校長日誌

2023年7月の記事一覧

校長日誌 夏季進学補習(C:チャレンジする生徒を応援できる学校)

7月28日(金)

 今日も朝から気温も高く、猛暑日が予想されています。熱中症には十分気を付けましょう。

 また、本日も多くの進学補習が予定されていて、8:30から17:00までの中に15講座があります。

 そのような中、先ほど校内を巡回してみると3年生対象の「共通テストTrial&GMARCHの英語」という講座で20数名の生徒が、解答した問題の解説を熱心に聞いている姿が見られました。英語は文系・理系を問わず重要ですから、しっかりと理解を深めていきましょう。

 

校長日誌 夏季進学補習(C:チャレンジする生徒を応援できる学校)

7月27日(木)

 夏季休業に入り、毎日多くの生徒が登校してきています。1・2年生は新チームになった部活動に取り組んでいます。

 3年生の多くは部活動は引退しているため、夏季進学補習に取り組んでいます。本日は、3年生を中心に11の講座が開かれていて、自分の進路実現に必要な科目を選んで参加しています。

 先ほど、3年生のフロアーを周ってみたところ、「やる気の生物」という講座に真剣に取り組んでいる生徒たち約25名の姿が見えましたので、ちょっと覗いてきました。このときは、慶應義塾大学の入試問題について、先生の説明を聞き、その後問題の解法に取り組んでいました。頑張れ、受験生!頑張れ、川南生!

校長日誌 夏季進学補習(C:チャレンジする生徒を応援できる学校)

7月26日(水)

 本校は、昨年度現役進学率94.6%で、ほとんどの生徒が四年制大学へ進学しています。

 そうした生徒がチャレンジできるように普段からの放課後補習はもちろんですが、夏季休業中も進学補習を実施しています。より多くの生徒が受講できるように進路指導部が時間割を調整しています。また、3年生だけでなく、1・2年生向けの講座も展開しています。

 さらに、昨日出発した交換ホームステイに引率している2名の先生は、定期考査Ⅱの終了後から進学補習を始めて7月21日まで行ってから出張に行っています。ありがとうございます。

 今日も8時30分から3年生向け「古典演習」を行っていましたので、見学に行ったところ46名の生徒が真剣に取り組んでいたので、窓越しに様子を見てきました。

 

校長日誌 学習補助ボランティア(E:いい地域連携を活用して学校の教育力を発信する)

7月25日(火)

 昨日から本校生徒がお隣の川越市立大東中学校の図書館において、学習支援ボランティアを行っています。

 本日は、本校から4名の生徒が参加して、8名の中学3年生の学習の補助をしています。どの中学生も高校入試に向けた問題演習を行っていて、問題の解き方のコツを教えていました。

校長日誌 救急法講習会を実施しました

7月24日(月)

 本日9時から、合宿所2階で「救急法講習会」を実施しました。川越消防署大東分署から3名の職員の方にお越しいただき、約90分間の「救命入門コース」を実施していただき、教職員21名が参加しました。

 初めにDVDで、心肺蘇生とAEDまでの一次救命処置の流れを確認して、その後、3グループに分かれて、AEDトレナーを使って、胸骨圧迫のやり方を確認したり、AEDを使用する手順を確認したりして、救命処置の仕方を練習しました。

 我々教職員は、校内や学校行事の際に生徒や教職員にAEDを使わなくてはならないことが起きないとは限りません。もし、そうした機会があった時に、すこしでも速やかに対応できるようにするため、毎年、校内で救命法講習会を行っています。

校長日誌 二十四節気「大暑」を過ぎて

7月24日(月)

 昨日7月23日は、二十四節気の「大暑」です。期間でいうと7月23日から8月7日までとなります。

 「大暑」とは、「大いに暑い」の文字通り、暑さが厳しくなる頃です。日中は太陽が照り付け、大地に陽炎が揺らめきます。7月下旬のこの時期は、例年夏の暑さのピークではないようにも思いますが、暑さに体が慣れていない状況で猛暑日が続くのは肉体的にも精神的にも厳しいものがあります。

