2016年3月の記事一覧
情報セキュリティ講演会
3月23日(水)は、スマートフォンの利用やインターネットの利用に関する情報セキュリティ講演会が行われました。
昨今、問題になっている無料通信アプリの使用における注意や個人情報の取り扱い方などについて埼玉県警サイバー犯罪対策課の方を講師にお迎えし講演を行っていただきました。
学年行事
新二年生は、柔道場で修学旅行先である沖縄に関するビデオ視聴をしました。
新三年生は、各教室各分野に分かれ、自身が希望する将来に進んだ先輩方の現状報告や高校生活、勉強の取り組み方などアドバイスをもらっていました。
入学許可候補者説明会
あわせて、部活動紹介も行い、いろいろな部活動を見学する新一年生の姿が見受けられました。
PTA広報「かわなん」卒業によせて
3年生の皆さん、ご卒業まことにおめでとうございます。川越南高校の3年間は、おそらく多くの人にとって充実した3年間であったが故に非常に短く感じているのではないでしょうか。そして明日からは、もう川南に来ない、ということが信じられないのではないでしょうか。しかし、卒業は新たなステージへのスタートです。今年から選挙権年齢が18歳以上になることも含め、大学や社会においては大人として扱われ、生活の様々な場面で自己責任において自分で判断するケースが増えてきます。
この3年間で培ってきた級友や部活動の友人、恩師との繋がり、など出会った方々との絆は今後も是非一生の宝物として大切にしていただきたいと思います。そして、これからはさらに広い範囲での様々な出会いが皆さんを待っています。人は決して一人では生きていけません。こうした人々との絆を育みながら自己の成長の糧にもしていただきたいと期待します。
人の絆という意味で、1つPRをさせていただきます。本校生徒の皆さんにはすでにお話ししてありますが、本校陸上部OGの朝長(ともなが)なつ美さんが近代五種競技において、今年行われるリオデジャネイロ五輪の日本代表に内定いたしました。是非先輩の雄姿をテレビ等で見て、川南の関係者全員で応援していただきたいと思います。
むすびになりますが、保護者の皆様、お子様のご卒業、心からお喜び申し上げます。卒業にいたるまで山あり谷ありの3年間ではなかったかと推察いたします。お子様の益々の活躍を祈念申し上げ、そして本校の発展を見守っていただくことをお願いし、お祝いの言葉といたします。
卒業証書授与式
平成27年度 式 辞
春らしさが日毎に増し、菜の花が満開を迎えようとしているこの佳き日に、PTA会長様、後援会会長様、同窓会会長様、学校評議員様、PTA・後援会役員の皆様をはじめ、多くの来賓の方々のご臨席と保護者の皆様の御出席を賜り、埼玉県立川越南高等学校 第39回卒業証書授与式が挙行できますことに、学校を代表して、厚く御礼申しあげます。
ただ今、卒業証書を授与しました366名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。この日を迎えられたことは、皆さんの3年間の努力の賜物と言えますが、日夜を問わず励ましてこられた ご家族の愛情と 周囲の支えのお蔭でもあります。是非感謝の気持ちを忘れないでください。
保護者の皆様、お子様のご卒業 心よりお祝い申し上げます。今日までの18年間、様々なご苦労があったことと推察しますが、お子様を信じ、支え育まれてきたことに 敬意を表します。また、本校の教育活動に寄せられました 皆様の深いご理解 とご支援に対しまして、厚く御礼申し上げます。
今日の卒業式を迎え、皆さんの心の中には、ここ川南での3年間の思い出が甦っていることと思います。私個人的には 皆さんとはたった1年間のおつきあいでしたが、私もたくさんの思い出を皆さんからいたただきました。一人あたりわずか6、7分という短い時間ではありましたが、ここにおられる卒業生全員と 昼休みに校長室で面談をさせていただきました。
私との面談の時に 皆さんは 勉強のこと、部活動のこと、クラスのこと、進路の希望についてなど、様々に個性豊かに語ってくれました。私は ただただ何事も目標に向かって全力を尽くすように、がんばれ、と言って励ましました。また、何人かの方とは 面接試験の練習や英語の補講でも 共通の時間をシェアさせていただきました。私にとっては忘れられない貴重な思い出であります。
さて、皆さんにとってこの川南での3年間は、社会に出るための人間的基盤づくりの時期でありました。学業はもとより、部活動・学校行事を通して切磋琢磨しあった仲間は、生涯を通じての貴重な宝物です。川南での経験や苦しい時の頑張りは、今後、目標に向かう時の力として働くものと信じます。そして これからは何倍もの山あり谷ありの人生が待っています。ますますの国際化、グローバル化、アイティー化への対応がもとめられます。皆さんには まだまだ学ばなければならない事柄があり、身に着けるべき能力、そして困難に耐えうる心身の充実が必要となります。これからは 自らの責任で自ら判断していく場面も多くなりますが、自分を信じて 常に可能性を追求してください。川南生には、磨けば光る素晴らしい個性がある と確信しています。卒業は次のステージへのスタートラインです。壁にぶつかり逃げ出したいとき 何が支えになるか、そんな時のヒントになる、いや、なってほしいと私が思っていることを2つ、皆さんへのはなむけの言葉として贈らせていただきます。
1つ目は、平凡かもしれませんが、「継続は力なり」ということです。
人生において、皆さんが ある短い期間、素晴らしいことを行ったり、信じがたいパワーを発揮したりすること、もしくは、する時があるかもしれません。ただ、それがその一瞬で終わってしまったとすると、長い目で見てみると、あまり大きな成果とは言えません。それよりも、たとえ目立たない、平凡なことでも、徹底して継続すると、結果的にはとてつもなく大きな成果として現れることが 人生にはよくあります。別な表現では、「凡事徹底」などとも言われます。
