2016年4月の記事一覧
離任式
各先生方のご紹介の後、懐かしいお話や激励のお言葉をいただきました。
H29(2017)年度学校案内 校長挨拶
H29(2017)学校案内校長挨拶
本校は「文武両道を目指す学校」をスクールミッションとして掲げ、勉学と部活動を両立させ、学校生活に意欲を持って主体的に取り組む生徒の育成を目指しています。
質の高い日々の授業、きめ細かな進路指導、学ぶ意欲に応える進学補講等により、生徒の学力の向上、第一志望への進路実現を図っており、国公立大学や難関私立大学への高い進学実績をあげています。特に昨年度は、早稲田・慶応・上智に10名(3名)、学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政に85名(64名)(( )内は前年度の合格者数)合格するなど、難関私立大学への進学が伸びています。また、上記合格者計95名の77パーセント(73名)が現役です。
部活動では運動部22、文化部12、同好会2の全36の部・同好会が熱心に活動し、部活動への加入率は90%を超えています。また、目標に向かって仲間同士がともに励み、全国大会や関東大会への出場も果たしています。
さらに、文化祭や体育祭などの学校行事もさかんで、生徒一人一人が個性を発揮し、高校生活の貴重な3年間を思いっきりエンジョイしています。
素晴らしい仲間と切磋琢磨しながら友情の絆を深め、生徒一人一人が様々なことにチャレンジし、自分を成長させていくことが本校の良き伝統になっています。
中学生の皆さん!川越南高校で、夢の実現に向けて充実した高校生活を送ってみませんか。2つのグラウンドを含む広くて充実した学校施設の中、情熱にあふれた指導力のある教職員が全力で皆さんの夢の実現をサポートします。
国公立大学説明会
入試を取り巻く環境や大学入試の基礎知識、入試対策アドバイスについての講演がありました。
第一志望合格に向けて頑張ってほしいと思います。
新入生歓迎会
1年生は、先輩達の発表を真剣に、時には楽しく聞いていました。
1年生オリエンテーション
体育館での全体集会や、図書館での利用案内・図書紹介などがありました。
入学式
新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。
本日から、川南生として有意義な学校生活を送ってもらいたいと思います。
着任式・始業式
4月8日、着任式と始業式が行われました。
着任職員の紹介・挨拶がありました。
平成28年度 入学式 校長式辞
平成28年度 式 辞
桜の花が皆様より一足先に満開を迎え、草木の緑が色濃くなりつつある季節となりました。この佳き日に、夢と希望に胸を膨らませた新入生を迎え、
PTA会長 様、PTA・後援会顧問 様、平成27年度本校学校評議員 様 ほかPTA・後援会役員の皆様 を始め、多数のご来賓の皆様のご臨席を賜り、埼玉県立川越南高等学校第42回入学式が、かくも盛大に挙行できますことは、私ども教職員にとりましてこの上ない喜びとするところであり、皆様に心から深く御礼申し上げます。
さて、ただいま入学を許可された367名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
皆さんは、大変に厳しい関門を突破して、本日より川越南高校の生徒として、高校生活をスタートさせます。
今日の緊張した中での入学の喜びは、皆さんの心に深く刻まれたのではないでしょうか。どうか本日の気持ちを決して忘れずに3年間持ち続けてください。
この喜びは、皆さんのこれまでの努力の積み重ねのたまものであることは言うまでもありませんが、ご家族や中学校の先生方、周りの方々の温かな支えやご指導、優しくかつ厳しい教えがあってのことであることも忘れてはなりません。
まさに、自分自身の努力もさることながら、人と人との関わりの中で努力してこられたことを、ここにしっかりと心に刻み、これからもお世話になった方々に感謝しつつ、頑張ってください。
また、努力が実った入学許可候補者発表の日から今日までの間に、将来に向けて新しい志を立てたことと推測しています。
