2017年4月の記事一覧
学校案内校長挨拶
平成30年度入学志願者向け「学校案内」
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平成30年度入学志願者向け学校案内.pdf
平成30年度入学志願者向け「ポスター」
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平成30年度入学志願者向けポスター.pdf
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H30(2018)学校案内校長挨拶
本校は「文武両道を目指す学校」をスクールミッションとして掲げ、勉学と部活動を両立させ、学校生活に意欲を持って主体的に取り組む生徒の育成を目指しています。
質の高い日々の授業、きめ細かな進路指導、学ぶ意欲に応える進学補講等により、生徒の学力の向上、第一志望への進路実現を図っており、国公立大学や難関私立大学への高い進学実績をあげ、ここ数年伸びています。特に昨(H29)年度(入試)は、国公立大学に8名(←H28年度5名←H27年度6名、以下同様)、早稲田・慶応・上智・東京理大に16名(←14名←4名)、学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政に81名(←85名←64名)、日大・東洋・駒沢・専修に141名(←159名←108名)合格しています。また、上記合格者計246名の約83パーセント(204名)が現役合格と、現役合格の割合が高くなっています。
部活動では運動部21、文化部13、同好会1の全35の部・同好会が熱心に活動し、部活動への加入率は94%を超えています。また、目標に向かって仲間同士がともに励み、全国大会や関東大会への出場も果たしています。
さらに、文化祭や体育祭などの学校行事もさかんで、生徒一人一人が個性を発揮し、高校生活の貴重な3年間を思いっきりエンジョイしています。オーストラリアの姉妹校との交流など国際理解教育にも熱心に取り組んでおり、教科情報については文部科学省から研究指定校(全国で2校)に指定されています。
素晴らしい仲間と切磋琢磨しながら友情の絆を深め、生徒一人一人が様々なことに挑戦し、自分を成長させていくことが本校の良き伝統になっています。
中学生の皆さん!川越南高校で、夢の実現に向けて充実した高校生活を送ってみませんか。2つのグラウンドを含む広くて充実した学校施設の中、情熱にあふれた指導力のある教職員が全力で皆さんの夢の実現をサポートします。
離任式
皆で校歌を合唱し、感謝の気持ちを届けました。
離任式挨拶
離任式挨拶
生徒の皆さんこんにちは
平成29年度当初人事異動等で、再任用等を含め21名の教職員の方々が、退職および転出により、新しい職場等に異動となりました。
本日は、7名の先生が、離任式に出席していただいております。
本校に勤務された期間は1年間から12年間と、長い短いはありますが、川越南高校のために大変にご尽力され、私たちは大変にお世話になりました。
川越南高校の生徒の教育のために、大きなお力添えをいただいたこと、改めてお礼申し上げます。
本日、離任式に出席頂きましたが、この「離任式」の意義は、大きく2つの点があると思います。
一つは、 これまでお世話になった先生方に、生徒の皆さんと我々教職員みんなで感謝の気持ちを示すことです。
二つ目は、この川越南高校での思い出を聞かせていただくとともに、まだ本校を去られてひと月もたっていませんが、あらためて外から見た川南の生徒の皆さんに対するアドバイスを聞くことにあります。
ここでは、皆さんの成長を期待して、少し厳しいアドバイスもあるかもしれませんが、当たっている場合が多いと思います。
その部分は、謙虚に受け止めて、心にきざんでください。
あらためまして、私たち残った教職員と生徒一同、先生方の取り組んだ成果を、継承し発展させていきますので、引き続きご支援を是非よろしくお願い申し上げます。
時間の関係で短時間にはなりますが、先生方の紹介をさせていただきます。
まず、M.H 前 教頭先生です。
先生は、本校には1年間ご勤務いただきました。
この4月の人事異動で 越生高校 校長 としてご栄転をされました。
いつも落ち着いておられて、温かいお人柄の先生でいらっしゃいますが、物理がご専門ということで、常に理路整然としたお話しをされておられました。職員室の清掃監督であられましたので、職員室清掃であった現2年生の生徒は、先生のご指導を直接にいただいたのではないか、と思います。
新天地におかれましても、ご健康にご留意され、校長として増々ご活躍いただきたいと存じます。
つづきまして、地歴公民科の I.J.先生です。
先生は、本校には8年間ご勤務をいただきました。
さる3月末にて定年退職をされ、現在は川越西高校にて、再任用としてお勤めされております。
