バスケットボール部(男子)日誌

2020年8月の記事一覧

男子バスケットボール部 ウィンターカップ県予選進出

2回戦 川越南65-54富士見
3回戦 川越南58-54川越総合

 新型コロナウィルス感染防止対策のため、楽しみにしていた3月の大謙カップ改め第1回目のNANSO CUPも中止され、関東予選、インターハイ予選も中止となり約4ヶ月の活動休止を余儀なくされ、ようやく7月になって練習を再開したのもつかの間、短い夏休みの最後に学校総合大会兼ウィンターカップの西部支部予選が行われました。インターハイの代替えの大会と位置付けられたこの大会。多くのチームが全員ではないものの3年生が参加した模様の中、本校の3年生は進路実現のために引退を決意し、いまだに練習日数や練習時間の制限のある中、あるいは熱中症の危険もあり準備不足の否めない状態ですが、新人大会のシードにもポイント制が採用され負けるわけにはいかない大会となります。

 1回戦はシード、2回戦は初戦に城北埼玉を破ってきた富士見高校。立ち上がり1年生♯8酒井の3ポイントで幕を上げると♯10中西、酒井、♯9森尾の1対1 と着実に加点し10-2とリードす る。ここでメンバーチェンジをしてディフェンスを厳しくしようとするもののうまくかわされてしますか゛中西のポストプレイ等で加点し、主導権を渡さず16-12で第1Qを終える。第2Qもディフェンスを踏ん張りながらもゴール下を制され点差が広がらない。それでも1年生の♯11大館、♯6東屋の3ポイント、中西も中で踏ん張り34-30の4点リードで前半を折り返す。第3Qに入りディフェンスをハーフコートマンツーマンにすると相手のオフェンスが止まり着実に加点し最大12点差をつける。が、相手の長身選手に気を取られすぎたのか3ポイントを立て続けに決められる差が縮まるものの酒井の3ポイントが決まり52-46で第4Qを迎える。大館、酒井、中西のシュートか゛要所で決まり12点差をつける。8分Qのこの大会、4分前後にとられるオフィシャルタイムアウトにも助けられ65-54で辛くも勝利する。

 3回戦、この試合に勝てば県大会出場が決まる川越総合戦。会場は川越南、ホームコート。立ち上がりゾーンディフェンスの川越総合。中学校はゾーンが禁止されており、スターティングメンバー3人の1年生は初体験なのか攻め方がわからないのか立ち上がり7-0とリードされ、第1Q半ばには2-13と11点差をつけられる。それでもスティールからのレイアップや中西のゴール下、酒井の1対1なので加点し11-15の4点ビハインドにおさめ第1Qを終える。第2Qもゾーンを攻略できずに一進一退の攻防が続くが高さで劣勝るゴール下を相手に制され10点差とされるが終了間際酒井の3ポイントに相手のテクニカルファール。一気に4点を加点し26-32で前半を終える。第3Qにハーフコートマンツーマンに替えると相手のオフェンスが止まり酒井の連続ゴールで一気に逆転する。が後が続かない。それでも終盤東屋、大館のシュートが決まりリードを保つが第3Q終了間際に3ポイントを決められ38-39と再逆転を許してしまう。第4Qに入ると相手はハイポストからローポストへ繋ぐいわゆる“ハイロー”を徹底して攻めてくる。高さ、幅ともに劣るディフェンス陣は次々と得点を許してしまい40-48とリードされ残りは3分の表示、酒井の3ポイントが決まり5点差とすると再びオールコートでのフェンスを仕掛ける。森尾のリバウンドシュート、酒井の1対1、東屋のシュートが決まるものの追いつくことはできない。すると残り1分の表示、この日自身5本目の3ポイントとなる酒井のシュートが決まると続けざまに大館の3ポイントも決まり逆転する。すると相手は慌てたのか厳しいディフェンスにターンオーバー、ボールを取られるとファール、を連発する。フリースローを落ち着いて決め、慎重にボールをキープしてタイムアップ。なんとか県大会の切符を手にしました。

 準備不足にも関わらず1年生の活躍もあってなんとか県大会に出場が決まりましたが前途多難を感じる大会となりました。逆にのびしろを感じる大会でもありました。県大会は9/6が初戦ですが苦しい戦いになる覚悟はしております。今もって練習の制限がありますが、今まで通り短時間で集中した練習をしてチーム力を上げていきたいと思います。1日も早く新型コロナが終息し安心して部活動が行われ、保護者の方々も安心して応援のできる日が来ることを祈り、また楽しみにしております。今後ともよろしくお願いいたします。