2025年8月の記事一覧
放送部 かがわ総文祭2025
香川県で開催された「かがわ総文祭2025」に参加し、作品『十七音に願いを込めて』を、全国の放送部の皆さんに聴いていただきました。
この作品は、昨年11月に行われた「埼玉県高校放送コンクール」のオーディオメッセージ部門において、県大会最優秀賞および県知事賞を受賞したものです。オーディオメッセージ部門は映像がないため、音声だけで思いを伝える難しさがあります。そして川南放送部は、狭山市の“童句”に焦点を当て、取材・制作を行いました。
“童句”とは、児童の「童」と俳句の「句」を合わせた言葉で、狭山市独自の俳句文化です。児童文学作家の土屋由岐雄(『かわいそうなぞう』の著者)の発案によって生まれました。
童句には、戦時中の物資が乏しい時代でも、「子どもたちにはせめて心だけは豊かであってほしい」という願いが込められています。今でも狭山市ではこの文化が大切に受け継がれています。
作品の中で、次のような句が紹介されています。
「夏雲の コロッケに見える 四時間目」 ── ほのぼのとした日常のひとコマを詠んだ句
「ひまわりの 笑顔が見たい 国がある」 ── 平和への願いを込めた一句
(※狭山市博物館提供)
作品制作を通じてこのような童句と出会い、また、総文祭に参加するという貴重な経験をさせていただけたこと、そして取材にご協力くださった狭山市のすべての皆様に、心より感謝申し上げます。