校長日誌

2023年8月の記事一覧

校長日誌 シェイクアウト訓練を行いました

8月30日(水)

 本日朝のSHR時に「シェイクアウト訓練」を実施しました。

 シェイクアウトとは、地震の際の安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を身につけるための地震防災訓練のことを言います。

 本日は放送を使い、専用の音源を流して、約1分間生徒たちは机の下に入って、頭を守るための訓練を行いました。

 自分の身を守る「安全確保行動1-2-3」は以下のとおりです。

 安全行動1 姿勢を低くする 姿勢を低くする (DROP)
 ・地震の揺れに伴う転倒を防止し、その場から動かされないようにするため、姿勢を低くする。
 安全行動2 体や頭を守る (COVER)
 ・頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難する。
 ・机など隠れる場所がない場合は、手や腕、カバンや本など、身近なもので頭を守る。
 安全行動3  揺れが収まるまで動かない 揺れが収まるまで動かない (HOLD ON) 
 ・揺れている間に動くのは危険なので、揺れが収まるまで、1 分くらいその場に留まり、動かないようにする。


校長日誌 「藤華祭」4日前になりました

8月29日(火)

 第47回「藤華祭」も4日後となりました。本日から3日間は午前4時間授業を行い、午後文化祭準備となっています。複数の台風の接近等もあり、「藤華祭」当日はたいへんな暑さが予想されます。4年ぶりのお客様をお迎えする準備を皆で協力していきましょう。

校長日誌 「藤華祭」に向けて

8月28日(月)

 9月2日(土)及び3日(日)で開催する「第47回 藤華祭」に向けて、15時50分から会議室を使って、文化祭実行委員の装飾班と宣伝広報班の生徒が集まり、当日の受付の分担を決めていました。

 4年ぶりの「藤華祭」で、在校生は誰も経験したことがない、一般来場者向けの受付を如何にスムーズに行うことができるか腕の見せ所です。合わせて、新型コロナウイス巣感染症への備えも必要になると思いますので、十分な準備をしていきましょう。

校長日誌 トリプル台風の影響

8月28日(月)

 本日、マリアナ諸島で台風11号(HAIKUI(ハイクイ))が発生し、発達しながら西よりに進み、9月1日(金)には暴風域をともなって沖縄の南に達する見込みということです。

 また、非常に強い台風9号(SAOLA(サオラー))は、フィリピンの東にあって、時速10kmで北東へ進んでいます。この台風は今後も北よりのち西よりに進み、8月30日(水)には沖縄の南を通って台湾付近を中国方面へに向かう見込みということです。

 さらに、台風10号(DAMREY(ダムレイ))は、宮古市の東約230kmにあって、時速30kmで北北東へ進んでいて、今後、日本の東を東よりに進み日本列島から離れていく見込みということです。

 これら3つの台風が日本列島付近にある関係で、暑い湿った空気が流れ込むことで、熱中症が危ぶまれるような高温になり、さらに、急な雨などを伴う不安定な天気が予想されています。

 今日は、平常授業で明日から、文化祭3日間午前4時間時間後、文化祭準備を行い、9月1日(金)は終日準備を行い、皆さんを向かい入れる準備をする予定です。是非、多くの方にお越しいただければと思います。

 

校長日誌 「藤華祭」ガイダンス

8月25日(金)

 15時50分から視聴覚室で、9月2日(土)及び3日(日)で開催する「藤華祭」に向けて、事前諸注意を行いました。文化祭クラス企画委員2名、有志及び文化部代表が集まって、文化祭準備から当日、片付けまでの全日程での諸注意を行いました。4年ぶりの一般公開になりますので、いろいろな点に注意しながら、皆で準備を進めています。是非、多くの方に来場していただき、川越南高校の雰囲気を味わって欲しいと思います。

校長日誌 本日より平常日課

8月25日(金)

