学校行事の3つに真剣に取り組んで欲しいと思っています。

 時間を有効に活用する一つのポイントは、つなぎの時間をどう効率化するかではないかと思います。例えば、部活動の準備や片付けの時間、皆で協力すればもっと時間を効率化できるのではないかと思います。さらに、いないとは思いますが、練習後、部室や教室でダラダラしていることです。一つのことが終わったら、速やかに次のことを取り組み始めることです。

 また、勉強法の一つとして、よく言われるのが隙間時間の活用です。5分、10分という時間をどう活用するのか。塵も積もれば山となると言います。いろいろな活用法があると思います。是非、工夫してみてください。自分の未来を拓き、「夢」を叶えるために。

校長日誌 正門前の桜について

4月5日(金)

 来週月曜日は、第50回入学式が予定されています。

 また、ここ数日、暖かい日と寒い日が交互に来るような陽気で、学校周辺の桜の木も開花が進んでいます。

 本校においでになると正門前の立派な桜の木が目につくと思います。

 ただ、この桜の木はお隣の川越市立大東中学校に属するものです。

 本校の開校が昭和50年に対して、お隣の大東中学校は昭和22年開校です。あとからできた本校は、正門から旗竿地のような通路を通って、やっと校舎が見えてくるような敷地となっています。

 本校の桜の木は第2グラウンド周辺にありますので、入学式後にお時間があればご覧になってください。

校長日誌 二十四節気「清明」です

4月4日(木)

 本日は、二十四節気「清明(せいめい)」です。期間でいうと、今年は4月4日から4月18日になります。

 「清明」とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」を略した言葉といわれています。春の穏やかな日差しを受けて、天地万物が清々(すがすが)しく、明るくある様が「清明」の時季です。花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃を表しています。

 昨日までの雨予報も曇りのち晴れの予報に変わり、最高気温21℃の予報に変わりました。そのため、本校の第2グラウンド周辺にある桜の木のつぼみも日一日と大きく膨らみ始めています。

 

校長日誌 雨模様の一日になりそうです

4月3日(水)

 今朝は雲が広がる空模様でしたが、10時ころから雨が降り出す予報が出ていました。

 本校の校地と第二グラウンドの間を流れる新河岸川に沿って植樹をされている桜を確認するとまだ、1分から2分咲といったところです。第二グラウンドの桜に至っては。まだ一分咲程度ですので、4月8日(月)の入学式までは持ってくれるような感じです。

校長日誌 令和6年度が始まりました

4月1日(月)

 本日から令和6年度が始まりました。午前中、辞令交付式を行い、その後、職員会議を実施しました。

 午後は、教科会、分掌会議、学年会議と会議が目白押しです。

 また、今年は本校にとって創立50周年を迎えた節目の年となります。記念式典も含めて、準備をしっかりと行ってまいりたいと思っています。

 

 第2グラウンド周辺の桜の花も少しずつですが、開花が始まりました。4月8日に予定されている第50回入学式まで持ってくれることを祈っています。

校長日誌 能登半島地震への支援に向けた募金の協力ありがとうございました

3月29日(金)

 3月5日と7日に生徒会生徒や学級委員を中心に能登半島地震への支援に向けた募金活動を行わせていただき、生徒、保護者の皆様、そして教職員から集まった募金が、6万339円となりましたので、先日、埼玉新聞社を通して、被災地へ送らせていただきました。お亡くなりになられた皆様の御冥福を祈るとともに、被災された地域の一日も早い復興をお祈りしています。

 関係記事が、本日の埼玉新聞に掲載されていましたのでご報告いたします。ご協力ありがとうございました。

校長日誌 南側のヒマラヤスギ等の枝の剪定

3月28日(木)

 先日から業者の方に行っていただいていた大東中学校との境界部にあるヒマラヤスギの枝の剪定がほぼ終わりました。

 とても明るくなり、見違えるようになりましたので、新学期になって校内にお越しの際はご覧ください。

校長日誌 ソフトボール部 練習試合

3月28日(木) 

 先日の雨の影響もなくなり、本日は第一グラウンドでソフトボール部が、西武文理高校と狭山経済高校の連合チームを迎えて練習試合を行っていました。

 新入生を迎える前の現1・2年生で行う最後の練習試合です。日ごろの成果を発揮できるよう、頑張ってほしいと思います。

校長日誌 ロータリーの植栽が新しくなりました

3月27日(水)

