2025年10月の記事一覧
校長日誌 進路講演会
10月30日(木)
本日6限のLHRの時間を活用して体育館で進路講演会を実施しました。
講師には、本校卒業生でリオデジャネイロオリンピックと東京オリンピックに陸上の近代五種競技で出場されたオリンピアンの高宮なつ美(旧姓 朝長なつ美)さんをお迎えして、自らの進路決定やオリンピックに出場されたときのことなどを交えて講演をしていただきました。高宮さんは、現在、警視庁小平警察署の地域課地域総務係担当係長をされている警部補です。
ご自身の進路を決めたのは高校2年生の頃で、いろいろな条件を加味して警視庁を受験して合格されました。警視庁では高卒で採用されると、10ヶ月警察学校で学んだ後、現場に配属され、高宮さんは立川署に配属された後、再び、警察学校に入った際に、陸上の近代五種の選手を募集していて、陸上と水泳の経験がある人を募集していたので入部をしたそうです。さらに、競技に取り組むにあたって、目標を一つずつ書き出したり、毎日できる目標を上げて、取り組んだ利したそうです。また、うまくいかない時は、自分を高めるチャンスと考えて、故障の原因探ってみたり、動きの見直しをしたり、どこの筋力が落ちて怪我をしたかのかなどを理学療法士の協力を得ながら解決していったそうです。
うまくいかない時こそ、現状を書き出したり、課題も書き出した足りしたそうです。オリンピックの舞台は特別であり、その舞台に立つまでの日々の繰り返しこそが大切であったそうです。そして、人との繋がりの大切さも感じたそうです。人の話をよく聞き、全力で取り組んでいると、よく声をかけてもらえたそうです。
最後に、進路に正解はない、自分で選び、努力することこそが大切であるとも言っていただきました。様々な努力の結果、オリンピアンとなり、現在に至っている高宮さんの言葉が、川南生の胸に響かないはずはないと思っています。一人ひとりが、今をそして未来を考えて、自らの進路実現に向かっていって欲しいと思います。
次に、同行された警視庁採用センターのキャリア・アドバイザーの倉上健一さんに、警視庁の仕事や採用のことなどを説明していただきました。警視庁では、警察官が約43,500人いて、さらに事務方の約3,000人を合わせると総勢約46,500人の職員がいることにも驚かせられました。他にも、様々な仕事がることなども、詳しく説明していただきました。ありがとうございました。
進路講演会終了後は、弓道部女子の壮行会を行いました。
弓道部女子団体(2年生4名)が、11月22日(土)~23日(日)にALSOKぐんま武道館(群馬県前橋市)で開催される第2回関東高等学校弓道選抜大会と12月23日(火)~25日(木)に 静岡県武道館 大道場(静岡県藤枝市)で開催される第44回全国高等学校弓道選抜大会に出場します。是非、日頃の練習の成果を発揮してきてくれればと思います。
校長日誌 埼玉県科学教育振興展覧会等表彰式
10月29日(水)
本日は月曜授業+総合的な探究の時間の7時間授業になっています。多くの授業では、昨日終了した定期考査Ⅲの答案を返却しているのではないでしょうか。ずいぶん前になりますが、私も教員として授業を担当していた時は、期末考査のように答案返却の特別な時間割がない限りは、絶対に最初の授業で答案を返却すると自分の中で決めていたので、意地でも採点を終わらせて答案返却をしていました。そのような中でも、単位数が少ない2単位の授業を8クラス持っていた時、最終日に試験があったりするときつかった思いがあります。320枚の答案の採点はきつかったような気がします。それでも、一度でも間に合わなかったことはなかったです。
また、本日はさいたま市の桜区役所のところに隣接しているプラザウエストという建物で、第76回埼玉県科学教育振興展覧会中央展並びに第69回日本学生科学賞埼玉地区展覧会の表彰式に埼玉県高等学校理化研究会の会長として出席をして高校生の優秀賞を受賞した生徒への表彰を行ってきました。
ここでは、小学生の部、中学生の部、高校生の部のそれぞれの受賞者に対して、上位から「県知事賞」、「県議会議長賞」、「県教育庁賞」の表彰がありました。中学生の部と高校生の部については、この上位3賞に加えて、優勝賞3作品が日本学生科学賞の全国展(中央展)に出品されることになります。