I先生は、この三月に卒業した学年の学年主任として、生徒を牽引し、立派に卒業をさせてくださいました。また、女子ソフトテニス部の顧問として長くご指導をされ、すばらしい成果を残していただきました。さらに世界史や現代社会等の授業では、生徒の興味をひきつける大変におもしろい授業をされていました。
新天地におかれましても、ご健康にご留意され、増々ご活躍いただきたいと存じます。
つづきまして、理科の N.Y.先生です。
先生は、本校には10年間ご勤務をいただきました。
さる3月末にて定年退職をされ、現在は鶴ヶ島高校にて、再任用としてお勤めされております。
N先生は、昨年度は、3年生の担任をされ、生徒の進路の指導等にご尽力をいただきました。また、化学の授業では、実験を非常に頻繁に行って、生徒のビジュアルに訴える授業をされていました。聞くところによりますと、この一月のセンター試験の化学の問題に、その直前に先生が行った実験や授業とほぼ全く同じ問題が出題された、とのことです。また、本校では前半には柔道部の、そして直近では理科部の顧問をされて、生徒の御指導をされました。
新天地におかれましても、ご健康にご留意され、増々ご活躍いただきたいと存じます。
つづきまして、数学の S.T.先生です
先生は、本校には6年間ご勤務をいただきました。
さる3月末にて定年退職をされ、現在は豊岡高校にて、再任用としてお勤めされております。
S先生は、数学の先生として、非常に丁寧でよくわかる授業をされて、生徒から慕われておられました。また、進路指導部の先生として、保護者に対しての進路説明会であるとか、生徒の模擬試験のとりまとめであるとか、生徒のみなさんの進路指導に大きく貢献をされました。また、女子バドミントン部と音楽部の顧問としてもご活躍をされました。
新天地におかれましても、ご健康にご留意され、増々ご活躍いただきたいと存じます。
つづきまして、保健体育の I.O.先生です。
先生は、本校には6年間ご勤務をいただきました。
この4月の人事異動で再任用として小川高校に転勤をされました。
I先生は、保健体育科の先生として、他の高校にはない、本校独特の選択体育の授業のシステムを作り上げ、生徒の3年間の体力の向上、運動能力の向上のために中心となってご尽力をいただきました。また、生涯体育を念頭においた中身の濃い授業をされておられました。さらに女子バレー部の顧問として、生徒を熱心にご指導され、すばらしい成果を残していただきました。生徒指導部の先生としても生徒の生活規律の確立等にご尽力いただきました。
新天地におかれましても、ご健康にご留意され、増々ご活躍いただきたいと存じます。
つづきまして、英語科の S.Y.先生です。
先生は、本校には12年間ご勤務をいただきました。
この4月の人事異動で上尾南高校に転勤をされました。
S先生は、川南生に英語の総合的な力をつけることについて、長い間ご尽力をいただきました。また、ALTの先生とのティームティーチング、イングリッシュランチ、オーストラリアとの生徒の交流等、国際理解教育の分野でも、生徒のために力を発揮されました。また、長らく空手道部の顧問として、生徒のためにご尽力をいただきました。さらに近年はPTAの広報誌かわなんの御担当をされておりまして、あのきれいな写真の広報誌を我々が読めるのも先生の御尽力の賜物でもありました。
新天地におかれましても、ご健康にご留意され、増々ご活躍いただきたいと存じます。
最後に、英語科の I.K.先生です。
先生は、本校には2年間ご勤務をいただきました。
教員採用試験に合格されて、この4月から坂戸高校で勤務されておられます。
I先生は、英語の先生として、いつもエネルギッシュではつらつとして、授業をされていました。ALTの先生とのティームティーチング、イングリッシュランチ、オーストラリアとの生徒の交流等、国際理解教育の分野でも、生徒のために力を発揮されました。また、英語同好会、ハンドボール部の顧問をされたり、生徒会、特別活動部の御担当をされるなどマルチにご活躍されていました。
新天地は外国語学科のある学校です。ご健康にご留意され、増々ご活躍いただきたいと存じます。
< 紹介 > 紹介は以上です。
それでは、出席してくださった先生方、私からのご紹介が短かった分、どうぞ、これからは、It's your turnですので、思う存分に、お話を聞かせていただければと思います。
新入生歓迎会
部活動紹介では、練習風景を再現するなど、各部活が工夫を凝らして発表しました。
携帯・スマホ安全教室
講師の方をお招きし、個人情報公開のリスクなどについてお話しいただきました。
1年生オリエンテーション
ホームルームや、図書館の利用案内、体育館での全校集会などがありました。
いよいよ明日から授業が始まります。
入学式
多くの保護者の皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。
