2016年7月の記事一覧
キャプラの生徒、先生とともに遠足に行きました
途中からは晴れました。
朝、シューマーカー校長先生が見送りに来てくださいました。

オーストラリア ホームステイ(2)
元気に、楽しく過ごしているとのことです。
キャプラ校での授業等
一生懸命英語でコミュニケーションを取っています。
キャプラ校訪問 初日 ホームステイ家庭との対面式
My First Speech
校長として、本校生徒を受け入れていただけるホームステイ家族やキャプラ校の先生方にお礼の意味を込めてスピーチしました。
Hello, everyone.
My name is Atsushi Iida, the principal of Kawagoe Minami High School.
First of all, I would like to thank those who have organized this program, the principal, Carey-san, Ian-san, and the other Cabra teachers from the bottom of my heart.
I would like to thank all of the host families very much for giving our students the opportunity to experience a homestay here in Adelaide.
As you know, this student exchange program between Cabra and Kawagoe Minami started in 1999, and this year is the 18th year. We have such a long history of exchange.
Last year, 15 Cabra students and 2 teachers visited Kawagoe and I hope that those students had a good time with our host families.
I also hope that they fully enjoyed the "Japanese Experiences" during their homestay.
This year our 20 students have the opportunity for a lot of " Australian Experiences" during their homestay. Please help our students have a lot of valuable experiences.
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Lastly I look forward to this student exchange program developing much further and hopefully continuing forever.
Thanks for listening.
オーストラリア ホームステイ(1)
この後生徒たちはシドニーを発ち、アデレードへと向かいます。
オーストラリア ホームステイ出発
今年度は、7月24(日)~8月6日(土)の14日間、本校生徒がキャブラ校での異文化交流や、キャブラ生の家でのホームステイを行います。
写真は7月24日、空港での出発直前の様子です。
全校集会・表彰式
校長講話では、将来に活かせる英語学習をしてほしいとのお話がありました。
その後、表彰式が行われ、部活動等で優秀な成績を収めた多くの生徒が表彰されました。
薬物乱用防止教室・自転車盗難被害防止教室
薬物乱用防止教室では、埼玉県警非行防止班「あおぞら」の講師の方より、薬物についての基礎知識を説明していただきました。その上で、薬物の危険性を知り、将来を考えて行動してほしいとのお話をいただきました。
自転車盗難被害防止教室では、川越警察署の講師の方より、被害場所のデータや鍵の種類などを図示しながら、防止方法について分かりやすく説明していただきました。
防災避難訓練
地震の後に火災が発生するという想定で、避難場所への危険回避が迅速にできることを目的に訓練しました。
校長講話では、防災の心得についてのお話がありました。
朝長なつ美さんのリオデジャネイロオリンピック出場激励会
朝長なつ美さんのリオデジャネイロオリンピック出場激励会
来月開幕となるリオデジャネイロオリンピックに、日本代表選手として、本校卒業生の朝長なつ美さんが出場することとなりました。競技名は、近代五種です。
おめでとうございます。
本日は、本校にて朝長さんの激励会を行いました。まず、校長から生徒に向けて二つのお話をして朝長さんのご紹介と激励の言葉を述べました。