埼玉県では、私が県南の女子高でSSH事業に取り組んでいたころから、その後、県教育局の高校教育指導課で指導主事をやっていた約20年くらい前から10年間くらいは、日本学生科学賞の上位に入賞して、その後、アメリカで開催されるIntel Isefの交際大会に出場して上位の賞を受賞していました。帰国後、県教育長の表敬訪問などを実施していましたので、今後、同じような結果が出せるように、ぜひ頑張って欲しいと思っています。
今月は日本人が医学・生理学賞と化学賞でノーベル賞を受賞するという素晴らしい結果が出ました。ただ、そのような結果が出た背景には、長い間の苦労などが多くあり、決してあきらめないで研究を継続して、素晴らしい成果を出すことができ、世界で認められたということがあります。資源の乏しい我が国を豊かにするためには、科学技術の向上は欠かせないものです。一人でも多くの若者がこうした世界で活躍できることを期待したいと思います。
校長日誌 定期考査Ⅲ 最終日
10月28日(火)
本日は定期考査Ⅲ(2学期中間考査)最終日となりました。
1年生は、数学A・地理総合、2年生は、論理表現Ⅱ・論理国語、3年生文系は、英コミⅢ・日本史発展/世界史発展、3年生理系は、英コ三Ⅲ・化学の2時間で終了して、3限は保健講演会を実施しました。
保健講演会は、西部教育事務所スクールカウンセラーである臼井美和氏を講師に迎えて、「Love yourself ~ありのままの自分を肯定するということ」と題して講演を行っていただきました。化学講義室を会場にして、3年生の保健委員男女1名ずつが参席して、各教室へはリモート配信を行いました。自分自身の行動について、自己肯定感をもって行動するために、様々なことに配慮しながら、どのようにふるまって行けばいいかなど、詳細な説明をしていただきました。ありがとうございました。
保健講演会終了後は、生徒指導部主催での交通安全指導を行いました。以前、学校代表として参加した交通安全講習会にの内容について、参加した生徒が講師役を務めて、説明を行いました。現在、自転車に関する交通ルールが厳格化させる中で、特に自転車に乗車する一人ひとりが、自覚と責任をもって運転する必要があります。自分自身の安全を確保するのと同時に、相手への配慮も必要になりますので、責任ある行動をお願いします。
校長日誌 定期考査Ⅲ 3日目
10月27日(月)
本日は定期考査Ⅲ(2学期中間考査)3日目です。週末は計画的に過ごせたでしょうか。
1年生は、現代の国語・英語コミⅠ、2年生は、数学Ⅱ・化学基礎・物理基礎、3年生文系は、論理国語・数学理解、3年生理系は、論理国語・物理/生物・数学Cとなっています。前半に比べて科目数も少なくなりましたので、これまでの学習の成果を十分に発揮してくれることを祈ります。また、明日は考査終了後、保健講演会を予定していますので、全学年2科目の考査となります。
また、午後からは県庁の隣にある県民健康センターで実施した「埼玉県高等学校長協会・進路指導部会・進学指導班研究協議会」に参加してきました。とはいっても、今年度は進学指導班の主査を受け賜わっているため、主催側となり、調査研究発表をしました。
この研究協議会では、始めに先進校視察の報告として10月3日(金)に訪問した武蔵高等学校中学校の様子や取り組みの紹介が庄和高校の渡辺校長からありました。武蔵高等学校中学校の校長は、元県立浦和高校の校長であった杉山剛士校長で、武蔵学園 REDプログラム推進センターのセンター長は前和光国際高校の校長であった鈴木校長が勤めていて、詳しく説明していただき、授業見学後は、杉山校長自らの中学生に向けての社会の授業を見学させていただきました。杉山校長は、武蔵高校のOBですが、これまで外部から校長を迎え入れたことはなく初めての試みであり、7年目を迎えています。説明の中では、武蔵高校の建学の精神から説明があり、現在は1学年4クラスの男子校で、生徒募集は中学校のみとなっています。そのため、6年間を見据えたグランドデザインや、様々な取組についての説明があり、いろいろな課題が徐々に解消さえ、少しずつ成果を上げてきていることがわかりました。また、OBからの寄付や協力も多く、様々なことに活用しながら、学校全体の教育力をあげて行こうとしていることが伝わってきました。
