2017年9月の記事一覧
前期終業式
平成29年度 前期終業式 校長講話 要旨
○ 本日皆さんにお話ししたいことは1つ。昨日キャプラ生徒のための全校集会があったばかりでよいタイミングなので、本校とキャプラとの交流、さらには少しひろげて国際交流・国際理解について話したい。
1 19年目を迎えたCabraー川南の姉妹校、相互交換ホームステイ研修
・昨日話したとおり、1999年姉妹校提携。
・1999年9月Cabraから12名の生徒が川南に来校、受けいれ。
・以降、1年おきに相互に派遣と受け入れを繰り返してきている。回を重ねる毎に内容が充実している。一昨年「受け入れ」より今年の「受け入れ」の方が、15→26名とキャプラの人数も多いが、中身もより充実している。
・実は、他の県立高校でもこうした派遣事業は多いが、受け入れは少ないし、本校とキャプラとの関係のように完全に2校で19年にもわたって、というのは非常に珍しい。お互いに家庭を募集したりするときに業者を挟まないで純粋に学校として行っている。
・今年も、受け入れる人数が多くで心配したが、2学年主任の有山先生の家を含めて22の家庭で受け入れていただいた。本当に感謝している。キャプラの生徒も口々に、日本で川南で貴重な経験をした、と感謝していた。
・昨年度は20人の本校生徒がキャプラを訪問し、ホームステイをした。その生徒達は非常に貴重な経験をして帰ってきました。また、その中の何人かの家庭が今年の受け入れ家庭にもなってくれた。
・このような形で歴史は続いていきます。今年受け入れ家庭になってくれた生徒の中から、是非来年度はキャプラに行きたい、と思う生徒が出てきてほしいですし、受け入れをしていなくても、この期間でキャプラからの留学生と話をしたり、友達が受け入れをしているのをみたりして、私も来年はキャプラに行きたい、と手をあげてほしい、と思います。
・日本ですら知らない人の家庭に約10日間も滞在することはないのに、まして外国で、日本語が通じない中での約10日間の生活は、その人を語学の面は言うに及ばず、人間的にも大きく成長させます。また、広い意味での国際感覚のようなものがみかがれます。
・このあたりから、少し、国際交流・国際理解について話をしたいと思います。今、私は昼休みに3年生との個人面談を5月からずっとやっています。
希望する進路の話になった時に、「将来は英語を使って、国際関係にたずさわる仕事がしたい。」という希望を持っている生徒が今年は多いような気がしています。何であれ、目標をしっかり持って、それに向けて努力するのは非常によいことだと思います。
・では、そうした国際感覚や語学力をいかに身につけるか、やはり可能であれば、留学やホームステイ等「その国の言葉で生活をする状況、その国の言葉しか話せない、聞けない、読めない状況に自分を置く」ことが一番だと私は自分の経験から思います。
・少し私自身の話をしますと、私は大学で4年間、自分なりに本当に真剣にドイツ語を勉強しました。3年の夏に約3か月弱ドイツに留学し、その間ほとんどがホームステイでした。
・留学希望者は1年生の時から、毎週土曜日放課後、ドイツ人ゲストを招いてのドイツ語のみの活動を行いました。特にドイツ語でのディベートを繰り返しおこなったのが、力がついたと思います。夏休みや春休みには、田舎の国民休暇村のような所に1週間くらいドイツ人の先生やゲストと寝泊まりして、日本語禁止の合宿を何度も行いました。3年のころ出発前には、普通に話せるようになっていました。
・ホームステイ中、毎日、ドイツ語で日記を書き、それをお父さんに添削してもらいました。ドイツ語の表現力がつき、語彙が広がりました。
・あとは、テレビを一緒に見る時にいつもノートとペンを持って見て、自分の知らない表現などメモしておいて、後で家族に聞きました。
・日本に帰国した後、母が私のことを「人が変わった。」と言いました。積極的な人間になっていました。
・ただ、1、2年生も含め皆さん気をつけてほしいのは、高校時代に頑張ることは、普段の授業を大切にして、基礎・基本をしっかりとマスターすることです。私の大学生時代も日本人の先生からは、徹底的にドイツ語文法をたたきこまれました。基礎的な文法の土台かしっかりしているからこそ、その上に鮮やかな花を咲かせられるのではないでしょうか。
・私は工学部、理学部を目指すから英語は勉強しなくてもよい、という時代はもう終わっていると思います。現在、あらゆることが全世界ベースで展開されています。そして、世界の共通語は英語です。どの分野に進む人も高校でならう英語は最低身につけましょう。
◎通知表をわたされたら、まず家の人に見せましょう。しっかり反省するところは反省し、良かった所はさらに伸ばし、月曜日からの後期にまた、がんばりましょう。
交換ホームステイ(7)
両国国技館周辺を散策し、昼食はちゃんこ鍋を食べました。
その後、江戸東京博物館を見学しました。
キャブラ生徒 お別れ会
Hello, Cabra students and teachers,
How do you feel now about 10days of Kawanan life?