 5日ぶりの晴天で、外の部活動もグラウンド整備をしながら頑張っています。

 本日、ロータリーの植栽をきれいに植え替えていただきました。

 一部はプランターにも植えてもらい、きれいに配置してありますので、来校する機会がありましたら是非御覧ください。

校長日誌 新3年生向け進学補講

3月26日(火)

 新3年生対象の春季進学補講を9日間でのべ6講座26回を行っています。

 本日は、13時45分から15時15分で実施していた「ハイレベル基礎英語」と「化学」の様子を除いてきました。

 「ハイレベル基礎英語」では、他動詞と自動詞の使い分けなど基本から応用までをわかりやすく講義を行っていました。

 「化学」では、イオン結晶の結晶格子について、構成するイオン半径の求め方などを解説していました。

 どちらも通常の授業の中では、触れない部分まで丁寧に説明をして、演習も行っていました。

校長日誌 新1年生も参加しています

3月26日(火)

 今日は朝から雨が降り、夕方には横なぐりの雨になりそうな予報が出ています。

 新学期に向けての資料を作成する合間に校内をめぐってみると、校舎内の廊下では外の部活動のサッカー部や陸上競技部の生徒が、トレーニングを行っていました。

 また、体育館に行ってみると、ステージ側では男子バレーボール部が練習試合を行っていました。

 反対側では、女子バスケットボール部が練習していて、すでに、新1年生が4名ほど練習に参加していました。1か月後には、関東大会予選の西部支部大会が始まるはずです。少しでも、受検勉強でなまっている身体を慣らして、試合に出られるようなコンディショニングをして欲しいと思います。

 

校長日誌 樹木剪定をしています

3月25日(月)

 本日から学年末休業に入りました。朝からあいにくの雨模様ですが、部活動も屋内を使ってトレーニング中心ですが頑張って取り組んでいます。

 また、今日明日の予定で事務室前の樹木の剪定を行っています。自動車で、来校する予定のある方は空いている駐車スペースをご利用ください。

11時30分頃の様子

 午後も引き続き作業をしていただき、本校側の木々はかなりすっきりとしました。

16時頃の様子

 枝ぶりのいい大きな木は、フェンスの向こう側の大東中学校の木々です。

 大東中学校との境目にヒマラヤスギが多く植樹されているため、ある程度の大きさで剪定しておかないと、台風等で倒木する可能性があるため、数年に一度の間隔で剪定をしています。予算があれば、もう少し、短いスパンでの剪定が可能なのですが、そこはお許しいただきたく存じます。

校長日誌 後期終業式を行いました

3月22日(金)

 本日、1・2年生の教室移動と下足室移動を行った後、後期終業式を体育館を会場にして行いました。

 終業式開始前に校歌練習を行ったため、校歌斉唱では、皆とてもいい顔をして校歌を歌っていました。

 その後、校長講話を行い、生徒指導部講話、進路指導主事講話を行いました。

 生徒指導部講話では、この1年間を振り返った後、この場にいる新2・3年生がこれから入学をしてくる新1年生のよき手本になるよう話していただきました。進路指導主事講話では、この春の大学入試結果について説明があり、進路実績も着実に伸びていることや、全科目に力を入れること、長期記憶化、7時間睡眠等の大切さについて話していただきました。

 また、当日の校長講話は以下のとおりです。

 おはようございます。校長の石川です。3年生が卒業して2週間がたち、今年度も今日を入れて10日となりました。皆さんにとってどんな1年だったでしょうか。学校としては、新型コロナウイルス感染症が感染法上の2類から5類に変更され、季節性インフルエンザと同じ扱いに変更されたことで、3年間続いたコロナ禍から抜け出し、新たな学校生活の在り方を模索しだした1年でした。今後は、各感染症の流行に注意しながら、新しい時代に合わせた効率的で効果的な取組ができるようにしていく必要があると思います。

 ここで、一つお話をします。

 皆さんは、稲盛和夫氏を知っていますか。京セラやKDDI(現在のau)の創始者です。稲盛さんは、1932年に鹿児島県鹿児島市で産まれ、大学進学では大阪大学医学部薬学科の受験に失敗し、当時は新設であった鹿児島県立大学(後年鹿児島大学に統合)の工学部応用化学化で有機化学を専攻しました。1955年に大学教授の紹介で就職するが、1958年に退社し、1959年に京都セラミック(現在の京セラ)を創業します。その後、順調に業績を伸ばし、1972年には東京証券取引所市場に株式上場をはたします。