 夏季休業も終わり、初日の昨日は半日日課でしたが、今日から6時間の平常日課になりました。

 1・2年生は、ベネッセコーポレーションのスタディサポートを行っています。3年生は、月曜日の時間割で6時間授業を行っています。

校長日誌 8月の全校集会

8月24日(木)

 2学期制である本校は今日から授業が始まりました。

 初めに全校集会をリモートで行い、その後、1・2年生は課題テストを行い、3年生は英語テストを行った後、2時間授業を行います。

 全校集会はリモートで行い、校長講話の後に、生徒指導部講話、進路指導部講話を行いました。生徒指導部講話では、生徒指導主任の上田先生から、自転車の安全運転についてと藤華祭に向けての生活態度等について話してもらいました。進路指導部講話では、進路指導主事の越後先生から、主に7月の模擬試験の分析とこれからどのようなことに気を付けて勉強すべきかを話してもらいました。

 校長講話の概要は以下のとおりです。 

 おはようございます。校長の石川です。昨日で夏季休業が終わりました。32日間の夏季休業を有効に活用できましたか。 

 夏季休業の前日の全校集会で、部活動や夏季進学補習などに積極的に参加して、規則正しい生活を心がけてください。いつも通りの時間に起床して、規則正しく食事をとり、やるべきことをやって、規則正しい時間に就寝してください。と言いましたがそうすることができましたか。

 また、9月2日・3日は、いよいよ「藤華祭」です。夏季休業に入る前にも言いましたが、6月に文化祭を実施した県立高校2校が文化祭後に学校閉鎖という措置をとることになりました。これは、不特定多数の来校者に対して、無防備な接触を繰り返したために、誰かが新型コロナウイルスに感染し、更に、次々と感染者を増やしていったためではないでしょうか。本校として、これらの学校と同じ轍を踏まないように、皆で知恵を出し合って、思い出に残るような「藤華祭」を作り上げていきましょう。

 そして、もう一つお話をしておきます。

 今アメリカ大リーグで、「二刀流」というベーブルース以来の記録を塗り替え、大活躍をしている大谷翔平選手についてです。

 大谷選手は、今年も甲子園に出場していた岩手県にある私立の花巻東高校の出身です。大谷選手は、現在、メジャーリーグのブルージェイズで活躍する菊池雄星投手にあこがれて進学したそうです。

 大谷選手は高校時代にプロでも珍しい球速160キロを投げ、ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。プロ6年目の2018年からはメジャーリーグに挑戦し、投手として9勝、打者としてメジャー4年目で46本塁打の活躍でMVPを受賞しました。さらに今年のシーズン終了後には、FAの資格を得て5億ドル(700億円)以上の契約になるとも言われています。

 ここで、皆さんに見てもらいたいものがあります。それは、大谷選手が高校1年生の時に書いた「目標達成シート」です。大谷選手は、このシートを高校3年間で16枚も書いたそうです。

 目標達成シートは9×9のマスで構成されており、「これは叶えたい!」という強い目標を中央に書き、周囲のマスに細分化した目標を書いています。

 当時、大谷選手が中央に書いたのは「8球団からのドラフト1位指名」でした。

 目標達成シートは「マンダラチャート」とも呼ばれており、アイデアを整理したりイメージを膨らませたり、思考を深めたり、さまざまな場面や用途に活用できます。 

 では、実際に高校1年の大谷選手はどのように作ったのかを見ると「8球団からのドラフト1位指名」を達成するために必要な要素を8つ書き出しました。

 それが、「体づくり」「人間性」「メンタル」「コントロール」「キレ」「スピード160キロ」「変化球」「運」の8つです。

 そこから、この8つの項目を満たすために必要な要素をさらに8つずつ記入しました。 

 たとえば、「運」を満たすためには何をすればいいか。当時の大谷選手は、「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「道具を大切に使う」「審判さんへの態度」「プラス思考」「応援される人間になる」「本を読む」の8つをあげています。高校1年生で、肉体的そして精神的な成長以外にも「運」の大切さまであげています。