次に、私から「高大接続改革におけるこれからの大学入試の在り方~学習指導要領改訂後の大学入試の変化を踏まえて~」として、全国高等学校長協会で、作成してアンケート集計をしたものと、同じアンケートを使って県内98校の高校に協力したもらった結果を比較しながら、分析と言ってはおこがましいのですが、傾向などの違いを発表させてもらいました。始めに「大学入学共通テスト」は昨年度で5回目の実施になり、昨年度から新学習指導要領の内容に入り、新たに教科「情報」も加わり、国公立大学では6教科8科目が主流となりました。そうした中での出題される問題の傾向などについてや学校での指導の仕方など、回答校をAグループ(およそ3/4 以上の生徒が四年制大学に進学する高校)、Bグループ(大学以外に専門学校等への進学や就職など、進路が多様な生徒が在籍する高校)、Cグループ(専門高校や総合学科高校など)と3つに分けてそれぞれのグループごとの傾向の違いなども埼玉県と全国での違いをグラフの比較もしながら説明させてもらいました。
そうした中で、昨年度、関東地区で東洋大学などが学校推薦型入試で基礎学力を問うとして、2教科の学力検査を課す入試を実施したことについて、いろいろな議論を呼んだことにも触れました。全学部で500人程度の募集人員に対して2万人以上の応募があり、4000人程度の合格者が出たことや、推薦といいながら推薦書には、受験生の名前と校長の名前に職印だけであったり、他校との併願も可であったりなど、いろいろなことで物議を醸しだしました。最終的には、この入試で10億円以上の収益があったことなども一部で報道されたようです。ただし、特に私立大学では年内入試と称して、多くの受験生を集めて、学校運営に必要な収益を集めることと、早く集めた人材が大学入学後に授業などについていける学力を有していることを確認したいということもわかってきました。ただ、関西地区の特に近畿圏を中心して以前から年内入試において一部の学力検査を実施していたこともわかり、文部科学省から指導があった今年度も総合選抜型に変えて220点満点(基礎学力検査100点✕2+小論文10点+内申点10点)で行うことがわかり、さらに物議をかもしていること等も説明させていただきました。
最後に、今年は東進ハイスクール本部の副本部長教務担当 八木 友裕 様を講師に招いて、「令和8年度入試を踏まえた今後の入試の展望」と題して、現在と今後の入試に関する展望などを説明していただきました。さらに、東進ハイスクールが取り組んでいる生徒のモチベーションを向上させる取り組みなどが紹介され、予備校でも様々な方法で生徒のモチベーションを高めるための工夫をしていることを知り、驚かされました。
校長日誌 定期考査Ⅲ 2日目
10月24日(金)
定期考査Ⅲ(2学期中間考査)2日目です。
1年生は、「歴史総合・論理表現Ⅰ・言語文化」、2年生は「公共・数学B・生物基礎」、3年生文系は「文学国語・総合英語Ⅱ・倫理/政経」、3年生理系は「数学Ⅲ/数学理解・総合英語Ⅱ・政治経済」になります。
週末をはさんで残り2日になります。今日の午後をどのように活用するのかが、鍵です。残り2日間の科目の中で、不安なものがあればこの時間がチャンスです。少しだけ時間をかけて、確認できるチャンスがあります。そんな科目はないという人は、最終日の科目の確認を先に済ませておき、土日で月曜日の科目の内容確認をすれば、十分な対策ができると思います。しっかり頑張って取り組みましょう。
余談になりますが、大学等へ進学した人が、入学時に奨学金の申請や授業料の減免申請に使う一つの資料が高校卒業時の評定平均値です。5.0~4.3が「A」、4.2~3.5以上が「B」、3.4~2.7が「C」、2.6~1.9が「D」となります。3年生も気を抜かずに頑張りましょう。
校長日誌 二十四節気の「霜降」です
10月23日(木)
本日は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。期間でいうと今年は10月23日(木)から11月6日(木)までです。
「霜降」とは文字どおり「霜が降り始めるころ」の意味で、朝晩の冷え込みが一段と深まる時季です。富士山では昨日初冠雪が記録されたと報じられています。「霜降」の次の二十四節気は「立冬」(今年は11月7日)で、暦の上ではいよいよ冬に入ります。今まさに、冬を間近に控えた霜降のころといった風情です。
天気予報によると、本日は本州付近は大陸から張り出す高気圧に覆われる見込みで、九州~東北地方は天気が回復して、秋晴れとなる所が多いということです。各地とも湿度が低く、カラッとした空気に包まれるため、絶好の洗濯日和となりそうだとも報じています。
昨日まで4日連続で日照時間が5時間未満となるなど、ここ数日はぐずついた天気が続いていましたが、久しぶりの晴天となりそうです。
川南生は、本日が定期考査Ⅲ(2学期中間考査)の初日です。日頃の学習成果を発揮するよう頑張りましょう。
