2024年7月の記事一覧
校長日誌 夏季進学補習
7月30日(火)
連日、猛暑が続く中ですが、明日から出張も続くので、校舎内を巡回して夏季進学補習の様子を見てきました。
どの講座も参加している生徒たちは、真剣に先生の説明を聞き、問題に取り組むなどしていました。
私の高校時代は、学校で夏休みの補習があった記憶があまりありません。3年生になると都内の有名予備校の夏期講習に参加する者が多くいて、私もそのうちの一人でした。当時は現役の高校生向けに総合型といって文系向けには英国社がパックになっているコースがあり、理系向けには英数理がパックになっているコースがありました。私は、当時友達がS予備校の夏期講習を申し込みに行くと聞いたので、申し込みを依頼したところ「物理」ではなく「化学」で申し込んできてくれて、変更を依頼しても対応してもらえず、2週間「化学」の講義を聞くことになってしまいました。しかし、それが自分自身のターニングポイントになったようで、今まで何となくわからないところがあったので好きになれなかった教科だったのですが、目から鱗ではないですが、急にわかるようになってきて、受験科目を物理メインから化学メインに変更することになってしまいました。また、予備校の夏期講習には、高卒生も参加するような専科の講習もあり、専任の有名講師が担当し、教材も内容も素晴らしいものもあったのですが、当時は知る由もありませんでした。
予備校の夏期講習と学校の夏季講習とではどちらが良いかと聞かれると、本人にとってどちらを望むかではないかと思います。私も進学校で進学補習を担当していた時は、6月くらいに旺文社から発売される全国大学入試問題正解が発売されると個人的に購入して、全ての問題に目を通して、良問と思われるものをピックアップして、テキストを作って補習を行っていました。学校の補習の良さは、通い慣れている場所であり、講習は無料であり、質問があれば職員室や準備室に行って気軽に質問できる点ではないでしょうか。
学校の進学補習で頑張ると決めたなら、それを信じて頑張ればよいだけです。何より迷っていろいろなものに手を出しすぎるのが一番よくないと思います。終業式の校長講話でも言いましたが、3年生にとっては勝負の夏です。限られた時間をどのように使うかです。そして、これまで取り組んできた学習内容を長期記憶化して、確実に定着させることです。
校長日誌 最高気温40℃超え
7月30日(火)
パリオリンピックが始まり、連日、日本人のメダルラッシュが報じられ、日本中が沸き立っている様子が伝えられています。日本とパリとでは時差が7時間ありますから、オリンピック競技をリアルタイムで視聴すると睡眠不足が否めなくなります。生徒の皆さんは、体調管理も考えて工夫をしてください。寝不足のまま、部活動に参加してもよいパフォーマンスは得られないです。何より熱中症などで体調を崩す心配がありますので注意をしてください。
そうした中でも、男子体操団体での2年ぶりの金メダルや、スケートボードでの堀米さんの連覇など、皆を明るくさせてくれる話題が連日報じられることはとても良いことです。皆で応援しましょう。
今日も暑さが止まりません。昨日、栃木県佐野市で最高気温41.0℃を記録し、埼玉県内では熊谷市で40.0℃を記録しています。この暑さの原因は、本州付近への太平洋高気圧の張り出しが強まり、同時にチベット高気圧が日本付近まで張り出したため、日本列島上空で二つの高気圧が重なり合った「ダブル高気圧」となり、二つの高気圧が非常に背の高い一つの高気圧のようになって厳しい暑さをもたらしているようです。
太平洋高気圧とチベット高気圧は広がる高度が違うため、太平洋高気圧が張り出している日本列島の上空に、チベット高気圧が張り出した場合に、「ダブル高気圧」となり、35℃以上の「猛暑日」が続いたり、海風の入りにくい内陸部などでは40℃前後の酷暑になったりすることがありということです。
校長日誌 今年一番の暑さへ
7月29日(月)
パリオリンピックも始まり、連日、日本人のメダル獲得の報道が続き、日本中が沸き立っています。しかし、勝者の陰に敗者ありで、今朝も、阿部兄弟のオリンピック連覇かと思っていたところ、妹の詩選手が世界ランク一位の選手にまさかの一本負けでした。そうした中、兄の一二三選手は圧倒的な強さで連覇です。すごいですね。