 気象庁の発表では、川越市周辺は今日から土曜日まで猛暑日(最高気温35℃以上)が続く予報が出ています。熱中症には十分注意していきましょう。

 また、この暑さの原因は台風5号(DOKSURI(トクスリ))が熱い空気を伴って北上してくることや太平洋高気圧が日本列島上空に張り出し、更にその上空をチベット高気圧が覆いかぶさってくるからだと思われます。

 上空には雲一つ見えない快晴です。

 

校長日誌 陸上競技部、美術部、放送部の激励会を行いました

7月21日(金)

 全校集会後に、リモート形式で陸上競技部、美術部、放送部の激励会を行いました。

 陸上競技部から、400mH佐藤さんが、5000m矢部さんが、8月18日(金)から20日(日)に川崎市等々力陸上競技場で開催される第96回関東陸上競技選手権大会に出場します。この大会は高校生以外の年齢層の選手が出場しますので、是非、全力を出し切って、頑張ってきてください。

 美術部中村さんは、7月29日(土)から8月4日(金)に鹿児島県で開催される第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)に埼玉県代表として「君の幸」という作品を出品します。是非、全国から集まってくる素晴らしい作品に触れて、一層、ご自身の感性を磨いてきてください。

 放送部の皆さんは、7月25日(火)から7月27日(木)に国立オリンピック記念青少年総合センターおよびNHKホールで開催される第70回NHK杯全国高校放送コンテストに6部門あるうちのラジオドキュメント部門テレビドキュメント部門に出場します。是非上位を狙って頑張ってきてください。

 最後に生徒会長から激励の言葉と激励費を渡しました。

校長日誌 全校集会

7月21日(金)

 本日は夏季休業の前日ということで全校集会をリモートで行いました。

 校長講話の後、生徒指導主任から夏季休業中の過ごし方について話があり、次に進路指導主事から、夏季休業をどように有効活用すべきかということについて話がありました。

 校長講話の概要のは以下のとおりです。

 おはようございます。校長の石川です。このあと壮行会がありますが、今年も運動部、文化部問わず多くの部活動ががんばりました。特に各部とも3年生がよくやりましたね。すでに引退した3年生が多いと思いますが、勝利を目標にここまで頑張ってきたわけですから、勝つことは大切なことですが、それよりもやめないで最後までやり通したことの方が勝つことよりもずっと尊いのです。仲間と最後までやり遂げたという事実はお金では買えない、君たちの人生にとってとても大きな財産となります。お疲れ様でした。1,2年生はいよいよ主役です。がんばってくださいね。

 さて、明日から夏季休業が始まります。今年は8月23日までですので、32日間の夏季休業をどう過ごすかで、皆さんの高校生活が大きく変わってくると思います。部活動や夏季進学補習などに積極的に参加して、規則正しい生活を心がけてください。いつも通りの時間に起床して、規則正しく食事をとり、やるべきことをやって、規則正しい時間に就寝してください。

  また、新型コロナウイルス感染症について、埼玉県が19日発表した新型コロナの感染状況によりますと、新型コロナウイルスの新たな感染者の数は1医療機関あたり9.54人で、7週連続で増加していて、県は「第9波に入った可能性がある」として感染対策を呼びかけています。埼玉県衛生研究所は「緩やかな増加傾向が続いていて第9波に入った可能性がある。感染対策を徹底してほしい」としています。

  本校では9月2日・3日に入場制限をかけない状況での「藤華祭」を予定しています。6月に文化祭を実施した県立高校2校が文化祭後に学校閉鎖という措置をとることになりました。本校として、これらの学校と同じ轍を踏まないように、皆で知恵を出し合って、思い出に残るような「藤華祭」を作り上げていきましょう。

  そして、もう一つお話をしておきます。

  京セラやKDDI(現在のau)の創始者である稲盛和夫氏は次のように言っています。

  人生を歩んでいく途上では、至る所で決断や判断を下さなくてはならない場面がでてきます。仕事や家庭、就職や結婚に至るあらゆる局面において私たちは絶えず、さまざまな選択や決断を強いられることになります。生きることは、そういった判断の集積であり、決断の連続であるといってもいい。すなわち、そのような判断を積み重ねた結果がいまの人生であり、これからどのような判断をして行くかが今後の人生を決めていくのです。したがって、その判断や選択の基準となる原理原則を持っているかどうか。それが私たちの人生の様相をまったく異なったものにしてしまうのです。