校長日誌 明日から定期考査Ⅲが始まります
10月22日(水)
本日は朝方少量の雨が降りましたが、その後は曇り空で最高気温14℃台で12月の気候といわれていました。
明日から考査Ⅲ(2学期中間考査)が始まります。
1年生は、「化学基礎・数学Ⅰ・家庭基礎」、2年生は「英コミⅡ・日本史探究/世界史探究・古典探究」、3年生文系は「論理表現Ⅲ・地学基礎・総合古典/理科総合」、3年生理系は「論理表現Ⅲ・地学基礎・総合古典」になります。週末をはさんで2日ずつに分かれていますので、しっかり頑張って取り組みましょう。
試験の直前にやることではないですが、自分が勉強した内容を本当に理解しているかを確認する簡単な方法があります。例えば、数学などの証明問題や計算問題が理解できているかを確認するには、白い紙にその問題の回答を再現してみることです。最初から最後まで、すらすらと書くことができれば完璧に理解している言えるでしょう。しかし、どこかで回答が止まってしまったのなら、そこまでの理解なのでしょう。私も昔、予備校の有名な先生の講義を聞いて、わかった気になっていたことがありました。その時、本当に理解できているのかなと思い、白紙に回答を再現してみると、やはり途中で手が止まってしまった経験がありました。それ以降は、講義を聞き流すのではなく、ポイント・ポイントを押さえて、ノートの欄外にメモをするなどして工夫をしたことで、その後は、再現率も上がるようになったことを記憶しています。
私は専門が化学でしたので、計算問題などを説明するときには、板書が解答になるように意識をして書いていたものです。生徒が似たような問題を見たときに、解答がスムーズに書けるようになってほしいと思いながら、授業や補習をしていた記憶があります。
校長日誌 もうすぐ定期考査Ⅲです
10月21日(火)
明後日から定期考査Ⅲ(2学期中間考査)が始まります。今日は7限授業でしたので、SHRと清掃が終わった頃に校内を回ってみると、教室や自習室で勉強している生徒が残っているのと、大会の近い部活動がいくつか時間限定で身体を動かしているところでした。
今年も猛暑に次ぐ猛暑で、本当に暑い夏でした。更にこの残暑はいつまで続くのであろうかというくらい猛暑日が続いていました。現在は、秋雨前線が太平洋上まで南下している関係で、日本列島上空に寒気が入ってきているので、平年の季節に近い気候になってます。くれぐれも体調管理には気を付けてください。気温が下がり、空気が乾燥してくると季節性インフルエンザが猛威を振るってきます。新型コロナウイルスも決して消滅したわけではありません。人込みではマスクをつけて、ウイルスから身を守ってください。
私は普段は自動車での移動が多いのですが、電車に乗るときは必ずマスクをつけるようにしています。電車に乗っていて、大きなくしゃみや大きな咳をしている人に限ってマスクをしていません。マスクをしていれば、それほど大きな音は出ないからです。そうした人込みにいるときこそ、身を守るように注意をしてください。
校長日誌 スーパーサイエンスハイスクール
10月20日(月)
秋雨前線が太平洋上まで下がった関係で、日本列島上空に寒気が入り始めて、気温が下がっています。今日も朝から雨が降ったり止んだりしていますが、最高気温は20℃を下回ています。秋らしい気候になってきたようです。
今日は午前中、Taemsを使ってリモートで埼玉県立熊谷西高等学校のスーパーサイエンスハイスクールSSHの第2回運営指導委員会に参加しました。その会議では、今年度の熊谷西高校のSSH事業の進捗状況などの説明が担当者から説明があり、それについて、運営指導委員の先生方から質問や意見が出されて、学校側がそれらを参考にして、今後の取り組みにフィードバックしていくというものです。私は埼玉県高等学校理化研究会の会長として昨年度から熊谷西高校の運営指導委員に加わっています。
そもそも、スーパーサイエンスハイスクールSSHというのは何でしょう。今でこそ、いろいろな学校が文部科学省から指定を受けて取り組んでいる教育課程の開発研究です。この事業が始まったのは平成14年度からです。当時全国で26校の高校が指定を受けて取り組んでいました。文部科学省のHPを見ると「文部科学省では、将来の国際的な科学技術人材の育成を図るため、平成14年度より科学技術、理科・数学教育に関する研究開発等を行う高等学校等を「スーパーサイエンスハイスクール」に指定し、理科・数学等に重点を置いたカリキュラムの開発や大学等との連携による先進的な理数系教育を実施しています。」とあります。