I hope you have fully enjoyed your stay in Kawagoe you have had lots of
memorable experiences during your stay.
I would thank especially Cabra teachers, Edmund先生 Jayne先生and Keiko先生 for everything you have done for students and for our school.
and From the bottom of my heart I would like to thankホストファミリーの皆さん・・・
Cabra students, I hope you have enjjoyed a lot of lessons or activities
very much like lerning Japanese, cooking, doing sports and so on.
Sometimes you were surprised to find between the two countries
the difference in culture, in habit and in behavior.
and I hope...
10日間のホームステイの経験が皆さんを成長させた
私のドイツでのホームステイの経験
Again I'd like to say thank you for visiting us and I hope you will enjoy the rest of your stay in Japan AND I wish you will return to Adelade
safly..
Thanks for listening.
交換ホームステイ(6)
校長と本校生徒からあいさつがあり、キャブラの生徒・先生方から自己紹介や学校紹介などをしていただきました。
明日はとうとう、本校での学校生活の最終日です。
交換ホームステイ(5)
園の子供達と一緒に曲に合わせた体操や、おもちゃ作りをしました。
最後に、キャブラの生徒から歌と手品のプレゼントをし、子供達からは可愛い首飾りをいただきました。
日本の子供達とふれあい、とても楽しそうでした。
交換ホームステイ(4)
写真は、歴史・理科(化学)・音楽・調理実習の授業風景です。
縄文人と弥生人の顔を描いたり、親子丼作りなどをしました。
交換ホームステイ(3)
川南生と一緒に、川越歴史博物館や時の鐘・蔵造りの町並みの見学、菓子屋横丁の散策などを行いました。
交換ホームステイ(2)
本日は、これから川越遠足に行く予定です。
交換ホームステイ(1)
今年度は、キャブラの生徒26名と職員3名が来日し、9月19日から9月30日までホームステイをしながら本校で学んでいきます。
本日は、弓道や茶道など、日本の文化に触れていただきました。
キャブラ校生徒ホームステイ受け入れ
Hello, Cabra students and teacers, my name is Atsushi Iida, principal of
Kawagoe-Minami High School. Welcome to our school!
Now I am very happy to be able to welcome 26 students and 3 teachers,
Mr. Edmund O'brien, Ms. Jayne Hoffman, and Ms.Keiko Nakao this year.
As you know, this student exchange program started in 1999, and this year
it is the 19th year. We have such a long history of exchange between
two schools.
From the bottom of my heart I would like to thank those who have
organized this program, teachers of Cabra and the teachers in our school
Last year, in Cabra school our students appreciated a lot of lessons very
much like cooking, dancing, doing sports and so on.
And I'm also thankful to their home-stay families who gave them very kindwelcome during their home-stay.
Again, I would like to thank all those people for the efforts that they made
for our students and also for our teachers including me last year.
And this year it is our turn!
We have prepared various plans to help you enjoy your days at our school.
I have also already asked our homestay families to make their best efforts
to welcome the Cabra students.
I am sure we will do our best to contribute to the "Japanese Experience"
of the Cabra students.
I hope you will fully enjoy your stay in Kawagoe and in Japan, and
I also hope you will have lots of memorable experiences during your stay.
Lastly I do hope that both schools, Cabra and Minami, will embrace this student exchange program, cementing the bond between the two schools
from now on and forever!
Thanks for listening.