1つは、近代五種という競技の紹介。近代五種とは近代の五種類の競技という意味で、その五種類とは、①馬術、②水泳、③フェンシング、コンバインド(④射撃、⑤ランニング)を指し、五種目を1人の選手が2日程度で6行い、総合得点で順位を競う競技である。
①馬術・・・貸与馬による障害飛越競技。騎乗馬は現地で抽選により決定する。ここで「うまが合うか」どうかが五種競技全体の順位を左右するとのこと。
②水泳・・・200メートル自由形。男女ともに2分30秒を250点とし、1秒3点で得点が増減する。
③フェンシング・・・エペによる1分間一本勝負。参加者全員と総当たり戦を行う。リオでは他の4種目の1日前の8月18日(現地時間)に行われる。
④⑤コンバインド・・・射撃→800メートル走、を4回繰り返す。射撃の制限タイムは50秒。的に5回命中させる。レーザーピストルを使用する。
五輪では1912年の第五回ストックホルム大会から正式採用。日本の競技人口は男子30人、女子20人の50人ほど、日本女子は前回の2012年ロンドン五輪で初めて代表を送ったが30位、と34位だった。
朝長なつ美さんは五輪初出場で、今回は女子代表は朝長さん唯一人である。
続いて2つ目は。朝長なつ美さんのプロフィールについて。朝長さんは狭山市に生まれ育ち、狭山西中学校の卒業で、中学時代はバスケットボール部に所属していた。スイミングクラブには小学校時代から通っていて、選手コースであったそうです。川越南高校入学後、陸上競技を本格的に始め、2年次と3年次に、川南チームのエースとして関東駅伝大会に出場しました。川越南高校卒業後は、警察官であったお父様の影響もあり、警視庁に入庁。警察学校時代に現在もコーチとしてご指導いただいている黒臼監督に見いだされてスカウトされ、2012年から近代五種競技を始めた。そして早くも翌2013年の近代五種全日本大会で準優勝。以降2014、2015年共に優勝し、現在2連覇中である。
活躍は国際舞台へと広がり、2015年6月、北京で行われたリオデジャネイロ
オリンピック予選であるアジア・オセアニア選手権大会において、第6位(アジア勢として第5位)となり、リオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得した。さらには、2016年(今年)の2月にエジプトで行われたワールドカップ第1戦で個人第6位に入賞した。世界6位という成績は男女を通じてこれまでの日本歴代最高順位である。いよいよメダル獲得が見えてきた!
この後、朝長さんから、生徒全員に向けて次のようなお話がありました。
①現在、トップアスリートとして生活面で気を付けていることは、まず、規則正しい生活を送ることです。起きる時間、寝る時間、を一定に保ち、体内時間を狂わさないよう心掛けています。また、栄養面にも非常に気を遣い、練習の途中でも
必要と感じたら、栄養補給を心掛けています。
②仕事と競技との両立については、現在はオリンピックの強化選手に指定され
恵まれていて、仕事はほぼ免除されており、1日中自主練習を含め、競技の練習に明け暮れています。その代り、ほぼ毎月世界のどこかで試合があり、世界中を飛び回っています。日本にいて、じっくりと調整できるのは、オリンピック直前の今の時期だけです。
③現役の川南生に向けてのアドバイスとして2つ。
1つは、「高校時代にもっと勉強しておけばよかった!特に英語」
高校生の時はこれほど世界中を飛び回って試合をすることになるとは、思ってもいませんでした。海外では、選手同士などでコミュニケーションが大切。場合によると試合前のジョークの掛け合いなどから、すでに試合の駆け引きが始まっています。今、その点でとても苦労しています。英語を話せるように勉強しておけばよかったです。
2つ目は、「高校時代にもっと親孝行しておけばよかった!」
高校時代は一種の反抗期で、特に父親にあまり親孝行をしませんでした。高校卒業後すぐに、父親が病気で亡くなってしまった。病院のお見舞いにいってたくさん話をしようとしたが、もう手を握ってやることしかできなかった。卒業の時の最後の川南の制服姿も見せてあげられなかった。現在はその分も母親に親孝行しようと思っている。「お母さんをオリンピックに連れて行き私の晴れ姿を見せる!」と固く誓いました。今はそれが実現して大変にうれしい!皆さん、高校を卒業するときに、3年間通わせてくれてありがとうと親には伝えてほしいです。
さらに、朝長さんより川南生に向けて「大きな決断をするときには恐がらずに決断し、挑戦してほしい。そして諦めずに最後まで続けてほしい。」と熱いお言葉をいただきました。
現地時間8月19日より近代五種の競技が始まります。4種目が行われる8月
20日は川南関係者は眠れぬ夜になることでしょう!
朝長さんのご活躍を心よりお祈りし、応援しております。