この明確な意志と決意、すなわち「志」を高く持つことが皆さんの原点になります。さらにこの「志」を3年間、持ち続け、高めていくことが必要です。入学に際し、このことを改めて自分自身に問い直し、本校での第一歩を踏み出してください。
本校は創立42年目を迎え、文武両道を目指す教育のもと、すでに、15,000人を超える卒業生が社会で活躍しています。進学実績や在校生の部活動での成果など、各方面から注目と期待をいただいています。今年度は文部科学省から教科「情報」に係る教育課程の研究指定も受けております。今後伝統校としての新たな基礎を固め、教育成果を継続・発展させていく使命があります。
さて、本日から川越南高校での三年間が始まります。中学校時代と比べ、学ぶ内容は高度になり、量も飛躍的に増えます。国においても中央教育審議会等において「アクティブラーニング」という概念が大きく取り上げられているように、高等学校においては、受け身の学習姿勢から、自分で考えて課題を見つけて、自ら学習する方法も考えて解決していく態度と意気込みが必要になります。また、進路を含め自分で物事を決める場面も多くなります。
幸いにして本校には全県の140を超える数の中学校から生徒が入学しております。自分とは異なる考え方や価値観を持つ仲間に、初めは戸惑いがあるかもしれません。しかし今日の出会いがあり、川越南高校でともに机を並べ、勉強・部活動に切磋琢磨する仲間になりました。今皆さんは「川越南高校で頑張るぞ」という新鮮な気持ちを抱いていると思います。3年後には、それぞれの進路に分かれていきますが、相手を思いやり、認めることを忘れず、一生の宝物となる友人を見つけてください。3年間苦楽を共にした仲間は一生の宝物です。私たちは現在、人口が継続的に減少する今まで経験したことのない社会に生きています。また、変化の速度が大変に速く、先の見えにくい社会でもあります。課題に対して自ら考え判断し、自分なりの解答を出すことが求められます。取り組むべきことの多さに負けないでください。試行錯誤を続けながら、一つ一つの課題に解答を出して行きましょう。
皆さんの高校生活の充実のため、求めたいことを3点お話しします。
一つは、先ほども少しお話しましたが「学ぶことに主体的・積極的に取り組む」ということです。本校での学習は、皆さんがやがては社会に出て独り立ちして、社会人として仕事をする上での基礎基本となります。全ての教科に真剣に取り組み、授業を第一に大切にしつつ、「予習→授業→復習→次の授業の予習→次の授業」というサイクルとリズムをしっかりと築いて習慣化し、「自ら学ぶ姿勢と習慣」を身につけてください。中学校時代のように塾等に頼るなど、学習において、誰かが計画してくれて、誰かが教えてくれるということはありません。自分で計画し、自分で自分を叱咤激励しながら頑張るしかないのです。「中学校では成績が上位だったのに、高校に入学してから下がってしまった」という人の多くは、塾等に頼り切っていた中学校時代の学習習慣からいつまでも抜け出せず、この「授業を中心にした自らする予習→復習サイクル」が習慣化していない人です。どんなに部活動が忙しくても、どんなに疲れていても毎日、学年の数字プラス2時間、すなわち、1年生であれば最低に時間は、家庭で予習・復習をする、ということを肝に銘じてください。保護者の方も必ずチェックをしてください。毎日2時間の家庭学習の習慣がついている人と、全くついていない人では、3年生になって部活動を引退して「さあ受験勉強スタート!」という時に、想像以上の大きな差ができています。「継続は力なり」です。今日の私の話に少しでも「なるほど」と思った人は、是非今日から毎日机に向かう習慣を作ってください。
二つ目は、「目標は高く、努力は着実に」ということです。青春期は最も吸収力に満ちたときです。生徒のみなさんの可能性は無限です。目標は自分で決め、譲らないことが大切です。飛躍するためには、チャレンジングな目標を高く明確に設定することが必要です。自分の志を固め、取り組む事柄が明らかになれば、川南生の皆さんには、達成に向けて努力できる資質があります。