 1984年には、通信事業自由化が決定し、京セラが資金を投入して民間初となるDDI(第二電電)を設立します。後に、KDDやIDOと合併して、KDDI(現在のau)となります。

 2010年には日本航空(JAL)の会長に無報酬で就任し、「LALフィロソフィ」の策定など積極的な社員の意識改革に取り組み、着任の翌年には1800億円の高収益企業に生まれ変わらせ、赤字続きの日本航空を3年足らずで再上場させるなどしました。一昨年の8月に90歳で永眠しています。

 稲盛和夫氏は次のように言っています。

 人生を歩んでいく途上では、至る所で決断や判断を下さなくてはならない場面がでてきます。仕事や家庭、就職や結婚に至るあらゆる局面において私たちは絶えず、さまざまな選択や決断を強いられることになります。生きることは、そういった判断の集積であり、決断の連続であるといってもいい。すなわち、そのような判断を積み重ねた結果がいまの人生であり、これからどのような判断をして行くかが今後の人生を決めていくのです。したがって、その判断や選択の基準となる原理原則を持っているかどうか。それが私たちの人生の様相をまったく異なったものにしてしまうのです。

 また、稲盛氏は「人生の方程式」というものを示しています。「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という方程式で表せる法則です。つまり、人生や仕事の成果は、これら三つの要素の”掛け算“によって得られるものであり、けっして”足し算“ではないのです。

 まず、能力とは才能や知能といいかえてもいいのですが、多分に先天的な資質を意味します。また、熱意とは事を為そうとする情熱や努力する心のことで、これは自分の意思でコントロールできる後天的な要素で、どちらも0点から100点まで点数がつけられます。

 掛け算ですから、能力があっても熱意に乏しければいい結果は出ません。逆に能力がなくても、そのことを自覚して、人生や仕事に燃えるような情熱であたれば、先天的な能力に恵まれた人よりはるかにいい結果を得られます。

 そして、最初の「考え方」です。三つの要素の中ではもっとも大事なものでこの考え方次第で人生は決まってしまうと言っても過言ではありません。この「考え方」が大事なのは、マイナスポイントがあるからです。つまり、プラス100点からマイナス100点までと点数の幅が広いのです。したがって、能力と熱意に恵まれながらも考え方の方向が間違っていると、それだけでネガティブな成果を招いてしまう。考え方がマイナスなら掛け算をすればマイナスにしかならないからです。

 「プラス方向」の考え方とは、常に前向きで建設的であること。感謝の気持ちを持ち、皆と一緒に歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことなどです。

 このように良い心がけを忘れず、もてる能力を発揮し、常に情熱を傾けていく。それが人生に大きな果実をもたらす秘訣であり、人生を成功に導く王道だというのです。

 こうした考え方を一つの「生き方」として、今後の皆さんの選択や決断の場面での参考にしてもらえたらと思います。

 4月8日になると新入生の50期生358名が入学してきます。2年生は最上級生へ、1年生も先輩です。それぞれが周囲の模範となれるような上級生になってください。そして、自分自身の夢や目標の実現に向けて。限られた時間を有効に活用してください。時間は誰にでも平等で、1日は24時間です。この時間をどのように有効活用して、自己研鑽に向けるのか。それを決められるのは、自分だけです。感受性豊かで、いろいろなものを吸収することができるこの時代をどう生きるのか、是非もう一度考えて、実行してみてください。

 卒業証書授与式の式辞の中でも話しましたが、高校時代が皆さんの夢の土台作りの前期だとすれば、大学時代は、夢の土台作りの後期です。土台は広ければ広いほどその上に高いものが建てられるのです。

 自分自身の可能性を高められるかどうか、その答えは皆さんの胸の中にあります。あとは、それに気づいて、どのように取り組むかだけです。皆さんの成長を期待しています。

 

校長日誌 二十四節気「春分」を過ぎて

3月21日(木)

 昨日3月20日は「春分の日」です。また、二十四節気の「春分」にあたり、期間でいうと今年は3月20日から4月3日までとなります。

 天球上で黄道赤道と交わる二つの交点のうち、太陽が赤道の南から北に抜ける点が春分点で、太陽がこの点を通過するとき、つまり太陽の黄経が0度に達したときが「春分」であり、これを含む日が「春分の日」となります。「秋分の日」に当たる「秋分」はこの逆になり、春分の日と同様に昼夜の長さがほぼ等しくなります。