こうした雰囲気の中、日本中は連日の猛暑日の連続で、本日の予報ではさいたま市が最高気温40℃、熊谷市が41℃となっています。本日も本校は夏季講習に部活動にと生徒の皆さんは頑張っていますが、熱中症だけには注意するように先生方も気を付けています。のどが渇く前に水分補給をして、体調の変化には十分注意するようにしています。来週末くらいから、少しだけ暑さも落ち着くようですが、気を付けていくように注意をしているところです。
校長日誌 管理棟3階のエアコンが回復しました
7月26日(金)
本校の空調は川越市内では唯一防衛省の関係で防音校舎温除工事によって、冷暖房が完備されています。工事が行われたのが平成20年くらいからで、現在各教室に入っているエアコン自体は15,16年くらい前のものになるようです。そのため、冷媒にはフロンガスが使われています。私からも機器の更新についてお願いしているのですが、順番待ちをしているのが現状です。
そのような中で、管理棟3階の美術室や書道室のエアコンの調子が悪くなり、業者の方に調べていただいたところ、冷媒のフロンが抜けているのではないかということになり、過日、フロンガスを充填してもらいました。すると、見事に冷房効果が戻り、現在は美術部の生徒も書道部の生徒も快適な環境下で、作品制作に取り組むことができています。ただし、冷媒漏れの原因がわかっていないため、一時的なものであり、今後、涼しくなってから調査と修理が必要であるということがわかりました。また、普通教室でも調子が悪い箇所があるので、現在、修理を依頼していて、新学期までには何とかなる予定です。
校長日誌 「川越市高等学校を知る会」に参加してきました
7月25日(木)
本日、やまぶき会館で開催された「川越市高等学校を知る会」に参加してきました。これは、川越市教育委員会と川越市PTA連合会が主催しているもので、川越市内の高等学校や近隣の高等学校が集まって、中学生とその保護者の方を対象に学校説明をする会です。
10時ぐらいから始まり、市立川越高校、県立川越高校、川越女子高校、そして、本校の順で20分間ずつ学校説明を行いました。本校で用意した150部の学校案内も全てなくなり、多くの皆様に説明を聞いていただき、ありがとうございました。
8月7日(水)にウエスタ川越で開催される西部地区県公立高校進学フェアでは、全400組の申し込みをされたうち、6割強の方々が本校の説明を希望していただいているようですので、多くの先生方を手配して、個別の説明時間を確保できるように工夫するよう準備をしていますので、気を付けてお越しください。私も当日は顔を出させていただきますが、午後から別の出張が都内であるため、お昼くらいには出させていただく予定です。
また、連日の猛暑と不安定な天気が続いています。昨日も昼頃から強風と横殴りの雨に見舞われましたし、今日も夕方から雨が降り始めてきました。私が帰宅する途中、信号待ちをしていて横を見ると虹が見えました。ホッとする光景です。
校長日誌 第70回関東地区高等学校PTA連合会大会千葉大会2日目
7月24日(水)
本日は、第70回関東地区高等学校PTA連合会大会千葉大会の2日目として、PTAの役員4名と参加しました。
本日は分科会形式になっていて、私たちは事前に申し込んであった「第4分科会(家庭教育とPTA)」の会場へ行き、提案発表1の埼玉県立秩父高等学校による「秩父高校の家庭教育とPTA」と提案発表2の群馬県立前橋東高等学校による「コミュニケーションを図るために」を聞きました。
秩父高校発表の中では、秩父高校の卒業生で「旅立ちの日に」の作曲者である高橋浩美先生の紹介があった際、発表者のPTA会長と来場していた秩父高校PTAの方たちでの歌の披露もありました。
助言者の千葉県立京葉工業高等学校長の大岡正和氏からは、両校の発表に対する指導助言の後、千葉県CS(コミュニティースクール)アドバイザーとしての立場から、これまで経験してきた九十九里高校での取り組みや現任校での取り組みなどの紹介もありました。
校長日誌 第70回関東地区高等学校PTA連合会大会千葉大会1日目
7月23日(水)
本日は千葉県の幕張メッセを会場に「第70回関東地区高等学校PTA連合会大会千葉大会」に本校PTA役員の方々4名と参加してきました。
全体会の開会前にはアトラクションとして、千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部の演奏とNPO法人柏おやじダンサーズのパフォーマンスがありました。
開会後は主催者挨拶や来賓祝辞がありました。
全体会の最後に来年度開催県になる埼玉県の挨拶では沼澤会長が飛んで埼玉のイメージに扮しての挨拶がありました。