入学式後は、早速、クラスでのホームルームがあり、担任の先生よりお話がありました。
平成29年度 入学式 式辞
桜の花が皆様を待っていたかのごとく満開になり、草木の緑が色濃くなりつつある季節となりました。
この佳き日に、夢と希望に胸を膨らませた新入生を迎え、PTA会長 様、PTA・後援会顧問 様本校学校評議員 川越市立大東中学校長 藤下 純二 様 ほか PTA・後援会役員の皆様 を始め、多数のご来賓の皆様のご臨席を賜り、埼玉県立川越南高等学校 第43回 入学式が、かくも盛大に挙行できますことは、私ども教職員にとりましてこの上ない喜びとするところであり、皆様に心から深く御礼申し上げます。
さて、ただいま入学を許可された368名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
皆さんは、大変に厳しい関門を突破して、本日より川越南高校の生徒として、高校生活をスタートさせます。
今日の緊張した中での入学の喜びは、皆さんの心に深く刻まれたのではないでしょうか。どうか本日の気持ちを決して忘れずに3年間持ち続けてください。
この喜びは、皆さんのこれまでの努力の積み重ねのたまものであることは言うまでもありませんが、ご家族や中学校の先生方、周りの方々の温かな支えやご指導、優しくかつ厳しい教えがあってのことであることも忘れてはなりません。
まさに、自分自身の努力もさることながら、人と人との関わりの中で努力してこられたことを、ここにしっかりと心に刻み、これからもお世話になった方々に感謝しつつ、頑張ってください。
さて、努力が実った入学許可候補者発表の日から今日までの間に、将来に向けて新しい志を立てたことと推測しています。
この明確な意志と決意、すなわち「志」を高く持つことが皆さんの原点になります。さらにこの「志」を3年間、持ち続け、高めていくことが必要です。入学に際し、このことを改めて自分自身に問い直し、本校での第一歩を踏み出してください。
本校は創立43年目を迎え、文武両道を目指す教育のもと、すでに、1万5千人を超える卒業生が社会で活躍しています。進学実績や在校生の部活動での成果など、各方面から注目と期待をいただいています。昨年度から文部科学省から教科「情報」に係る教育課程の研究指定も受けております。全国で2校の内の一つです。今後伝統校としての新たな基礎を固め、教育成果を継続・発展させていく使命があります。
さて、本日から川越南高校での3年間が始まります。中学校時代と比べ、学ぶ内容は高度になり、量も飛躍的に増えます。国においても中央教育審議会等において「アクティブラーニング」の概念が大きく取り上げられているように、高等学校においては、受け身の学習姿勢から、自分で考えて課題を見つけて、自ら学習する方法も考えて解決していく態度と意気込みが必要になります。また、進路を含め自分で物事を決める場面も多くなります。
幸いにして本校には全県及び今年度は2校の海外日本人学校を含む120を超える数の中学校から生徒が入学しております。自分とは異なる考え方や価値観を持つ仲間に、初めは戸惑いがあるかもしれません。しかし今日の出会いがあり、川越南高校でともに机を並べ、勉強・部活動に切磋琢磨する仲間になりました。今皆さんは「川越南高校で頑張るぞ」という新鮮な気持ちを抱いていると思います。3年後には、それぞれの進路に分かれていきますが、相手を思いやり、認めることを忘れず、一生の宝物となる友人を見つけてください。3年間苦楽を共にした仲間は一生の宝物です。私たちは現在、人口が継続的に減少する今まで経験したことのない社会に生きています。また、変化の速度が大変に速く、先の見えにくい社会でもあります。課題に対して自ら考え判断し、自分なりの解答を出すことが求められます。取り組むべきことの多さに戸惑わず、試行錯誤を続けながら、一つ一つの課題に解答を出して行きましょう。
皆さんの川南での高校生活の充実のため、求めたいことを3つお話しします
一つは、先ほども少しお話しましたが「学ぶことに主体的・積極的に取り組み、1日でも早く家庭学習の習慣を作る」ということです。本校での学習は、皆さんがやがては社会に出て独り立ちして、社会人として仕事をする上での基礎基本となります。全ての教科に真剣に取り組み、授業を第一に大切にしつつ、「予習→授業→復習→次の授業の予習→次の授業」というサイクルとリズムをしっかりと築いて習慣化し、「自ら学ぶ姿勢と習慣」を身につけてください。中学校時代のように塾等に頼るなど、学習において、誰かが計画してくれて、誰かが教えてくれるということはありません。自分で計画し、自分で自分を叱咤激励しながら頑張るしかないのです。「中学校では成績が上位だったのに、高校に入学してから下がってしまった」という人の多くは、塾等に頼り切っていた中学校時代の学習習慣からいつまでも抜け出せず、この「授業を中心にした自らする予習→復習サイクル」が習慣化していない人です。どんなに部活動が忙しくても、どんなに疲れていても毎日、学年の数字プラス2時間、すなわち、1年生であれば最低2時間は、家庭で予習・復習をする、ということを肝に銘じてください。保護者の方も毎日2時間の家庭での学習を肝に銘じておいてください。毎日2時間の家庭学習の習慣がついている人と、ついていない人では、3年生なって部活動を引退して「さあ受験勉強スタート!」という時に、想像以上の大きな差ができています。「継続は力なり」です。今日の私の話に「なるほど」と思った人は、是非今日から毎日机に向かう習慣を作って下さい。