  また、稲森氏は「人生の方程式」というものを示しています。「人生・仕事の結果=考え方✕熱意✕能力」という方程式で表せる法則です。つまり、人生や仕事の成果は、これら3つの要素の”掛け算“によって得られるものであり、けっして”足し算“ではないのです。

  まず、「能力」とは才能や知能といいかえてもいいのですが、多分に先天的な資質を意味します。また、「熱意」とは事を為そうとする情熱や努力する心のことで、これは自分の意思でコントロールできる後天的な要素で、どちらも0点から100点まで点数がつけられます。

  掛け算ですから、能力があっても熱意に乏しければいい結果は出ません。逆に能力がなくても、そのことを自覚して、人生や仕事に燃えるような情熱であたれば、先天的な能力に恵まれた人よりはるかにいい結果を得られます。

  そして、最初の「考え方」。3つの要素の中ではもっとも大事なものでこの考え方次第で人生は決まってしまうと言っても過言ではありません。この「考え方」が大事なのは、これにはマイナスポイントがあるからです。つまり、+100点から-100点までと点数の幅が広いのです。したがって、能力と熱意に恵まれながらも考え方の方向が間違っていると、それだけでネガティブな成果を招いてしまう。考え方がマイナスなら掛け算をすればマイナスにしかならないからです。

  「プラス方向」の考え方とは、常に前向きで建設的であること。感謝の気持ちを持ち、皆と一緒に歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことなどです。

  このように良い心がけを忘れず、もてる能力を発揮し、常に情熱を傾けていく。それが人生に大きな果実をもたらす秘訣であり、人生を成功に導く王道だというのです。

  こうした考え方を一つの「生き方」として、今後の皆さんの選択や決断の場面での参考にしてもらえたらと思います。 

 最後に生徒諸君にお願いがあります。川越南高校では1年間の電気代や水道代および冷暖房で使用しているガス代が約1900万円かかっています。生徒一人当たり1万8千円以上です。教室のエアコンや照明等は不在の時にはこまめに消すなど、ぜひ全員で省エネを心がけてください。君たちの省エネ努力で生まれたお金は、できる限りみなさんに還元したいと考えています。無尽蔵に電気や水道があるわけではないのです。一人ひとりが省エネ節約を心がけるようお願いします。

 7月25日には、3年ぶりに実施するオーストラリア交換ホームステイに22名の生徒が羽田空港から出発します。夏季進学補講もスタートします。各部活動でも合宿があります。「文武両道」勉強に部活動、学校行事に川南生全員が充実した夏休みをすごすよう期待していいます。それでは元気で8月24日に会いましょう。以上です

 

校長日誌 夏季休業まで2日となりました

7月20日(木)

 3学期制の多くの学校が終業式を行っていると思いますが、本校は2学期制であり、明日全校集会を行って7月22日(土)から夏季休業となります。また、8月24日(木)から授業等が始まりますので、生徒の皆さんは32日間の夏季休業を有効に活用できるようにしてください。

 本日は、学年ごとにLHRや進路LHR、学年集会などを行った後、全校で大掃除を行って放課になる予定です。また、3年生には成績表も配布されますので、内容に間違いがないかを確認してください。

校長日誌 2年生学年集会

7月19日(水)

 2年生が体育館で学年集会を実施しています。本校は7月22日(土)から夏季休業になるので、その前に各担当の先生から諸注意を行っています。また、夏季休業を有効に使って自らの進路関係の準備などもするようにしてほしいと思います。

 また、昨日までとは違って雲が多く、体育館でも学年集会が実施できるようになり、少しホッとしています。

 気象庁が出している天気図を見ると高気圧の間に低気圧が発生していて、梅雨前線を東西に伸ばして東北地方に接近しています。昨日までの暑さは、梅雨前線が北上し、日本上空に太平洋高気圧が入り、その上にチベット高気圧が重なるように入ってきたため、熱い空気が長く日本列島を覆っていたためと思われます。