ただし、目標が高いからといって焦ってしまって無理はしないでください。また、すぐに成果があらわれないからといって努力を簡単にはあきらめないでください。 Rome was not built in a day.「ローマは一日にしてならず」といいます。「目標は譲らずに高く、努力は怠ることなく着実に」と言い換えてもよいでしょう。是非このことも肝に銘じてください。
三つ目は、「人間性豊かなふところの深い人になってほしい」ということです。
豊かな人間性は、学校生活の中では、教科の授業だけでなく、部活動や委員会活動などの時間に、あるいは趣味を楽しむ時などに培われます。運動部でもいい、文化部でもいい。自分にあった、自分の興味のある部活動や生徒会、委員会活動等を是非この川越南高校で見つけて、引退するまで、続けてください。本校は昨年度実績では97パーセントの生徒が部活動に所属しています。皆さんも是非先輩に続いてください。
勉強をしっかりすることは、先ほども申し上げたとおり、将来の社会をになう者として当たり前のことですが、いざ社会人となってみると、我々は例えば仕事場や地域社会において、様々に他人と関わりあって生きていかざるをえません。そうした時に、人間性の豊かな人は、非常に充実した実りの多い人間関係を築くことができます。また、「ふところの深い人」というのは、心が広く、相手を許してあげることのできる人です。とかく、人間関係等ですぐに怒ったり、相手の悪口を言ったりしたくなる場面がありますが、そこでじっくりと相手の状況を考えてあげられる、かつ、できるだけ相手の立場に立って考えてあげられる人になっていただきたいと思います。
もう一つ追加になりますが、先輩に見習い継続してほしいことがあります。それは元気のある挨拶です。本校は運動部の生徒を中心に非常に頻繁に、元気のよい挨拶が飛び交う学校ですが、特に野球部の生徒さんは、女子のマネージャーさんも含め、全員が、挨拶するときには、たとえいそいで歩いている時でも必ず止まってしっかりと挨拶してくれます。部の伝統だそうであります。外部から本校にいらしたお客様方からいつもこのことを褒められます。挨拶は人間関係の扉を開く第一歩でもあります。是非新入生のみなさんも見習って下さい。
さて、ご列席の保護者の皆様、あらためましてお子様のご入学おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
保護者の皆様には本日、本校への入学という栄冠を手にされ、喜びも、ひとしおとご推察いたします。
私ども教職員は、その喜びを共有するとともに、生徒の皆さんが目標に向かって、着実に歩むことを全力で指導し、支えてまいります。
教職員一同責任の大きさを自覚し、一丸となって、時に厳しく時に優しく、指導をしていく所存です。そのためには、学校と家庭、地域社会の3者が相互に協力し合うことが必要です。お子様一人一人の健やかな成長と、夢の実現に向けて、家庭と学校が一致協力して信頼関係を築き、同じ歩調で指導していきたいと存じますので、今後とも変わらぬご支援ご協力をお願いいたします。
最後になりましたが、本日ご臨席いただきましたご来賓の皆様には、日頃より、本校教育活動のため、格段のご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
そして、ご臨席のすべての皆様に、今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、私の式辞といたします。
平成28年4月8日
埼玉県立川越南高等学校長 飯田 敦
前期 始業式 校長講話
平成28年度 前期始業式 校長講話 要旨
○ 本日皆さんにお話ししたいことは3つ
1 毎日勉強する(机に向かう)習慣をつけよう!
・毎日の積み重ね→一年後、二年後、恐ろしい結果に。
・もう習慣がついている人はぜひつづけましょう。
・できていない人へ、新入生の学年通信には、「高校に入学したら
勉強時間は学年プラス1時間」と書いてありました。3年生の皆
さん、毎日4時間勉強していますか?