二つ目は、「目標は高く、努力は着実に」ということです。青春期は最も吸収力に満ちたときです。生徒のみなさんの可能性は無限です。目標は自分で決め、譲らないことが大切です。飛躍するためには、チャレンジングな目標を高く明確に設定することが必要です。自分の志を固め、取り組む事柄が明らかになれば、川南生の皆さんには、達成に向けて努力できる資質があります。
ただし、目標が高いからといって焦ってしまって無理はしないでください。また、すぐに成果があらわれないからといって努力を簡単にはあきらめないでください。 Rome was not built in a day.「ローマは1日にしてならず」といいます。「目標は譲らずに高く、努力は怠ることなく着実に」と言い換えてもよいでしょう。是非このことも肝に銘じてください。
三つ目は、「人間性豊かなふところの深い人になってほしい」ということです。
豊かな人間性は、学校生活の中では、教科の授業だけでなく、部活動や委員会活動などの時間に、あるいは趣味を楽しむ時などに培われます。運動部でもいい、文化部でもいい。自分にあった、
自分の興味のある部活動や生徒会、委員会活動等を是非この川越南高校で見つけて、引退するまで、続けてください。本校は昨年度実績では95パーセントの生徒が部活動に所属しています。皆さんも是非先輩に続いてください。
勉強をしっかりすることは、先ほども申し上げたとおり、将来の社会をになう者として当たり前のことですが、いざ社会人となってみると、我々は例えば仕事場や地域社会において、様々に他人と関わりあって生きていかざるをえません。そうした時に、人間性の豊かな人は、非常に充実した実りの多い人間関係を築くことができます。また、「ふところの深い人」というのは、心が広く、相手を許してあげることのできる人です。とかく、人間関係等ですぐに怒ったり、相手の悪口を言ったりしたくなる場面がありますが、そこでじっくりと相手の状況を考えてあげられる、かつ、できるだけ相手の立場に立って考えてあげられる人になっていただきたいと思います。
もう一つ追加になりますが、先輩に見習い継続してほしいことがあります。それは元気のある挨拶です。本校は運動部の生徒を中心に非常に頻繁に、元気のよい挨拶が飛び交う学校ですが、特に野球部の生徒さんは、全員が、挨拶するときには、たとえいそいで歩いている時でも必ず止まってしっかりと挨拶してくれます。部の伝統だそうであります。外部から本校にいらしたお客様方からいつもこのことを褒められます。挨拶は人間関係の扉を開く第一歩でもあります。是非新入生のみなさんも見習って大きな声こで挨拶をして下さい。
さて、ご列席の保護者の皆様、あらためましてお子様のご入学おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
保護者の皆様には本日、本校への入学という栄冠を手にされ、喜びも、ひとしおとご推察いたします。
私ども教職員は、その喜びを共有するとともに、生徒の皆さんが目標に向かって、着実に歩むことを全力で指導し、支えてまいります。
教職員一同責任の大きさを自覚し、一丸となって、時に厳しく時に優しく、指導をしていく所存です。そのためには、学校と家庭、地域社会の三者が相互に協力し合うことが必要です。お子様一人一人の健やかな成長と、夢の実現に向けて、家庭と学校が一致協力して信頼関係を築き、同じ歩調で指導していきたいと存じますので、今後とも変わらぬご支援ご協力をお願いいたします。
最後になりましたが、本日ご臨席いただきましたご来賓の皆様には、日頃より、本校教育活動のため、格段のご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
そして、ご臨席のすべての皆様に、今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、私の式辞といたします。
平成29年4月7日
埼玉県立川越南高等学校長 飯田 敦
平成29年度 前期始業式 校長講話
平成29年度 前期始業式 校長講話 要旨
○ 本日皆さんにお話ししたいことは3つ。毎度毎度→それだけ大切なこと。
1 毎日決めた時間以上勉強する(机に向かう)習慣をつけよう!