現在、全国で200校以上の高校が指定を受けていて、年間予算23億円という事業です。文部科学省の開発研究事業というのは普通は5年間くらいで終わるものが多いのですが、このSSH事業は23年間も続いている旧科学技術庁関連の事業です。資源のない我が国にとって、科学技術の発展はなくてはならないものだからなのでしょうか。
平成14年度当時、私は南部にある女子校の進学校で化学を教えていました。その高校は今でこそ、理系希望が5割を超えているようですが、当時は4割5分くらいの生徒が理系を希望していました。21世紀のスクールビジョンを考える委員会というものを先生方で作り、様々な専門学科についても研究しましたが、実現に至らず、当時同じ化学の教員がこの「スーパーサイエンスハイスクールSSH事業」に申請するといい、2年間申請していましたが、残念ながら不採用でした。その翌年度、その先生が優秀な教員で表彰され、1年間大学へ研修に行くことが決まりました。すると、その当時の教頭先生が準備室に来て、話があると言われて話を聞くと「私とあなたが中心になって、来年度SSHに申請する。去年までの申請内容は訳が分からないので、教科で素案を検討して欲しい」と言われ、「サイエンスラボラトリー計画」なるものを皆で考えた記憶があります。そして、申請すると見事に埼玉県の県立高校で初のSSH指定校になり、全国では平成14年度からの指定から、計72校のSSH指定校の仲間になることができました。
当時はSSHの指定を受けましたが、いろいろな面で大変なことが山積されていました。何よりきつかったのは、この事業がどういうもので何をしたらいいのか、県立高校関係者では誰も知らないということでした。さらに、当時は3年指定で予算が1年目2,000万円、2・3年目1,500万円の計5,000万円という高額で、必要なものは何か、どこの大学や研究所と連携して具体的にどういうものをコーディネートする必要があるのかを決めなくてはなりませんでした。SSH指定校になったのが分かったのも、3月下旬でもうすぐ新年度というタイミングでしたので、新入生400名の生徒のどこまでを対象にするのかなど4月1日の準備出勤までに決めなくてはならず、よく間に合ったなと今更思い出しても冷や汗ものだったという記憶があります。
新年度が始まると最初は火の車でした。開発研究だから、いろいろな仮説を立てて取り組み、検証して、また、新たな仮説を立てるという繰り返しでした。教育課程の開発研究なので、授業の中に組み込む必要があり、確か金曜日の7限に特別な授業を1単位増設して、希望者62名が集まって、いろいろなことを行いました。実際に取り組んでみて、半年くらいたつとあることに気づきました。生徒と一緒に大学や研究所に行き、一緒に講義を受けて実験などをやらせてもらう機会に恵まれると、自分の中で止まっていた科学的な取組や知識が自然にアップデートされていきます。当然、見て聞いて体験していますから、自然にその内容などを普段の授業でも話すことができるようになりました。また、例えば「堀川の奇跡」でも有名になった京都市立堀川高校などの発表会などにも、全国から集まるSSH指定校の多くの先生たちと一緒に参加することができ、とても参考になった記憶があります。
この時の経験で、大変なことに直面した時、負の感情ばかりを前面に出して、逃れようをするのではなく、新たな経験が自分を成長させてくれるきっかけになるのだと考えて、ポジティブに進むことが自分にとっても周囲にとってもいいのだとうことに気づかせてもらいました。今だから、いえることなのかもしれませんが。
校長日誌 第76回埼玉県科学教育振興展覧会審査会
10月17日(金)
昨日まで最高気温20℃くらいの日が続いていましたが、今日は最高気温25℃の夏日となり日曜日くらいまで続き、月曜日からは最高気温19℃くらいになるようです。
本日は午後から県立浦和高校の麗和会館で、第76回埼玉県科学教育振興展覧会中央展の審査会を行いました。小学校部会、中学校部会、高等学校部会ごとに審査会を行い、県知事賞、県議会議長賞、県教育庁賞、優秀賞等を決定しました。
高等学校部会では、県知事賞、県議会議長賞、県教育庁賞と優秀賞3点の計6点を決定し、これらの作品は日本学生科学賞へ出品されることになりました。更に4点の優秀賞を決定しました。
これらの表彰式は11月29日(水)の午前中、さいたま市桜区にあるプラザウエストで開催されます。各賞の発表はこの表彰式を終えて、翌日の読売新聞紙上で行われる予定です。