・3年生で部活動を一生懸命にやっている人は、毎日4時間勉強す
るのは、なかなか難しいと、正直思います。でも、全然やらなく
てもよいのでしょうか?私が今まで多くの受験生と接した経験か
ら言います。今、部活動が忙しくて家庭での勉強をほとんどやっ
ていない人は、部活動引退して、すぐに受験モードに入ることが
できない可能性が高いです。すなわち、部活動がなくなった空虚
感も足を引っ張って、毎日机にむかう習慣をつけるのに、2~3
か月かかることもあります。その頃はもう現役合格間に合うかギ
リギリです。
・昨年、三年生全員と昼休みを使って面談をした。
・今年も、三年生の先生方と相談しながらも、やりたいと思ってい
る。
・この春休みに全員の面談記録の最後に進路先を記入していった。
・そこで進路結果と勉強習慣の間に強い相関関係が存在すること
がわかった。
・予想していた以上の結果に驚いた。皆さんに是非伝えよう、と
思った。
・当時の第一志望に合格している人→ほぼ全員勉強の習慣ができて
いる人。
「運動部で、時間もなくて、疲れて帰宅してくるしいけれど、朝
四時起きて朝練までの二時間半集中して受験勉強しています。
・「九月ごろ面談した人。引退前も三時間はやっていたが、部活引
退後は六~七時間やっている。」
・そして、おそろしいのは、その逆。結局浪人になった人、面接の
時に言っていた第一志望とはかけ離れた所に進路を決めた人→勉
強の習慣ができていなかった人がほとんど。
・2年生も大切。英語の補講して思った。一年、二年の間に基礎基
本がしっかりできていると、3年になってからの伸びが違う。こ
こにいる全員が、この話を聞いた今日が吉日です。今日から始め
ましょう。
2 部活動、もう一度原点にかえって頑張りなおそう!
・新入生がもうすぐ部活動にも入ってきます。皆さんも1年前、2
年前、の自身の気持ちを思い出してみましょう。
・それに比べると、現在の皆さんの部活動に向かう気持ちや態度は
どうですか?マンネリに陥ったり、情熱がうすれたりしていませ
んか?
・もう一度あなたの原点に帰って見てください。今何をするべき
か、自分には何が足りないか、などがみえてくるはずです。
・また、部活動は勝負に勝ったり、記録を伸ばすだけが目的ではあ
りません。
人間関係を学ぶ場でもあります。さらには、生活に負荷をかける
よい経験にもなります。高い負荷がかけられた状況でも、勉強と
の両立ができれば、これからの人生においても、その経験は必ず
生きてきます。
・3年生の皆さんは、引退まであと数か月。悔いの残らないように
がんばりましょう!
3 Face to Faceの関係を大切に。
・社会人、会社、等でよく言われる。歩いていける範囲の人とは、
直接Face to Faceで話しなさい。大事な話はなおさら。私も教
育委員会に勤めていた時はそうしていた。足でかせげ。
・皆さんも、メール、携帯、等は確かに便利。だが、メール、携帯
だけのつながりってどうだろうか。便利さの裏で大切な事をたく
さん失っている。
・Face to Faceの関係は挨拶から。あえてほめたい。野球部の挨拶
はすばらしい。立ち止まってあいさつする。外からのお客さん、
皆感心している。
・もういちど、Face to Faceの話に戻る。遠くの人はともかく、近
くで話せる範囲の人とは、Face to Faceで話をしよう。表情、ゼ
スチャー、ニュアンス。
・社会人としての勉強。相手をくどく。商売の基本。プロポーズを
メールでする人はこれからも出てこないでしょう。グローバルな
人間になることにもつながる。
・メール、携帯、スマホ等を使った犯罪は逆にこの顔が見えないこ
とを使っている。振り込め詐欺等もそうだ。
・是非もういちど、Face to Faceの関係を大切にしましょう。
○ 最後に一番大切なこと。とにかく健康、安全に気を付けて、事故
にあわないよう、事故をおこさないよう1年間過ごしてください。
学校周辺の桜
雨が続いていますが、あまり散ることなく咲き誇っています。
入学式まできれいに咲き続け、新入生を迎えられることを願っています。