・毎日の積み重ね→一年後、二年後、恐ろしい結果に。
・もう習慣がついている人はぜひつづけましょう。
・できていない人へ、「高校に入学したら勉強時間は学年プラス1時間」とよく言われる。3年生の皆さん、毎日4時間勉強していますか?
・3年生で部活動を一生懸命にやっている人は、毎日4時間勉強するのは、なかなか難しいと、正直思います。でも、全然やらなくてもよいのでしょうか?私が今まで多くの受験生と接した経験から言います。今、部活動が忙しくて家庭での勉強をほとんどやっていない人は、部活動引退して、すぐに受験モードに入ることができない可能性が高いです。すなわち、部活動がなくなった空虚感も足を引っ張って、毎日机にむかう習慣をつけるのに、2~3か月かかることもあります。その頃はもう現役合格間に合うかギリギリです。
・昨年、三年生全員と昼休みを使って面談をした。
・今年も、行いたいと思っている。
・この春休みに全員の面談記録の最後に進路先を記入していった。
・そこでわかった。
・予想していた以上の結果に驚いた。皆さんに是非伝えよう、と思った。
・当時の第一志望に合格している人→ほぼ全員勉強の習慣ができている人。
「運動部で、時間もなくて、疲れて帰宅してくるしいけれど、朝早く起きて朝練までの二時間半集中して受験勉強しています。
・「九月ごろ面談した人。引退前も三時間はやっていたが、部活引退後は六~七時間やっている。」
・そして、おそろしいのは、その逆。結局浪人になった人、面接の時に言っていた第一志望とはかけ離れた形で進路を決めた人→勉強の習慣ができていなかった人がほとんど。
・2年生も大切。英語の補講して思った。一年、二年の間に基礎基本がしっかりできていると、3年になってからの伸びが違う。ここにいる全員が、この話を聞いた今日が吉日です。今日から始めましょう。
2 部活動、もう一度原点にかえって頑張りなおそう!
・新入生がもうすぐ部活動にも入ってきます。皆さんも1年前、2年前、の自身の気持ちを思い出してみましょう。
・それに比べると、現在の皆さんの部活動に向かう気持ちや態度はどうですか?マンネリに陥ったり、情熱がうすれたりしていませんか?
・もう一度あなたの原点に帰って見てください。今何をするべきか、自分には何が足りないか、などがみえてくるはずです。
・また、部活動は勝負に勝ったり、記録を伸ばすだけが目的ではありません。人間関係を学ぶ場でもあります。さらには、生活に負荷をかけるよい経験にもなります。高い負荷がかけられた状況でも、勉強との両立ができれば、これからの人生においても、その経験は必ず生きてきます。
・3年生の皆さんは、引退まであと数か月。悔いの残らないようにがんばりましょう!
・また、最近はワークライフバランスということも重要視されています。
・いつも勉強時間確保のことばかり言っていますが、部活動のない日には、趣味の時間、ゆったりする時間、もたいせつです。何事もメリハリをつけましょう。
3 Face to Faceの関係を大切に。
・社会人、会社、等でよく言われる。歩いていける範囲の人とは、直接Face to Faceで話しなさい。大事な話はなおさら。私も教育委員会に勤めていた時はそうしていた。足でかせげ、と言われた。
・皆さんも、メール、携帯、等は確かに便利。だが、メール、携帯だけのつながりってどうだろうか。便利さの裏で大切な事をたくさん失っている。
・Face to Faceの関係は挨拶から。あえてほめたい。野球部の挨拶はすばらしい。立ち止まってあいさつする。外からのお客さん、皆感心している。
・もういちど、Face to Faceの話に戻る。遠くの人はともかく、近くで話せる範囲の人とは、Face to Faceで話をしよう。表情、ゼスチャー、ニュアンス。
・社会人としての勉強。相手をくどく。商売の基本。恋愛も直接会って話さないと。メールだけで相手を信用してはいけない。外国人相手も同様。グローバルな人間になることにもつながる。
・メール、携帯、スマホ等を使った犯罪は逆にこの顔が見えないことを使っている。振り込め詐欺等もそうだ。
・是非もういちど、Face to Faceの関係を大切にしましょう。
○ 最後に一番大切なこと。とにかく健康、安全に気を付けて、事故にあわないよう、事故をおこさないよう1年度間過ごしてください。
着任式・始業式
着任式では、着任職員の紹介と挨拶がありました。
始業式では、校長講話と生徒指導講話があり、最後にソフトテニス部、硬式テニス部、弓道部の表彰が行われました。