基調講演では「高校生の問題行動」と題して、一般社団法人スクールポリス理事の佐々木成三氏の講演がありました。
講演の中で「情報モラル教育は必須 ~早い段階からの教育が必要~」として、デジタルネイティブ世代(スマホ世代)はスマホに答えを求めることが多く、自ら問題を解決する経験が少なく、真実を見抜く力が欠けている。これは、思考力0で答えを見つけられる時代ともいえるということでした。
また、SNSで日常的に起こるものとして「ミスコミュニケーション ~メッセージのすれ違い~」が日常的にあり、ミスコミュニケーションに気づいて、それを受け入れ、また、修正する経験を積むことが大切だということも強調されていました。
他にも、SNSが絡む犯罪のことなどについても、わかりやすい事例を挙げながら説明してもらいました。たいへんわかりやすく、テンポもよく、是非本校でも講演をお願いしたいと思いました。
校長日誌 救命救急講習会を行いました
7月22日(月)
9時30分から、川越地区消防局救急課から講師として栗原様(本校の卒業生でした)に来ていただき、救命救急講習を実施しました。今年度は、初めに講義内容を多くしてもらい、川越地区の救急の概要や高等学校での救急要請の現状などを説明していただきました。
また、事故が発生した時の対処法や救急車を依頼した時に、どのような情報を整理しておく必要があるかなどをわかりやすく説明していただきました。さらに、119番通報をした際に、学校名だけではなく住所も聞かれることや、救急車の進入経路や救急車への誘導など、私たち管理職にとっては当然のことであったとしても、先生方に再確認してもらうとてもいい機会になりました。
最後に心肺蘇生法とAEDの使用について、トレーナーキットを使って、実際に胸骨圧迫とAEDの使用について行いました。
校長日誌 ホームステイの終了
7月22日(月)
7月16日(火)から本校生徒宅でホームステイをしていた姉妹校のキャブラ・ドミニカン・カレッジの生徒たちは、本日、川越駅でバディの生徒及び家族と別れて、関西方面へ移動するために東京駅へ向かいました。
しかし、本日未明に、東海道新幹線の保守用の車両同士が衝突して脱線してしまい、浜松駅と名古屋駅の間で運転取りやめになっているため、東京駅で様子を見ることになりました。
キャブラの先生方から記念品をいただきましたので、大切に保管したいと思います。
【追記】
脱線した車両を運び出す作業が22日の午後10時ごろまでかかり、終日東海道新幹線が運休になってしまったため、東京駅周辺で宿をとって、翌日、改めて関西方面へ移動しました。
校長日誌 西部地区県公立高校進学フェアについて
7月22日(月)
お問い合わせの多かった「西部地区県公立高校進学フェア」の申し込みが、本日の9時から始まります。
「西部地区県公立高校進学フェア」で検索してもらえれば「2024西部地区進学フェア - 埼玉県立川越高等学校」と表示されますので、そこから入ってください。
-申込HPの記載から―
※ 5年ぶりかつ1会場での開催であることから、参加される方々の安全を第一に考え、人数を大きく制限した中での開催とします。
会場となるウェスタ川越多目的ホールは、机・椅子を設置した場合の定員が300名となっております。各高校側のスタッフが合計約100名となっておりますので、ご来場いただく中学生・保護者の皆様の入場の上限を200名とさせていただきました。ご了承ください。
※ 参加は中学3年生の生徒1名に対して、保護者1名までとさせていただきます。
※ 中学生のみで参加する場合は、交通安全に十分注意してください。
参加申し込みはこちらから、一つ選んでお申し込みください。
申込開始は、7月22日(月)9時~です。
1部10:00~11:20 100組200名様
2部11:30~12:50 100組200名様
3部13:00~14:20 100組200名様
4部14:30~15:50 100組200名様
となっていますので、速やかに申し込んでください。
なお、お問い合わせは西部地区県公立高校進学フェア実行委員会が県立川越高校になりますので、よろしくお願いします。
【追記】
※お電話で中学生の保護者の方々から、西部地区県公立高校進学フェアの知らせが来なかったという連絡がありましたので、事務局に確認したところ、今年から、チラシとポスターを電子データのみで送付としたため、それを中学校では印刷していないのではないかということになりました。これは、中学校に確認していませんので、私たちの推測の域を出ませんのでご理解ください。