 しかし、昨日昼頃から急に寒気の影響を受けるようになり、冷たい北風が吹き、天候が冬に逆戻りをしてしまったようです。幸い昨日の強風の被害は校内では出ていないようですが、生徒の皆さんも登下校では十分に気を付けてください。

 本日は、1・2年生が写真撮影と教科書販売を行い、その後、大掃除を行う予定です。明日が後期終業式の予定です。

 昨日の強風と雨のため、空気中の粉塵等がなくなり、富士山がはっきり見えました。

 

校長日誌 2年生 総合的な探究 成果発表

3月19日(火)

 2年生は、本日、総合的な探究の時間で取り組んできた「沖縄県」と「SDGs」を柱にした課題や問題点を取り上げて、これらについて、高校生らしい視点からの解決策の提案を行い、各クラスから選ばれた代表グループが発表をしています。物理講義室を会場にして、リモートで各教室に配信して、それぞれが評価をしています。

 1年生の時には、地域社会が抱えるSDGsにかかわる課題をテーマにして、それらの解決に向けて、地域社会がどのように取り組んでいるのかを調べ、さらに、高校生の視点からどんな解決策があるのかなどを考えて、発表をしてきました。2年生では、それらの取り組みをベースにして、4年ぶりに実施された沖縄修学旅行に関連させて、沖縄県に代えて考えてきました。また、修学旅行で行った民泊の家庭などで、現地の人からインタビューをして、直接聞き取り調査をした内容も取り入れて、まとめてきました。

 

 

 

 

校長日誌 入学許可候補者説明会

3月18日(月)

 本日13時30分から入学許可候補者説明会を本校体育館で実施しています。

 また、説明会に先立って、入学許可候補者向け教科書販売も11時30分から12時45分で行い、12時50分から13時20分の間に各種提出書類の回収と確認もさせていただきました。

 さらに、11時30分から食堂も開放しましたので、多くの方が食事をしていました。

 説明会終了後は、部活動・同好会説明会を実施する予定です。

校長日誌 生徒向け情報セキュリティ講習会を実施しました

3月18日(月)

 本日1限を活用して、生徒向け情報セキュリティ講習会を実施しました。

 生徒は各HR教室で待機して、初めに生徒指導部の担当の先生から、情報セキュリティにかかわる高校生の事故など最近のSNS等に関する概況を説明し、その後、動画を使った研修の実施方法についての説明がありました。

 講習会では埼玉県教育局の生徒指導課で作成した動画(YouTube)をみて次の4つの点について何に注意しなくてはならないのかを確認しました。

 ①誹謗中傷について

 ②ネット炎上について

 ③匿名発信者の特定について

 ④重大犯罪

 残り時間で各自が感想用紙を作成して提出してもらいました。

 

校長日誌 卒業生との懇談会

3月15日(金)

 本日は、先週卒業した47期生46期生の大学生に協力をしてもらって「卒業生との懇談会」を実施しました。

 62名の卒業生13の分科会に分かれてもらい、2年生が分科会会場に入り、それぞれの会場で先輩たちから進路についてのアドバイス等をいただきました。

 1年生は、各会場から配信されている説明をHR教室でリモートを使って聞くという方法で参加をしました。

 進路については、経験者から何がよくて何がよくなかったかなどの生の声を聴くことが一番参考になりますから。

校長日誌 1学年 総合的な探究 成果発表

3月14日(木)

 1学年では、総合的な探究の時間で1年間取り組んできた成果について、各クラスの代表が発表をして、全員で相互評価を行う予定です。全体テーマは「SDGs!!住み続けられるまちづくりを」というものです。

 発表は体育館では、寒さ対策もあり、リモートで送信して各HR教室で落ち着いた状況で聞き、その後で評価をするという形式で行っています。当初は、1台のカメラで発表者とプレゼンテーション画面を撮って配信を考えたのですが、どうしてもプレゼン画面が色飛びをしてしまうため、急遽複数台のカメラを活用して、プレゼンテーション画面は画像を活用し、発表者は別のカメラで撮影してプレゼンテーションの様子がわかるように、マルチ画面に切り替えて配信しています。

 また、発表内容はグループごとに近隣市町村の抱える課題や問題点を調査して、さらに、インタビューなども行った結果を総合的にまとめたものをまとめた上で、発表を行っています。