 「ゴミ拾い」というのは、テレビ中継でグラウンドに落ちている小さなごみをさっと拾って、ポケットに入れる様子が時々映し出されていました。こうしたことを、今も実践しているということです。

 大谷選手が語っていたのが、目標達成シートはなるべく具体的に、少し高い目標を記入しているそうです。中央に書いた「8球団からのドラフト1位指名」という目標は、一見すると現実離れした目標とも捉えられますが、その目標を達成するために必要な要素を分解して、現実的な道のりを作っています。もちろん、一気にこれらを達成するのは厳しいですが、より具体的にして現実的な手段に落とし込むことで目標を見失わず目標に近づくことができるのです。

 今回「目標達成シート」を紹介したのは、皆さんがこの川越南高校へ入学して、それぞれが3年間の高校生活を始めました。この3年間の先に持っている「目標」「目的」を明確にして、その実現に向けて、自分自身は何をするのかを考えて欲しいのです

 3年生は、多くの生徒が目指す大学入試が目の前に迫っています。残りの時間をどう活用するかでもいいです。あるいは、進学後の新生活でもいいのです。一人ひとりが自分の将来を改めて考えて欲しいと思っています。

 1・2年生は、残りの高校生活をどのように活用するかを是非考える一つのきっかけにしてもらえたらなと思っています。

 私からは以上です。

 

校長日誌 本日は二十四節気の「処暑」です

8月23日(水)

 本日は二十四節気の「処暑(しょしょ)」です。期間でいうと今年は8月23日(水)から9月7日(木)までとなります。

 「処暑」の「」という文字には「とめる」「とまる」などといった意味があり、この時期から次第に暑さが収まってくるとされています。そこで、「処暑」は、厳しい暑さの峠を越した頃という意味があるのです。朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。暑さが和らぎ、穀物が実り始めますが、同時に台風の季節の到来でもあります。

 また、二十四節気は1年を24に分けていますから、秋の区分は6つになります。その6つが以下のものです。

 立秋( 8月 8日ころ)…暦の上ではこの日から秋で、これ以降は、残暑といわれる
 処暑( 8月23日ころ)…暑さが止む、おさまるという意味
 白露( 9月 8日ころ)…朝晩の寒暖差が大きくなり、野の草花に朝露が宿るころ
 秋分( 9月23日ころ)…春分とおなじく、昼と夜の長さがほぼ同じになる日
 寒露(10月 9日ころ)…秋がだんだんと深まり、野の草花に冷たい露がつくという意味
 霜降(10月24日ころ)…秋がぐっと深まり、霜が降りはじめるという意味

 本校は明日から授業が始まります。2学期制をとっていますので、始業式ではなく全校集会を行う予定です。

校長日誌 夏季休業 残り3日となりました

8月21日(月)

 残暑(?)が収まりません。台風7号が関西方面を通過して、降雨等により大きな被害を受けました。関東地方は、台風がそれたため、大きな被害は受けませんでしたが、その分、まとまった雨が降りませんでした。東京・埼玉をはじめとする関東地方の水源である利根川水系の八木沢ダムでは、貯水率36%となっていて、利根川水系の9ダム全体でも66%となっています。天気予報でも、しばらくの間はまとまった雨の予報は出ていません。

 埼玉県も昨日に続いて猛暑日の予報が出ていますので、熱中症には十分に注意していきましょう。また、本日も夏季進学補習では6講座が実施されています。文武両道の実現を目指すため、一人ひとりが時間を有効に使って頑張りましょう。

校長日誌 夏季進学補習も残り少しです

8月18日(金)

 夏季進学補習もサマーリフレッシュウイークを終えた昨日から再開され、今日も3年生向け3講座と2年生向け2講座が実施されています。

 先ほど3年生対象の数学「データの分析」をのぞいてみると、確率統計の分野について、生徒が問題に取り組んでいて、これから担当の先生からの解説が始まるところでした。