わかりやすい一つの例として 昨日表彰をさせていただいた 64名の皆勤賞、59名の精勤賞をあげましょう。3年間、雨の日も風の日も休まず、無遅刻、無早退を続けるというのは、大変な努力と精進と精神力の強さの賜物です。表彰された方はずいぶん自信がついたと思いますし、この自信が次のステージへのチャレンジを生み出すことと思います。これこそ「継続は力なり」の典型です。
また、私がよく全校集会等で皆さんに話している、英語の勉強法もまたしかりです。例えば、毎日2時間ずつ 10日間勉強したのと、1日10時間の猛勉強を2日だけやって、あとの8日間全く勉強しないのでは、同じ合計20時間の勉強でも、その成果は、前者の方が圧倒的に大きいことは明白です。やはり何事もこつこつと地道に継続しないと成果が出にくいのです。
2つ目のはなむけの言葉は、「個性を大切にしよう。」ということです。これには大きく2つの意味があります。1つは、「相手の、または他の人の個性を尊重しよう。」であり、もう1つは、「自分の個性を大切にして伸ばそう。」であります。
前者は、いじめ問題の解決から、国際化、グローバル社会での対応まで、幅広く応用がききます。人間100万人いれば100万人の個性が存在します。肌の色、髪の毛の色、瞳の色、などの外見的な特徴から、文化、風習、性格、考え方、全部違っていて当たり前です。日本にいると、みんな似ているように思えますが、このような国は世界でもまれでして、それでも一人一人は違っています。違っていてよいのです。違いを受け入れ、絶対に排除しない、ことがこれからの社会で生き抜いていく上で 必要となるよりよい社会人としての態度だと思います。
とかく、国際人とか、グローバル人材とか申しますが、語学が少しできるかどうかではなく、広く相手を受け入れる度量があるかどうか、相手の個性を受け入れられるか否かが、真にグローバル人材といえるかどうかのバロメーターであると思います。
また、皆さん一人一人が持っている個性を是非大事にして、守り育ててください。大人の社会では、一人一人の個性を、よい意味で、その人の「持ち味」などと呼んで、表現します。「彼の持ち味は、粘り強く、何事も簡単にはあきらめないところだね。」とか、「いつも明るく、笑顔を絶やさないところが彼女の持ち味だね。」などと言って、持ち味を尊重します。人と人とのつながりの中で、思う存分に皆さんの持ち味を発揮してください。これからの社会では、全てに平均点という人よりも、何か特徴が、持ち味がある人の方が尊重されるケースがあります。さらに、自分が集団のリーダーになった時には、メンバーそれぞれの持ち味を いかに発揮させるか、に心をくだくようにすると、いろいろなことがうまく回りだすと思います。
結びに、少しお話させていただきます。ここにおります卒業生第39期生は文武両道で本当によくがんばってくれました。部活動においても、関東大会、西関東大会、県のベスト8、など輝かしい成績を残してくれました。また、進路においても、第一志望合格を多くの生徒が勝ち取りました。一昨日(3月10日木曜日現在)の数字で、国公立大学合格は、東京学芸大学、首都大学東京など延べ5名、私立大学合格は延べ636名合格ですが、その中には、いわゆる日東駒専延べ137名、GMARCH延べ64名、津田塾大・東京女子大等難関女子大に延べ10名、早・慶・上智延べ6名合格、などが含まれています。また、短期大学延べ22名、専門学校延べ48名、大学校1名、公務員3名、一般就職1名、の合格がおります。国公立大学はまだ後期試験を残している者もおりますので、合格者はさらに増えると期待されます。さらに、来年度再チャレンジを考えている人も是非、さらに実力を伸ばして頑張ってください。期待しています。
結びに、本日ご臨席いただきましたご来賓の皆様には、日頃より、本校教育活動のため、格段のご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
川越南高等学校は、地域の期待に応え安全・安心な環境を確保しつつ、生徒一人一人の、心身の健全な成長のため、教職員一丸となり教育活動に邁進してまいります。ご臨席のすべての皆様に、今後とも変わらぬ暖かいご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、卒業式の式辞といたします。
平成28年 3月12日
埼玉県立川越南高等学校長 飯田 敦
第39回卒業証書授与式
多くの保護者様にもご来校いただき、卒業生にとって輝かしい門出の日になったことかと思います。
校長式辞より、「継続は力なり」と「個性を伸ばす」とありました。教職員一同、卒業生の新しいステージを心から応援しております。
重ねて、保護者の皆さま、お子様のご卒業心よりお祝い申し上げます。これからも温かい目で、子ども達の成長を見守っていただきますようお願いいたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。
本日は誠におめでとうございます。
卒業式予行・予餞会
予餞会は大いに盛り上がり、その後1・2年生を中心に卒業式の紅白幕の準備等を行いました。
1・2年生や教職員含め卒業式が滞りなく、3年生の旅立ちを送る最高の卒業式にしていきます。
保護者の皆さまもご参加いただけたらと思います。
同窓会入会式
入学許可候補者発表
3月10日(木)に平成28年度入学許可候補者の発表が行われました。
367名の入学許可候補者の皆さんの3年間が充実した高校生活となることを期待しています。